1956-02-21 第24回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
○福井(順)委員 第一案によりますと、千葉県随一のノリの養殖場あるいはハマグリ、アサリ、など稚貝、稚魚の養殖場であるこの宝庫がすっかりだめになってしまうわけでありまして、あまつさえ小櫃川という川から流れる海流がこの滑走路に突き当って海流が変ってしまう、そこでぬたという沈澱物ができて付近百数十万坪という海面は、ノリや稚魚、稚貝の宝庫としての性格を全く失ってしまうのでありまして、これは何としても第二案で
○福井(順)委員 第一案によりますと、千葉県随一のノリの養殖場あるいはハマグリ、アサリ、など稚貝、稚魚の養殖場であるこの宝庫がすっかりだめになってしまうわけでありまして、あまつさえ小櫃川という川から流れる海流がこの滑走路に突き当って海流が変ってしまう、そこでぬたという沈澱物ができて付近百数十万坪という海面は、ノリや稚魚、稚貝の宝庫としての性格を全く失ってしまうのでありまして、これは何としても第二案で
それから沈澱して参りますると、その沈澱物の中における鉱物が入つて来るわけです。従つてPHに大きな変化がありますことは、これは常識的に御存じでなければならぬはずだが、そういうことを調査の対象にしておられるかどうか、こういうことをお尋ねしておるのです。
これらの沈澱槽の漏水を防止するとか、石灰乳を入れて空気攪拌をして中和させるとか、あるいは最後の沈澱物を一箇所にまとめて流れ出さないようにするとか、そういう指示を与えております。かような方法によりまして今後はただいままで起しましたような被害はおそらく防止することができるというふうに考えておる次第であります。
その沈澱物を調べましたら、多量のゲルマニウムがその沈澱物に含まれておるのです。これはまだはつきりした理論にはなつておりませんが、私らの想像ではこのガス液中にあつたゲルマニウムの何かの化合物でしようが、これが沈澱を起すときに一緒に、ちようど魚が網にひつかかるようなもので、共沈するわけです。
結局今説明したように、中和するために石灰を使うと濃い水酸化物となつて赤い沈澱物になつて落ちてしまう。銅であつても石灰で以て中和すると水酸化銅として落ちますから非常にうまく除ける。大体日本の鉱山は石灰類を使う。