1980-03-07 第91回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
次に、ちょっとお尋ねしておきたい点は、労働の問題でありますけれども、問題になつておりました北炭の清水沢が閉山ということになったようであります。そうしますと、冒頭大臣の所信表明で、現在の問題か未来の問題かという質問をしたわけですけれども、ここから離職者が出てまいります。
次に、ちょっとお尋ねしておきたい点は、労働の問題でありますけれども、問題になつておりました北炭の清水沢が閉山ということになったようであります。そうしますと、冒頭大臣の所信表明で、現在の問題か未来の問題かという質問をしたわけですけれども、ここから離職者が出てまいります。
○高瀬政府委員 このたび北炭清水沢におきまして閉山問題が出てまいりました。新たに離職者が発生をする、こういう事態になったわけでございます。
でございますから、オーバーオールな計画を立てて、そして時間と量を考えながらこういう計画にならざるを得ないじゃないかというのが私どもの計画なんでありますから、この線はこの線として一応進めてまいることにして、いまおっしゃる国内の炭量、可採炭量をどういうふうに判定するかという問題でございますけれども、私、部分的ないまのお話の清水沢付近の炭量がどうかということはわかりません。
いまの清水沢は、確かにいま掘っている切り羽の行く先には五万トンぐらいしかないだろう、こう言っているのです。しかし、あそこには東部の開発区域があるでしょう。これは今度新鉱から手をつけるということですが、それはそれとしていいけれども、ちょうど清水沢の市街地の下、大体四、五百メートル下、ここに一層掘っておるところがあった。そこは鉱害だという理由で会社でも掘らないのですよ。
○高瀬政府委員 清水沢の閉山問題でございますが、五十三年七月の北炭の修正再建計画では一応清水沢炭鉱は五十五年度上期末に閉山をするということを前提として計画ができておるわけでございます。その計画はいずれにしても労使の話し合いの結果できた計画でございまして、そういう状況でございますが、現在の時点ではやはり五十五年四月末ころを予定しておりまして、若干早まるというのが実情でございます。
北炭の関係の幌内も真谷地も登川、清水沢、新炭鉱、全部がカットを受けるのです。それじゃ、たとえば出炭が順調にいっている真谷地炭鉱の労働者は、おれは何のために賃金カットをされなければならないのだ、これは納得できないですよ。働いているのにカットされる。
そこで、特に北炭の場合には、来年度、清水沢鉱の閉山ということも予定されているわけですね、清水沢は労使協定になっているわけですから。したがって前回、私は宮本部長に質問して、とにかく閉山交付金というのは七年間も変えてないじゃないか、オイルショック以前の基準がそのまま今日七年間も変わってないのはどうなんだ、しかし現実に閉山協定を北炭再建で結んでいるわけです。
○高瀬政府委員 清水沢の閉山は五十五年でございますので、まだ若干時間がございます。それで、われわれは、いまのところ先生の御趣旨の方向で検討さしていただいておりますが、何分にも六次答申ではその辺が非常に微妙な書き方をしておりますので、それを踏まえて財政当局と検討してまいりたいと思います。
清水沢炭鉱——特定の炭鉱の名前を対象にして考えるわけにはまいらぬわけでございますけれども、なおこれにつきましては時間的にも若干余裕がございますので、御指摘の点、今後十分検討して対処いたしたい、このように考えております。
そして、北炭夕張炭鉱株式会社の清水沢は、昭和五十五年度上期末までに閉山をする、こういう内容がすでに含まれておるわけであります。したがって、北炭の場合には、いま空知鉱が北炭の子会社であるわけです。その出炭規模体制からいっても、大手に当然準ずる体制にあることは御承知のとおりであります。したがって、こういう体系が変更される場合の本社機能というものは、一体どういう機能になるのか。
○岡田(利)委員 そうしますと、北炭夕張炭鉱株式会社の出炭ベースは年間百二十七万トン、五十五年以降は百三十四万トンベース、そうして清水沢が先ほど申し上げましたように五十五年上期末の閉山を目途とする、北炭真谷地炭鉱株式会社は四十七万トンの生産ベース、北炭幌内炭鉱株式会社は五十四年以降は百三十万トンのベースで、今年度は日産四千トンの一応のベースで推移をする、こういう一応の構想になっておると承知をいたしておるわけですが
炭鉱別に言って、死亡災害が五月末まで出ていないのは北炭の清水沢、三井の砂川それから太平洋。あとは死亡災害が出ておる。こういう総括に実はなるわけであります。そして残念ながらこの中には社外といわれる、俗に組夫といわれる社外工の災害が昨年から出ておる。こういう点が実は非常に注目をされるわけであります。
また、いまの政策は二千万トンを維持するという政策でありますから、この点は余り議論したくないのでありますけれども、現実に北炭の再建の問題、二坑が閉山され、化成が閉鎖され、今度は協定の中に清水沢鉱の閉山があるということが予想されているのでありますから、基準は見直しをしておくべきではないかと私は思うのですけれども、この点検討される御意思がありますか。
ただその場合、今度の労使の協定を見ましても、新鉱だけではなくして、清水沢鉱を新鉱と一緒にして会社を分離するという方針が出され、労使が一応合意をしている。しかも、清水沢は二年以内に閉山ということをすでに再建計画の中では予想している。したがって、将来この清水沢鉱が閉山すれば、分離されるであろう新鉱の再建にやはり大きな影響もあるわけであります。
たとえば新しく庁舎を建てるという場合、いま夕張市におきましては、その中心街がこの地から大分離れました清水沢地域というところに移行しつつあります。もちろん、住民はその地域に庁舎を建てるということを大半の意向として主張されましたけれども、市としては、やはりこの地域における過疎化防止のことを考えまして、その対策のためにあえてこの地に庁舎を建てるということもいたしました。
今年の五月になりまして、新二鉱の閉山、あるいは新清水沢の東部開発、あるいは病院存置、化成工業所存置ということで新たに再協定をいたしまして推進をいたしてまいりました。七月ごろになりまして会社の提起がございまして、この再建を見直さなければならぬ、そういう提起がございます。
南大夕張炭鉱からは、北炭の清水沢炭鉱の山元発電の方に供給されております。 そのほかメタノールのお話が出ましたが、これは昔三菱鉱業の大夕張鉱業所でメタノールの製造をやったわけでございますが、その後天然ガスを原料とする大規模なメタノール工場が出現したために現在は中止になっております。 以上でございます。
しかし、残念ながら、わが国の石炭産業の実態を考えますと、北炭は幌内そしてまた新鉱、現時点でなおかつ清水沢があり、真谷地がある。そして、独立している空知炭礦がある。こういう主力の炭鉱を持っており、地域経済にも、空知の中枢部に集中している。こういう意味でわれわれは、地域経済あるいは雇用されておる労働者の生活の安定という立場から、なおかつこの問題について深刻な受けとめ方をいたしておるわけです。
幌内の再建が行われ、新鉱の五千トンベースが落ち込む、そういう中で清水沢の東部開発を中止する、新鉱側からこれを採掘する、こういう一連の提案がなされておりますことは新聞紙上にも出ておりますから、当然通産省の方としてもその動向については把握をされておるだろうと思うのです。
この間にありまして、四月上旬でございますが、幌内炭鉱の完全復旧を行うという意味で、坑内員千九百名の中から、夕張新炭鉱、清水沢炭鉱、真谷地炭鉱等に約四百八十名の組合員を単身で出向させまして、北炭再建のために、あるいは幌内炭鉱完全復旧のために努力を続けてまいったのでございます。
幌内の組合員は、夕張新鉱に四月十二日と十六日の二回にわたりまして二百八十八名、清水沢炭鉱には四月十六日、七十五名、真谷地炭鉱の桂、楓両坑に四月十六日に百二十二名の出向をしているのであります。家族を幌内現地に残して単身で現地に赴いているのであります。土曜日に帰宅をいたしまして日曜に帰山をする、こういう勤務状況でございます。
会社の最近出した提案によるというと、あるいは清水沢にしても新二鉱にしても終掘すると言っているけれども、そういう中で労働組合は二千名の労働者を要求し、会社でも千八百名必要だと言っている。現在、幌内から三百近く行っていても、まだ二百、三百の労働者が足りないわけでしょう。どこから持ってくるのですか。
それからいま一つ、北炭夕張の清水沢炭鉱の三月の九日の災害なんだけれども、これは私の聞いているところでは、二月に北炭全体の保安の総点検をやりましたね。これは事故が出ているということで監督署のほうでやったようですね。やったのはいいことなんだけれども、さらに三月四日に、今回の事故現場でいま報告のあったように崩落があった。そこでこの事故があって、そしてこの事故のあとに夕張の監督署がまた点検に入った。
○原木説明員 清水沢炭鉱の事故につきましては、いま御指摘がございましたが、三月四日に一ぺん崩落いたしておりまして、そのときに何日か、二日間作業を停止して仮修理をいたしました。
その前に、保安の事故が最近北炭系で相次いでおりますので、ちょっと最近の事故の状況、特に清水沢とそれから北炭新鉱、万字について簡単にひとつ事故の状況を知らせてください。
そこで私のほうから、いま言った代表的な夕張——芦別、そのほか金山線の問題もありますし、占冠のほうもありますし、あるいは清水沢——由仁線というものもあります。いろいろ、とにかくあのどん詰まりに穴をあけよう、そうして道をつけよう。これはまたあとでいろいろ質問しますが、企業誘置するにしても、ああいうどん詰まりではなかなか来ないのですよ。
そのほかに、住友の赤平とか三井の芦別とか、北炭幌内あるいは真谷地、清水沢等の山、五つの山へ行く者が総員七十九名というわずかな数です。そのほかの大部分の者は道内一般とか道外に就職をしたい、職業訓練所に行きたいという者が百五十四名という状態。
そして、先ほど言ったように、夕張の清水沢、平和鉱、ここに二千名近い労働者がいる。これをことしそっちに持っていくという予定だけれども、この山自体が炭がなくなったといって会社は閉じようとしている。労働者はどうなりますか。ここで数百名の首切りをせざるを得ない。しかも、移すべき新鉱が延びている。会社に言わせれば、こっちのほうは炭がなくなってきている。どうやって食いつなぎをするのですか。
○多田委員 外山局長に伺うのですが、北炭の清水沢、平和両鉱の閉山は知っていますか。これは昭和四十八年度上期、下期に閉山ということがいわれていますが、知っておりますか。
先ほど先生おっしゃられますような夕張市長からの御陳情もございまして、清水沢団地、平和団地を早急につくってほしいというお話でございましたので、工業再配置・産炭地域振興公団とも十分協議をいたしまして、なるべく御趣旨に沿うような形にいたしたいと思います。 それからまた、それができましたならば、それへの企業の誘致等についても強力に進めてまいりたいというふうに思います。
災害の概況を申し上げますと、三月二日の十三時十四分ごろでございますが、清水沢坑の五片八尺後向ロングゲートの先端におきましてガス突出が発生して掘進作業中の四名が埋没したということで、それもこの災害個所の図面を次に添付してございますが、このカッコの中にございますように罹災の位置というのが、こういう坑道掘進の一番先端の上部のほうからガス突出があった模様でございます。
これがどうしても私に解せないのが一点と、それから清水沢のほうは、これは突出ガスが出ておるということを認めて、そして突出ガスのボーリングを打っておった。それにガスがふき出したということも、またこれだけの専門家の方がおって、しかも突出だということがわかっておって、そして各方面からボーリングをやっておるというところに私は、どうも疑問が持たれる。
それから清水沢の点につきましては、おっしゃいますとおりに、一応かなりのボーリングをやっておったのでございますが、やはり坑道の掘進に対して払いの進行がやや早過ぎたために、次のボーリングにおいてはガス抜き座を設けますのが四、五メートル少しおくれておった、そのために、ガス抜きをするガス抜き管があらゆる地域にわたってのガスを吸収していなくて、一部そういう死角の面が発生したということでございまして、これは結局
ただ、やかましくなってきたものですから、したがって、今後大夕張とか清水沢あるいは日鐵有明鉱区であるとかいう点をようやく、これはやむにやまれず、押されてきて、政府が取り上げようとしておるということではないかと思います。しかし、いまからだっておそいわけではありませんから、私が申し上げたような点に積極的に政府は力を入れてやってもらいたいという、これは私の切望です。
○岡田委員 ただいま夕張炭鉱、清水沢炭鉱の災害の報告がございました。夕張炭鉱の災害については、その後委員会をつくられて、大体今後の対策がいま述べられたわけです。私は、確かにこの対策は一応こういう災害の場合常識的な対策だと思うのですが、ただ一点気がかりなことは、今日の採炭現場の設計構造自体がこれでいいのかどうか、こういう問題がやはり残されておるのではなかろうか。
石炭局石炭部長 阿部 茂君 運輸省鉄道監督 局民営鉄道部長 佐原 亨君 労働省職業安定 局失業対策部長 遠藤 政夫君 自治大臣官房 参事官 佐々木喜久治君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 石炭対策に関する件(石炭対策の基本施策及び 北炭・夕張炭鉱、清水沢炭鉱災害
この際、去る一月二十七日、北海道夕張市において発生いたしました北海道炭砿汽船株式会社夕張炭鉱の落盤災害及び去る二日の清水沢炭鉱におけるガス突出災害について、政府から報告を聴取いたします。橋本鉱山保安局長。