運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
53件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2007-05-25 第166回国会 参議院 本会議 第29号

長勢法務大臣は、昨年十二月、就任以来初めて死刑執行命令書に署名し、同月二十五日に四人の死刑囚に対して死刑執行されました。さらに、先月二十七日にも三人の死刑囚に対して死刑執行されました。前任の杉浦法務大臣は自らの信条に従って在任中は死刑執行の同意をしませんでしたが、長勢法務大臣は、昨年、大臣就任以来、実に七人もの死刑執行の署名を行っています。

松岡徹

2006-10-26 第165回国会 参議院 法務委員会 第2号

そして、法務省内の関係部局におきまして、判決及び確定記録内容を十分精査いたしまして、刑の執行停止再審非常上告事由あるいは恩赦を相当とする情状有無等につきまして慎重に検討し、これらの事由等がないと認められた場合に初めて法務大臣において死刑執行命令を発することとなるわけでございます。  

小津博司

2006-05-17 第164回国会 参議院 本会議 第24号

ところで、杉浦法務大臣は、法務大臣就任した昨年十月三十一日、初閣議後の記者会見で、死刑執行命令書にサインしないと表明されました。しかし、その一時間後には、個人としての心情を吐露したもので、法務大臣職務執行について述べたものではなかったとの文書を発表し、事実上、発言を撤回されました。死刑制度に疑問をお持ちであれば、死刑制度廃止に向けた姿勢を貫くべきではなかったのでしょうか。

千葉景子

2006-02-24 第164回国会 衆議院 法務委員会 第2号

かつて、海部内閣において、左藤恵法務大臣、こちらの方も浄土真宗の僧侶、僧籍をお持ちであったということでありますが、この方は、大臣を退任されたときに、自分在任中、みずからの宗教的信条から死刑執行命令書にサインはしなかった、死刑執行停止を続けるべきである、また、法務大臣がサインする現在の制度はおかしい、法務大臣を退任されたときにこのような発言をされております。  

石関貴史

2006-02-24 第164回国会 衆議院 法務委員会 第2号

大林政府参考人 手続関係に触れて恐縮でございますが、死刑判決確定後、私ども手続といたしましては、関係検察庁の長から死刑執行に関する上申を待って確定記録を取り寄せ、省内の関係部局をして判決及び確定記録内容を十分に精査せしめ、刑の執行停止再審非常上告事由あるいは恩赦を相当とする情状有無等について慎重に検討し、これらの事由等がないと認めた場合に初めて死刑執行命令大臣に求めるというシステムになっております

大林宏

2006-02-24 第164回国会 衆議院 法務委員会 第2号

法務大臣死刑執行命令書に署名捺印すれば五日以内に執行される、しかし、実際には死刑確定から数年を経過して執行するのが慣例化をしている、このように私は承知をしておりますが、死刑確定から六カ月を経過して、そして、執行を待つ確定死刑囚は何人いらっしゃるのか。判決確定から執行まで平均してどれぐらい待っているのか。

石関貴史

2005-10-05 第163回国会 衆議院 法務委員会 第2号

大林政府参考人 死刑判決確定した場合には、法務大臣命令によってその執行をしなければなりませんが、原則として、死刑判決確定した順に検討を行い、個々事案につき関係記録を十分に精査し、刑の執行停止再審非常上告事由あるいは恩赦を相当とする情状有無等につき慎重に検討し、これらの事由等がないと認めた場合に初めて死刑執行命令を発せられることになり、慎重に対処しているところでございます。

大林宏

2002-04-03 第154回国会 衆議院 法務委員会 第5号

原則といたしまして、死刑判決確定した順に検討を行っておりまして、個々事案について関係記録を十分に精査いたしまして、刑の執行停止とか再審非常上告事由あるいは恩赦を相当とする情状有無などにつきまして慎重に検討いたしまして、これらの事由などがないと認めた場合に初めて死刑執行命令を発するということになっておりまして、慎重かつ適正に対処しているところでございます。

森山眞弓

2002-03-19 第154回国会 参議院 法務委員会 第2号

法務大臣が署名される死刑執行命令書の原案は法務省刑事局が作成すると伺っておりますが、その刑事局に配属されたある検察官の方の言葉を読んだことがあります。それは、自分たち法律に従って手続を進めるだけである、国際的な死刑廃止の潮流は分かるけれども、決めるのは国会であると、こういうふうに述べたと伺っております。  ともかく議論をし、そして検討し、何らかの改善を図りたいと私は希望をしております。

浜四津敏子

1998-12-03 第144回国会 参議院 法務委員会 第1号

その中で、先ほど申し上げた刑の執行停止再審または非常上告事由有無恩赦を相当とする事情有無等について慎重に検討させることになりますが、これらの事由がないと認められた場合に初めて死刑執行命令を発することとしているわけでございます。刑事訴訟法の四百七十六条は、それを受けまして、「法務大臣死刑執行を命じたときは、五日以内にその執行をしなければならない。」旨規定しているところでございます。  

松尾邦弘

1997-11-13 第141回国会 参議院 法務委員会 第3号

死刑判決執行でございますが、刑が確定いたしました後に関係検察庁の長から死刑執行に関する上申法務省において受け取りまして、確定記録を取り寄せまして関係部局記録等内容を十分精査いたしました上、刑の執行停止委員御指摘のような再審の状況、非常上告事由、あるいは恩赦を相当とする情状有無等につきまして慎重に検討、審査してまいりまして、それらの事由ないし情状が存在しないことが確認された場合に初めて死刑執行命令

原田明夫

1996-02-27 第136回国会 参議院 法務委員会 第2号

まず、恩赦出願自体法文上刑の執行停止事由に当たらないとされているのでございますけれども、それが、つまり恩赦出願がなされている場合には、死刑執行のもたらす重大な結果にかんがみまして、法務大臣死刑執行命令を発するに当たりまして、中央更生保護審査会の議決の有無でありますとか、その内容を十分参酌されているところと承知しております。  

原田明夫

1993-04-06 第126回国会 衆議院 法務委員会 第4号

濱政府委員 今の委員お尋ねにつきましてもう少しお答え申し上げさせていただきたいと思うわけでございますが、先ほど申し上げましたように、死刑執行のもたらす重大な結果にかんがみまして、死刑執行命令を発するに当たりましては、刑の執行停止事由に当たらないとされているところの再審請求あるいは恩赦出願につきましても、それがなされている場合には、その事情について十分参酌することとしていることは、これまで繰り

濱邦久

1993-04-06 第126回国会 衆議院 法務委員会 第4号

改めて申し上げるまでもなく、死刑執行のもたらす重大な結果にかんがみまして、死刑執行命令を発するに当たりましては、法文上は刑の執行停止事由に当たらないとされている再審請求あるいは恩赦出願につきましても、それがなされている場合にはその事情について十分参酌することとしているのであります。  

濱邦久

1993-03-29 第126回国会 参議院 法務委員会 第3号

その法務大臣がもし誤判だったらということをお考えになったら軽々しく死刑執行命令なんか押せないだろうと。そして押さないことが、法務大臣は先ほど職務怠慢のようなことをおっしゃいましたけれども職務怠慢ではなくして、仮にそういう法律があったとしても、なおかつもう一歩考えてみょうということがあって当然だろうと思うんです。  

猪熊重二

1993-03-29 第126回国会 参議院 法務委員会 第3号

猪熊重二君 要するに大臣法律上の、一つ職務上の義務として死刑執行命令があると、こういうふうにお考えのようですが、法律規定があるからといって世の中の問題がすべて法律で動いているわけじゃないんです。例えば食糧管理法一つ考えてみたって、食糧管理法という法律はある。しかし、そんな法律はもう全く守られていない。政治資金規正法なんといえばもうその最たるものだ。

猪熊重二

1992-04-10 第123回国会 衆議院 法務委員会 第6号

左藤恵法務大臣が、私は人道的な見地に立って死刑執行命令書に判を押さなかったということをメッセージで述べられて、それが先般来大きく報道をされております。この処罰に関する対応につきましては、法務省として、また法務大臣としての人道的配慮が加えられることによって救済をされる道はあろうと思います。そういう意味で、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。

中野寛成

1992-03-12 第123回国会 参議院 法務委員会 第2号

政府委員濱邦久君) 今委員お尋ねの点につきましてはちょっとお答えはいたしかねるわけでございますけれども、ただ死刑執行死刑確定いたしましてから死刑執行命令が出るまでにどのような手続がとられているかということを御説明申し上げて御理解をいただくよりほかないと思うのでございますが、死刑判決確定いたしますと、関係検察庁の長からの死刑執行に関する上申を待って確定記録を取り寄せます。

濱邦久