○説明員(深川弘君) 沖繩が一県あげて全部離島であり、その交通が本土との間、あるいは沖繩県内各島間の交通、大衆の足としての船舶の役割りがきわめて重要であり不可欠であるということにつきましては、先生御指摘のとおり、いまさら論をまたないところでございまして、これにつきましては、現在、本土−沖繩航路については三航路に八隻の船舶が就航しており、さらに沖繩島内の航路につきましては四十航路余が就航されているわけでございますが
深川弘
そういったことを、ただ県側やあるいは現地の総合事務局にまかすということでなくして、実情は、いまの那覇空港の開放問題なり沖繩航路の便の回数からして、二、三日の間に四千名あるいは五千名の人を沖繩に輸送するという場合は、当然臨時便ということも考えなければいけないということくらいは常識じゃないかと私は思うのですが、場合によっては臨時便の増設もあり得るということは、大臣として御検討いただくということでいいですか
上原康助
この点から算定しなければ、私は、ほんとうに本土復帰になった沖繩航路を運輸省は考えておるということは言えないと思います。現実に、閑散線も基準にして、一緒くたにした上での航空運賃計算というやり方では、何のために沖繩が国内に返ってきたかという、こういう点についても、行政のあり方というものが私はあまりにも不親切ではないかと思います。
三木忠雄
しかしながら、沖繩航路が現実に国内線になったにもかかわらず、料金改定が行なわれないと申しますか、料金が現行の、いままでの国際線と同じような体制で料金は据え置きになったということに対する沖繩県民の不満といいますか、これは私はたいへんなものじゃないかと思うのです。
三木忠雄
○三木忠雄君 そうしますと、具体的に私、何点か聞きたいのですが、これは航空局長になるかもしれませんが、国際線と国内線の運賃の算定基準ですね、この問題については、積算根拠というか、距離とその航路の算定基準がいろいろあると思うのですが、この国際線だった沖繩航路が国内線になった場合の料金の考え方というものは考えなければならない点が何点かあるのじゃないかと思うのですが、この点についてはいかがでしょうか。
三木忠雄
海運等につきましては、本土の開発銀行も、沖繩港について沖繩の琉球海運の船、本土にあります船会社の船、それをどういうふうに運航させるかという、これは運輸省の担当する認可事業でございますけれども、こういうことが、もしも本土側の船会社にも、沖繩航路の船を運航させるということが適切なことであるという結論が出ましたときには、沖繩公庫ではなくて、開発銀行が本土の企業に融資をすることにいたしております。
砂田重民
したがいまして、来年のかりに四月一日復帰といたしますと、いまのうちにかけ込み旅客船を沖繩航路につけたいと、こういうような具体的な動きが出てまいっておるわけでございます。そのことにつきましては、衆議院の沖特委の連合審査会ですか、十二月のたしか十六日にもそれが出ておると思います。
仲田昌繁
したがいまして、来年のかりに四月一日復帰といたしますと、いまのうちにかけ込み旅客船を沖繩航路につけたいと、こういうような具体的な動きが出てまいっておるわけでございます。そのことにつきましては、衆議院の沖特委の連合審査会ですか、十二月のたしか十六日にもそれが出ておると思います。
仲田昌繁
したがいまして、来年のかりに四月一日復帰といたしますと、いまのうちにかけ込み旅客船を沖繩航路につけたいと、こういうような具体的な動きが出てまいっておるわけでございます。そのことにつきましては、衆議院の沖特委の連合審査会ですか、十二月のたしか十六日にもそれが出ておると思います。
仲田昌繁
時間がなくなりましたので、最後に一つお伺いしたいのですが、それは沖繩航路のことでありますけれども、関西汽船が十月から就航したいわゆる大阪−沖繩間の航路についてでありますが、これは那覇を出航し、途中、知名、亀徳、それから名瀬に立ち寄って大阪及び神戸、最終港に至るのでありますが、どうもこれが問題になるのは名瀬への寄港なんでありますが、税関の所持品検査等を受ける那覇から、この手続の要らない奄美群島への寄港
原田立
暴力団員と見られる者が、沖繩航路の定期船内におきまして拳銃五丁、機関拳銃一丁、実包百四十九発を不法に所持していた事件を本年の三月に検挙いたしております。本事件におきましては、この拳銃を沖繩から密輸出いたしまして、神戸税関の検査を免れるために、途中、奄美大島の名瀬から乗り込んだ仲間の暴力団員に拳銃を手渡したのではないかという容疑が持たれておりますが、この点につきましては現在捜査中でございます。
本庄務
それまでに、どさくさと先生おっしゃいましたけれども、どさくさの間に入り込もうという話をちょっと聞いておりますけれども、実は本土と沖繩の間の航路には、いわゆる沖繩航路同盟というのがございまして、一応その航路同盟で自主的に解決するという組織がまずございます。それから政府といたしましては、おっしゃいましたように復帰前は外国航路でございますから、単なる届け出でいいわけでございます。
鈴木珊吉
ちょっと短い文章ですから読んでみますと、「沖繩関係貨物航路については、復帰後一定期間、沖繩航路運賃同盟および先島航路運賃同盟の本土および沖繩船社による現行輸送秩序を極力尊重し、安定した輸送力の確保を図るものとする。」こういうふうにはっきりなっておりますから、閣議決定に基づいてやる行政指導でありますから、強烈に展開してもらってけっこうであると思っております。
山中貞則
すなわち、お尋ねしたい第一点は、日本内航海運組合総連合会と沖繩航路運賃同盟並びに先島航路運賃同盟は、両同盟を中心とした輸送秩序の維持をはかるために話し合いをしたい、あるいはしている、今後も続けていくであろうというようなことがいわれておるわけでありますけれども、沖繩が復帰した暁も、この日本内航海運組合総連合会へ沖繩航路運賃同盟や先島航路運賃同盟は加入しないのかどうなのか、相変わらず全国組織である日本内航海運組合総連合会
斉藤正男
○林政府委員 海上保安庁といたしましては、昨年浮島丸事件というのがございまして、一部の学生が沖繩航路の浮島丸の船長を強要いたしまして沖繩まで行って、沖繩の警察に逮捕された事件がございます。それと本年四月の「よど号」事件にかんがみまして、その後この種の犯罪の情報収集につとめております。従来からやっておりますが、そのような活動を強化いたしております。
林陽一
私は、郷里鹿児島の港を出入りする沖繩航路の船を見るにつけ、沖繩の同胞が日本の領土内にありながら渡航の自由を奪われている姿に胸を締めつけられる思いをいたしております。私たちは、今夕東京で行なう沖繩祖国復帰国民大集会に、沖繩から三十名の代表を招待いたしました。昨日ようやく東京に到着をいたしたのは、わずかに七名であります。二十三名にはパスポートがおりていないのであります。
川崎寛治
また、鹿児島空港は、昭和三十二年第二種空港として発足以来、年々整備され、三十六年九月より沖繩航路が設定され、入国管理法に基づく出入国の指定、また税関空港としても指定され、国際空港的性格を持つほか、種子島、屋久島、徳之島等離島航路の基地としてもきわめて重要な空港であり、その使命を果たすため、地元の協力のもとに、滑走路の延長工事、ターミナル諸施設の拡充強化をはかっているとのことで、その実現に協力してほしいとのことでした
岡三郎
本年につきましては、すでに沖繩航路及び香港航路につきましては、捜査員を警乗させて、そして情報をキャッチする、あるいは現行犯をつかまえるというようなことを本年度予算で考えております。まだ実施に移っておりませんけれども、大体七月あたりから実施したい。さらに、来年度は、大蔵省は大蔵省としてのいわゆる情報のキャッチの仕方というものを考えて、要注意地域には駐在官等を派遣したいと考えております。
丸山幸一
一日もこの船をなくするわけには参りませんので、これを南極に持って参ります場合にはすみやかに代船を準備しなければならない、こういうことになりまして、結局いろいろと物色いたしました結果・大阪商船が沖繩航路に使っておりました若草丸というちょうど手ごろな船がございました。千百トンでございますが、この船がいいということになりまして、それを八千五百万円予備費使用として御承認をお願いしたわけでございます。
梶本保邦
これは特別な事情によりまして、阪神地方の方は沖繩航路同盟ですか、そういうものの方でその地方の振興のために特別な措置をとっている、また、もっと裏の理由を言えば、鉄道の運賃というものは御承知の通り長距離において安く、逓減法になっておりますものですから、それとの競争といいますか、そういうものの立場から長距離の方は安くなっているということが、これは実情でございます。
吉野信次
例えば沖繩航路のごとく外国船の入らないところにおきましては、これは完全に一定の賃率を保つて非常に安定をした経営をやつておる次第であります。ただ外国船と一緒にやるべき航路におきましては、どうしても日本船主だけが手を握つてやるということでは定安をしないというのが現状であります。
岡田修一
結局、現在沖繩航路に就航いたしております船をそちらにまわすよりほか方法がないのであります。そこで、現在白山、白龍の二隻を沖繩航路から引抜いておりまして、先般黒潮丸が災害を起しておりますので、現在沖繩行きは非常に少いのであります。
木村忠二郎
まず本法案の趣旨を簡單に申し上げますと、わが国の定期貨物船航路の就航は、連合国軍の好意によりまして、すでに沖繩航路、バンコツク航路、南米航路等が許容され、近く二ユーヨ—ク航路も許可される見込みでありますが、これらの航路におきまして、外国の定期航路事業者と公正な競争を行い得るようにいたしまして、わが国海運の健全なる発展をはかろうとするのが、本改正案の主眼であります。
大澤嘉平治