1970-08-10 第63回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第3号
○説明員(山野幸吉君) まず性病について申し上げますと、これは主として各琉球政府の保健所が、本土と違いまして保健所でクリニック——一般住民の集団検診等を行なっておりますが、昭和四十二年度における性病患者は、梅毒が二千七百五十五人、淋病が千三百八十一人という数字になっておりまして、淋病のほうは昭和三十八年まで漸減の傾向を示していましたが、最近はややふえておるという実態であります。
○説明員(山野幸吉君) まず性病について申し上げますと、これは主として各琉球政府の保健所が、本土と違いまして保健所でクリニック——一般住民の集団検診等を行なっておりますが、昭和四十二年度における性病患者は、梅毒が二千七百五十五人、淋病が千三百八十一人という数字になっておりまして、淋病のほうは昭和三十八年まで漸減の傾向を示していましたが、最近はややふえておるという実態であります。
戦後、昭和二十三年に、過去の統計を見ますと一番性病の届け出が多くございまして、これは約二十六万人の梅毒、淋病を含めまして厚生省に届けられている数字でございます。その後だんだん減ってまいりまして、昭和三十九年には一万が切れまして、約九千五百人程度の届け出よりなかった。
ベトナム戦争の負傷者またはベトナムや沖繩で淋病や梅毒をちょうだいしてきた人もまじっているそうであります。性病は伝染病であるかないかわかりませんけれども、性病患者が非常にたくさん来まして、横須賀でも、国立でも、立川でも、あのあたりのバーには日本人は近づくなといわれているくらいでございますが、この事実を御存じでございますか。伝染病の中には性病は入るとお考えですか。
本案は、近年各地において性病が著しく蔓延しつつありますが、一般に性病といわれるものの中には、淋病、軟性下疽、梅毒等がありますが、とりわけ最近は早期顕症梅毒の増加が報告され、特に若年層に多発の傾向が見られ、性病の流行は新たな様相を呈してまいりましたので、その予防対策の改善強化をはかろうとするものでありまして、そのおもな内容は次のとおりであります。
淋病の菌にしたってそうだ。ペニシリンに抵抗力を持ってきた。梅毒のスピロヘータにしてもそうだ。砒素じゃきかない。水銀じゃきかない。ペニシリンがきいておったのだが、十五年の間に受け付けなくなってきた。みんな免疫を持ってきた。この免疫性があるということが私は一番危険だと思う。だから、外務大臣によく言っておいてもらいたい。過敏症なら直すことができるかもしれないけれども、核免疫になったら、それが一番危険だ。
また、非行少年あたりのいわゆる罹患率というものも、これも非常に高くなりまして、一例としてあげますと、堺の少年鑑別所あたりでは、三十九年に二百六十四名を検診いたしましたところ、そのうち梅毒が二十六名で九・八%、それから淋病は三十六名で二二・六%と、普通の者に比較いたしまして非常な同率を示しているという状況でございます。
○小柳勇君 最後でありますが、さっきの数字を概算してみますと、百五十万人の青年に対しまして、検査費用単価百五十五円で二億三千二百五十万円、発見率二%といたしまして、おのおの梅毒、淋病、一万五千人、治療費が単価、梅毒一万九百四十四円で一億六千四百十六万円、淋病四百八十一円の単価にして七百二十一万円、両方いたしましても一億七千万であります。一億七千万。
本人が健全なる社会的な生活をしたい、家庭を持ちたいということでやっている者が、暴力をもって監禁されて、麻薬を強制施用されて、それによって意思能力を失って、生きていれば舌をかみ切っても承知しないような売春行為をして、からだは麻薬中毒になり、梅毒となり、淋病になって腐っていく、それによって得た収入は全部ひもに吸い取られる。
これは人間がガンにかかったときに——淋病のマラリア療法みたいなものです。マラリアを植えてやって、マラリアで高熱を発すると淋病がなおった。こういうふうに、偶然にガンの初期の人が高熱を発する病気、たとえば猩紅熱とかそういうものがありますが、連鎖状球菌のワクチンを作ってガンの患者にやってためしたところが、毒性が強くてそれは失敗に終わりましたけれども、世界の文献にガンの自然治癒ということが報告されている。
それから淋病は九千九百七十名でありましたのが、三十五年度には八千七百八名というわけで、約二割減少をいたしておる。軟性下疳につきましても、二百六十六名であったものが二百十三名に減った、こういうことでございます。もちろんこれは性病予防法に基、つきまして、売春婦を強制検診して発見したものも含まれております。
○一松定吉君 それからちょっと今あなたに、ついでだが、この前、私がこの局部検診ということはやめにゃいかぬということをこの前私は言うていますが、あなたは、このときの関係者だかどうだかわかりませんが、局部検診をするということは、婦人のある意味から言えば、人権のじゅうりんですわね、そういうようなことをせぬで、局部検診をやめて、梅毒、淋病等の発見の方法があるということを私は申し上げている。
それと同時に、病毒がますます伝染が激しくなるということも、これまた自然の道理であろうと思うのでありますが、この厚生省から御提出になりました各府県並びに市の梅毒、淋病、軟性下疳等の表を見ますると、ちょうど梅毒の検診をいたしました人の数が三万五百九十三で、そうして、そのうちで結局この病気のある者が六千百五十六人、こういうことになっておりますが、これを検診を受けた人と病毒のあった人との割合をしてみますと、
しかし、淋病については、これはどういたしましても局部の検査が必要かと思います。皮内反応につきまして、いろいろ皮内に注射しまして、その反応によって淋病を診断するという方法もいろいろと研究されたそうでございますけれども、いまだに成功を見ていない現状でございます。
ことに、おもしろいことは、この病院に勤務しておったお医者さんに対して——重慶の将校はほとんど全部淋病にかかっております。この花柳病をなおしてほしいということが、重慶の将校の非常な強い希望である。また、口で言うと恥かしいから言えない。そうっとやってきて、手のひらに淋病と書く。これをなおす医者はいないか、そうして、日本軍の命令で、本人の意思のように装わせて残してくれというかけ引きが行われる。
愛知県等を例にとりますというと、約二千二百五十名ばかりの売春婦につき検査をして、大体一八%が病気を持っておる、そのうち一四%が梅毒で、四%が淋病であるというような数字が出ております。なお、梅毒につきましては、晩期の梅毒につきましては、その後引き続いて治療を加えております者が七十名ばかりあるという数字を承知いたしております。これがとりあえずの対策でございます。
そうすると、局部を見なくても、血液の検査、尿の検査で、そういう梅毒が淋病があるとかないとかということがわかるならば、そういうことを明らかに、婦人補導官の第七条のこれを、われわれ立法者の立場では考慮して、この案をやはり修正しなければならぬ。
そのうちで梅毒が一四%、淋病が四%発見されましたので、それに対して直ちに治療を行なったということでございます。他の府県においても逐次その線に沿って——愛知県が一番早かったのでございますが、ほかの府県は大体一月の末から二月にかけて実施するというような報告が参っております。
進歩した治療薬が出て参りますと、これは薬事法の関係もございますが、それがしろうと療法に使われるというようなことも現実問題としてあるように思われますので、実際の数をつかむということは、なかなかむずかしいのではないかというふうに考えられるのでございますが、一応性病予防法に基きまして届け出られました性病患者の数から申しますと、昭和三十年度の届出患者が十六万七千六百五十二、内訳は梅毒が二万八千六百七十一、淋病
そればかりでない、こういうことをやって今までおるものは、みんなそれぞれ検診の方法によっていわゆる梅毒とか淋病とかいうものを取り締って、そういうことがないようにするのであるが、これから先は一そうこういうことが多くなりはしないだろうか、こういうことを私は非常に心配するのですが、そういう点については政府当局はどういうお考えでありますか、それも一つこの際承わっておきたい。
○山口(正)政府委員 淋病につきましては急性のものはあまり従来と数が変らないのでございますが、慢性の者は減少してきております。それから梅毒につきましては顕症梅毒は少くなってきております。
○八田委員 それから最近の淋病ですが、急性型の淋病がふえてきたか、あるいは慢性型の淋病がふえてきたか、あるいはまた梅毒につきましても一期、二期、三期と分けまして、どういうふうな梅毒の型がふえてきたか、あるいはまた先天梅毒の問題、こういった調査はもうできておると思うのでございますが、一つお知らせ願いたい。
これは現実に一般の開業医の方に伺いましてもそういうことが証明されておりますので、梅毒は少くなってきておると思うのでありますが、淋病はそう顕著に減少しておるわけではございません。一年間の届出の数が昨年で約十八万というところでございます。しかし、実際の数は私はもっとたくさんあるだろうというふうに考えます。
ところが現在は、しろうとの多くが買って、自分勝手に飲んで、あるいは淋病の治療に当てたり、いろいろなことにしておる現状であります。そのために、みな中途半端に飲んでやめてしまう。たとえばのうが出なくなったり、熱が下ったりすればなおったと思ってやめます。