1968-04-18 第58回国会 参議院 大蔵委員会 第16号
○柴谷要君 酒、たばこの問題で、ごく簡単にきょうは質問をいたします。 酒が四月一日から値上げになるということになっておったのが、国会審議が慎重審議せられた結果、衆議院修正で五月一日ということになりました。それによって減収になること四十億、しかし、予算はすでにその以前に通過しているわけです。この四十億の減収に対してどういう見解を持っておられるか、これをまず聞かせてもらいたい。
○柴谷要君 酒、たばこの問題で、ごく簡単にきょうは質問をいたします。 酒が四月一日から値上げになるということになっておったのが、国会審議が慎重審議せられた結果、衆議院修正で五月一日ということになりました。それによって減収になること四十億、しかし、予算はすでにその以前に通過しているわけです。この四十億の減収に対してどういう見解を持っておられるか、これをまず聞かせてもらいたい。
委員長 青柳 秀夫君 理 事 植木 光教君 小林 章君 西田 信一君 柴谷 要君 中尾 辰義君 委 員 青木 一男君 伊藤 五郎君
○柴谷要君 きょうは理事会の決定もありますので、質疑はこの程度で終わっておきたいと思うのですが、あすから増税法案については慎重に審議をいたしますから、政府当局においては十分なその答弁資料を持って臨んでもらいたい、これを要望しておきます。
○柴谷要君 最後の質問になると思いますけれども、次に、価格変動準備金の積み立てについてお尋ねしたいと思います。 今回積み立て率を引き下げて、平年度百五十七億円、初年度三十九億円の増収をはかっているようですが、昨年度の大蔵省の租税特別措置における減収額の試算では百億円計上しております。本年度の試算は十三億円であります。
○柴谷要君 今回の租税特別措置の改正で、これは画期的なものだと思いますが、民間外債を取り入れやすくするために原泉利子課税を免税とする措置をとっているが、外資取り入れについて基本的にどのように考えているのか、これが一点。 それから、ドル、ポンド体制の動揺している中で、借金による成長政策は資金繰りが安定しない心配はないのか、この二点について御説明をいただきたいと思います。
○柴谷要君 それから、また、アメリカの輸入課徴金の問題もまだ完全には消えていないのじゃないか。むしろ最近、一時課徴金問題が消えかかってきたのが再燃してきたようにわれわれはとるわけです。これらの国際的情勢に対して、今後いかなる形で反応し、対外経済政策を立案すべきであろうか、当面の問題と長期的な問題を区別して政府当局の見解を承っておきたいと思います。
山田 徹一君 和泉 覚君 柏原 ヤス君 鈴木 市藏君 前川 旦君 戸田 菊雄君 竹田 現照君 相澤 重明君 山崎 昇君 木村美智男君 村田 秀三君 小野 明君 沢田 政治君 松本 賢一君 佐野 芳雄君 杉山善太郎君 林 虎雄君 柴谷 要
○柴谷要君 次は、課税最低限の問題ですが、給与所得者標準家族で百万円課税最低限引き上げについて、大蔵大臣は、四十五年度には初年度べースで達成できると思うと、こういうことを国会で答弁されておるのでありますが、もう少し配慮をすることによって四十四年の平年度ベースにこれが採用できないものかどうか、政府の努力でこれはできるような気がするわけでありますが、この点について政府の見解をお尋ねいたします。
○柴谷要君 大蔵大臣は、昨年でしたか、売り上げ税というものを創設をしたいというようなことをちょっとほのめかしたことがある。酒、たばこ、物品税を来年度も上げないとしたら、歳出の増大、国債圧縮を考えますと、もう一度売り上げ税の提案をするのではないかというふうに予測されるわけですが、税調が再開される際にこの問題を諮問される意図があるのか、政府の考え方をお尋ねしておきたいと思う。
○柴谷要君 人員は、わかりますか。
近藤 鶴代君 達田 龍彦君 前川 旦君 戸田 菊雄君 竹田 現照君 山崎 昇君 木村美智男君 小野 明君 岡本 悟君 高橋文五郎君 沢田 政治君 山崎 斉君 植木 光教君 和田 鶴一君 林 虎雄君 豊田 雅孝君 石井 桂君 柴谷 要
○柴谷要君 物品、酒、たばこのうち、最も奢侈品的な課税の性格の強いのはやっぱり物品税だと思う。その物品税についてはもっときびしい線を出してよいのでは、ないかと考えますけれども、この点はいかがでございますか。
○柴谷要君 いまちょっと聞いていなかったのだけれども、もう一ぺんひとつ、すまんけれども。
○柴谷要君 それでは、私はこの程度で終わっておきます。
○柴谷要君 委員長、関連して。 本日は、山中議員にはたいへん御苦労さまでございます。修正にあたりましての御努力をるる開陳をされまして、私ども参議院といたしましてもその趣旨に沿って努力をしたいということで、実は本日本会議があるにもかかわらず、大蔵委員会は並行審査を要求をいたしまして審議をするという熱意を示したわけでございます。
委員長 青柳 秀夫君 理 事 植木 光教君 小林 章君 西田 信一君 柴谷 要君 中尾 辰義君 委 員 青木 一男君 伊藤 五郎君
○柴谷要君 まあそういう説明ならば、本案が出納整理期間中に成立をすれば間違いないというふうに解釈できますね。 次ですけれども、四十二年度国債のうち、年度内の発行定額高を見ると、一千億が未発行となり、このうち五百億を資金運用部が引き受けることになっているようですが、運用部資金の余裕がそんなにあるのかないのか、これが一つ。 もう一つは、国債残高の一・六%の定率の根拠を示してもらいたい。
○柴谷要君 政府は国債の償還期間を七年にしているにかかわらず、減債制度の立案にあたっては、国債を最終的に一般財源で償還すべき期間をそれよりもはるかに長い六十年というような期間を考えている。これは両者の間に矛盾はないのか、それとも、現在の七年という償還期限をもっと延長するという考え方はないのか、この点をひとつ伺いたいと思います。
○柴谷要君 終わります。
○柴谷要君 第二問目は、ただいま説明がちょっとなされましたけれども、現在申告に基づいて実質課税されておるのはわずかに三社、それで、残りの十一社には韓国税務当局が見込んだ法人税認定利益率一・九四%に基づいて認定課税をされておる、こういうことになっておると思うのですが、この問題をめぐっての交渉経過は一体どういうふうになっておるか。
○柴谷要君 デンマークとわが国との二重課税の回避のための特例法、この問題についてではなしに、関連がございますので、二、三質問をいたしたいと思いますが、隣国である韓国との租税条約締結交渉が昨年来持たれてきておるわけです。一体その交渉経過の見通しはどうなっているのか、まずこれを聞きたいこと。
○柴谷要君 本格的な質疑は後日に譲るとして、きょうは一問だけ質問しておきたいと思うのです、というのは、ほかでもありませんけれども、国債整理基金特別会計法を早急に改正しなければならないという理由は一体何か。これ一つだけ聞いてきょうはこの質疑を終わっておきたいと思います。
○柴谷要君 それでは、最後の御質問でございますが、関税率の改正の中で、特に問題があると思われるのがトウモロコシではないか。今度二次税率を四〇%、相当に引き上げられているが、これらは国内イモでん粉業者の保護のためなのか、また、従価四〇%という数字の根拠をひとつお聞かせを願いたいと思うのです。
○柴谷要君 現行までは第一次税率一〇%、二次税率二五%としてやっておったわけですね。ところが、今度の改正によりますと、第一次はゼロ、第二次が四〇%、こういう改正なんですが、一次をゼロにして二次を高めたこの根拠ですね、これをひとつ局長のほうから。
○柴谷要君 これまでガット体制のもとで世界貿易の拡大を推進してきたアメリカが、ドル防衛というこの一点でガットの存在を無視するような対策をとることは許せない行為だと思う。これに対して一体どう考えておられるのか、この点もひとつ説明を加えてもらいたい。
○柴谷要君 これはなお最後のお願いでございますけれども、四十二年度に開銀が融資をした先、それから、その額、そういった資料を昨年はいただいたのですが、今年はいただいていないと思うのですが、そういう資料をいただけるものでしょうか、どうでしょうか。
委員長 青柳 秀夫君 理 事 小林 章君 竹中 恒夫君 柴谷 要君 中尾 辰義君 委 員 伊藤 五郎君 大竹平八郎君 大谷 贇雄君
委員長 青柳 秀夫君 理 事 植木 光教君 小林 章君 柴谷 要君 中尾 辰義君 委 員 伊藤 五郎君 大竹平八郎君 西郷吉之助君
○柴谷要君 それはあなたのほうがそれを言い張るならまあそれでいいとして……。
○柴谷要君 それでは運送事務処理費というものはどのくらい払っておりますか。
○柴谷要君 これは通運料金だけですね。
○柴谷要君 衆議院の大蔵委員会をストップさせておくのじゃ申しわけないですから、私はまたわからぬことはあとで聞きます。ただ、三百八十億借り入れたところが、だんだんふくれふくれて四百五十九億も金がふえてきたわけです。それは利息が三分でアメリカへ四十年年賦で払えばいいのを四分で取っておるからこういうふうに金がふえてきたのだけれども、少し高利貸しのような感じがするわけです。
○柴谷要君 いまの説明ではちょっとわからぬのですがね。たとえば日本開発銀行に産業投資特別会計から金を貸す、日本開発銀行が日本生産性本部あるいは神奈川県に貸す、こういう形をとられるのか、今後ですよ。今後の問題と現在起きている問題との二つの処理のしかたを聞いているわけですから、そういう点を聞かせていただきたい。
○柴谷要君 そういうことになりますと、まあ日本生産性本部のようなところには産業投資特別会計は出ていかない、貸し付けにならぬ、こういうふうに理解してよろしいですか。
○柴谷要君 そんなばかなことがありますか。自治大臣と大蔵大臣との間に交付税のあれをめぐって覚え書きが締結されている。そんなものをいまごろ隠したってだめだよ。何ならこっちが印刷してそっちに配ってやる。いいかい。そんなものは出せる、出しなさいよ。皆さんに見せるといいから。その資料を要求して、きょうはこれで終わります。
○柴谷要君 資料を請求しておきたいと思うのです。 交付税と、それから譲与税の借り入れ金をめぐって自治大臣と大蔵大臣との間に覚え書きが締結されているわけです。これはあるでしょう、覚え書きが。
○柴谷要君 その覚え書きを印刷をして配付してもらいたい。
委員長 青柳 秀夫君 理 事 植木 光教君 小林 章君 柴谷 要君 中尾 辰義君 委 員 青木 一男君 伊藤 五郎君 大竹平八郎君
○柴谷要君 ちょっと資料の要求をお願いしたいと思います。経済援助資金特別会計法及び余剰農産物資金融通特別会計法を廃止する法律案が出されてきておりますが、この法律を廃止するにあたって、設立以来どのような収支出が行なわれておるか、これをひとつ資料として提出してもらいたいと思います。これはできるでしょうね。特別会計の収支出ですね、これをきょうの段階まで克明にひとつ資料として出してもらいたい。
黒柳 明君 委 員 木内 四郎君 黒木 利克君 菅野 儀作君 高橋文五郎君 高橋雄之助君 中村喜四郎君 大橋 和孝君 柴谷 要
○柴谷要君 毎年毎年出されておりますこの法律案は、減税という、農家にとっていいことでありますので、この問題については賛意を表したいと思うのですけれども、少し二、三点お伺いしたいのですけれども、そのことは、昭和四十二年産の米穀において、政府に売り渡すのに昭和四十二年九月二十旧までに申し込む、こういうことになっておりますが、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、富山、石川及び福井の各県の区域
○柴谷要君 それで、確かに食管会計の問題とあわせて検討すべき問題であろうと思うのですが、それならなぜ毎年毎年一年ごとに更新をして出してきたか。私が指摘したのは、四年前にこれは指摘している。
○柴谷要君 予算委員会が始まるので、大臣が予算委員会のほうへお出かけになるそうで、長い質問はできませんから、もう二つだけ。この問題は本年限りでやめたいと、こういうような御意思があるようですけれども、ほんとうにやめられるのか、やめる理由をひとつ簡単にお伺いしたい。局長でけっこうです。