1950-04-19 第7回国会 衆議院 労働委員会 第13号
あるいは滯納に対する延滯金の引下げということによつて、保險料の滯納整理を困難ならしめるということが考えられないわけでもありませんが、これについては、政府といたしましては別途の方法を講ぜられまして、保險経営に支障のないよう御注意を願いたいと思うのでございます。 以上の理由をもちまして、わが党はこの案に対しまして賛成いたす次第でございます。
あるいは滯納に対する延滯金の引下げということによつて、保險料の滯納整理を困難ならしめるということが考えられないわけでもありませんが、これについては、政府といたしましては別途の方法を講ぜられまして、保險経営に支障のないよう御注意を願いたいと思うのでございます。 以上の理由をもちまして、わが党はこの案に対しまして賛成いたす次第でございます。
目下各地におきまして市民大会が、数百名、数千名を動員いたしまして開かれ、デモ隊が税務署に押しかけて、課税が実情に即していない、更正決定を白紙に返せという運動、令書の一括返上、更に異議申立に対する調査が済むまでは、滯納整理、差押、公売反対等の運動が起きております。誠に遺憾ながら税金の負担故に自殺したとか一家心中したとかの数々の悲劇が起きておるのであります。
かような理由と、更に異議申立に対する調査が十二分になされていないのにも拘わらず、滯納整理をするとか、或いは差押公売をする、こういつたようなことは不当である。かような運動が起きておるわけであります。そこで大蔵大臣にお尋ねしたいことは、現在の税務署の態勢で以てどの程度の実額調査をなし得るか、つまり実額調査をなし得る能力をお伺いしたいのであります。
非常に税金に関心を持つておられるようでありますが、目下年度末を控えまして更正決定並びに徴收事務、更に滯納整理、差押等をめぐりまして非常に不安な情勢がすでに各地において発生しておるのであります。
貴金属特別会計ヘ繰入れに必要な経費二十四億八千四百二十二万六千円、一、大蔵省預金部特別会計へ繰入れに必要な経費三億二千三百二十六万七千円、一、郵政事業特別会計へ繰入れに必要な経費八億六千四百八十万二千円、一、当籤金付証票発売に必要な経費十六億六千四百四十一万八千円、一、納税思想の普及並びに納税運動に必要な経費一億円、一、徴税事務の刷新改善及び課税の充実に必要な経費七億三百七十三万三千円、一、租税の滯納整理
これが整理は非常に緊急の問題であると考えまして、その後関係筋からの注意の喚起もありましたので、七月から十月までを滯納整理期間といたしまして、全力をあげてこれが整理に努力をいたしました結果、十月末におけるところの滯納金額は四百五億円と相なつたのであります。しかもそのうち過年度分の滯納税額は百八十億円を残す程度になつたかと思うのであります。
最近ちよつと聞くところによると、最近の集計では、今年度に入つて現在までに集計されたところでは、滯納整理の中で大体七割ぐらいは、実際税金を取らずに整理しておる。実際税金を取つたのは二割五分ぐらいだつた。実はこれはもう決定が間違つておつたのだということになるわけであります。
又年度計画におきましてもいろいろ手を講じまして殆んど大部分入つておるわけでございますが、昨年におきましては金融の梗塞等によりまして、相当経済界が金詰りを來しておるということを感じましたので、從來のように年度末までに取ればいいということでは危ないということを感じまして、昨年の十二月におきまして滯納整理を今月一杯は全力を注ぐということにいたしまして、十二月全國を挙げて滯納整理に当つたのであります。
約一ケ月前に埼玉の浦和税務署は滯納整理簿等徴收関係書類五百冊余をその筋に押收され、取調の進むにつれて、二十二年度所得税納入済の者に対し更に督促状を発して二重徴收を行なつていたことが判明したようであります。
從いましてその際におきまして、結局方針としましては滯納整理に行く場合にはよく徴收簿を整理しまして、ほんとうに納まつておるかどうか、そういうような処理につきましては嚴重な引合せをして行くべきだということは、嚴重に申し渡しておるわけであります。
○田中(織)委員 主税局長がお見えになつているので、前々から一應伺いたいと思つていた問題がありますが、滯納整理に関する問題で最近和歌山縣に起りました事例について、主税局長の御方針を伺いたいのですが、一つは海南税務署で起つた問題でございます。
向うに行つて納めたという領收書を見て、初めてこれは十万円以上の滯納じやなかつたことに氣づくというようなことは、はたして滯納整理のために、特別班等を各税務署において編成してやつておる滯納整理と言えるかどうかということに、多大の疑問をもつのです。
それから滯納整理の問題につきまして御意がありましたが、これは先ほど河田委員から御指摘になりましたように、大口の滯納がありますことは事実であります。ただこれは相当片づけましてもまた毎月出て來る。ここにリストが出ておりますが、一年ぐらい前の計数と今日の計数とは大分違つておりまして、相当これも公賣等もいたしております。
その次の問題は、これは相当各委員から論議されたことと思うのでありますが、滯納整理の問題が小額の滯納者にきわめて苛酷である。子供のおもちやまで差押えたというようなことが新聞に報道されておる反面に、私は相当大口の滯納者がまだ未整理のまま残されておると思うのでありますが、これもきわめて重大な問題でありまして、ことに源泉所得税の滯納が行われておる。
所得が大幅に上つても、これは税率が上らなくて見込み額が上つている、こういうふうになつて來ると、現在私は滯納整理の方でいろいろ今まで心配しておつたのですが、從業員の話を聞いても、すでに地方自治体の國民の税負担はもう満度に達している。それが証拠には、相当困つていて——ずるくて納めない者もあるが、ずるくなくてほんとうに困つていて納めない者が相当ある。とりに行つても氣の毒でとれない。
、合國に保險料徴收強調の一月というものを設けまして、各地方廳の課長に督励を加えたのでありまするが、それでもまだ十分でありませんので、本年の一月、最も保險料の影響の大きな大府縣の課長だけを東京へ集めまして、やはり保險料の徴收の督励ということに今後三月間全力を注ぐべしということでいろいろ指令を出したのでありますが、尚それでも不十分でありますので、私並びに関係の課長が各地方手分けいたしまして、保險料の滯納整理
○前尾政府委員 滯納整理につきましては、これはどういう基準によつて考えるかということは、非常にむずかしいのでございます。
○前尾政府委員 全財については、まだこの法律が通つておりませんが、大體の閣議の件なり内容については、以前から話しておりまして、最近の動きは別といたしまして、また千八百圓ベースの問題があるのでありますが、とにかく今囘の特別待遇ということについては、十分その行為を感謝して、今囘の法制決定なり、滯納整理についてやろうという機運になつておることは確かであります。
これは督促状を發する税務署の庶務課關係が非常に忙がしかつたのでありまして、これは財産税の物納延納の處理が忙がしいので、殆んど滯納處分ができないというような關係からいたしまして、増加所得税の方の滯納整理ということに手が廻らなかつたのであります。又一つには、相當異議の申立が出ております。
最近におきまして大體においてその處理を終えましたので、滯納整理に集中するというような状態に立ち至つたのであります。これは早急に整理せらるるものというふうにわれわれは考えておるのでございます。 それからなお十二月中に一般會計から支拂見込のものはどうかというお話でございますが、當初豫算と補正豫算第八號までの金を含めて三百億程度であります。そのうち、三分の一が終戰處理費ということに相なつております。
また滯納にいたしましても、七月末に大體百億でありますが、この滯納は財産税なり戰時補償特別税の物納の整理が非常に手間どつた關係からして、増加所得税の滯納整理をすることができなかつたという結果であります。