1973-11-13 第71回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第1号
たとえば本州−四国架橋の問題なんか見てみますと、何も一ぺんに三本着工することはないと思うのです。一番効率の高いものから着工して、ほかはもう延ばす。新幹線の問題にいたしましても私はそう思うんですよ。
たとえば本州−四国架橋の問題なんか見てみますと、何も一ぺんに三本着工することはないと思うのです。一番効率の高いものから着工して、ほかはもう延ばす。新幹線の問題にいたしましても私はそう思うんですよ。
本州四国架橋は明石——鳴門にきまるだろう、あるいは縦断道路は徳島県を走るだろう、こういうようなえさが加わってきておるので、徳島県は利水上は非常に不便ではあるけれども、こういうような条件がほのめかされているのでやむを得ず私はのむのだといって、涙ながら議場において告白したこともございます。こういうようないきさつもある。それほど行政権というのは強いのです。
というのは、所信表明の中で、日本列島の未来図というものを描き出して、新幹線鉄道網をつくります、青函トンネル、本州四国架橋、それから空港、港湾、通信のネットワークをつくります、それによって日本列島の再編成をやるんだということを高らかにうたい上げております。
これが実際、いわゆる検討されている技術的に実際の施工上どういうふうに運んでいくか、一つのまあテストケースとしてこれは大事に見ていかなければいかぬじゃないか、同時にこの本州四国架橋の点については、ただいま御指摘のような各ルートそれぞれ非常に熱心な御要望が起こされておる。
しかも昨年度だけで、後半八月六日の第六十一国会終了直後に佐藤総理は、この本州四国架橋の問題について四国側の意見は案がきまれば一本化するといって、だが九月中旬ごろには決定することになろう、そして八月二十九日に、万博視察後のまた記者会見では、連絡橋は当初の予定では九月に結論が出るはずだったが少しおくれそうである、必要に応じて技術的にも容易なものから順次手がけていけばよい、もうすぐ結論が出ることだし、いましばらく
第四に、本州四国架橋問題は十数年前からエスカレートし、明石−鳴門ルート、児島−坂出、尾道−今治の各ルートに関係する地元の人々は、朝野をあげての誘致陳情合戦が展開されることとなって、三つどもえの政治運動となったのであります。昭和三十年に国鉄が淡路ルートの調査に着手して十五年、建設省が架橋調査に着手して十二年、この間六十億円をこえる膨大な調査費が投入されてまいりました。
それから、本州四国架橋につきまして、併用橋はどうだという疑問を投ぜられましたが、これは、いまお話がありましたように、技術的にも可能である、こういうことであります。また、四国開発という経済効果を考えまするときに、どうしても鉄道併用橋にしたいものだというふうに考えます。
ただ、本州四国架橋と両方ぶつかっておりまして、しかも建設大臣に対する質問がずいぶん長引いたため、せっかく通産大臣にお待ちいただきながら質問できる時間がほとんどないということで、大臣も非常に御迷惑だろうと思います。しかし、そういう事態ですから、あらためてひとつ機会をつくっていただかないと困るわけです。
○小濱委員 着工順位のいかんによっては、本州四国架橋公団の着手を待たず、地方道路公社方式によってでもその完成を進めようという構想も、一部の地元関係者の間にそういう声があるようにわれわれは仄聞しておりますが、これに対していかなる御見解をお持ちになっておりましょうか。
そこでまず、時間の関係でそのものずばりでお尋ねをしたいわけですけれども、後ほど私が調査いたしました経過を、必要があれば発表したいと思うわけですが、この前にも額がありますが、かつて河野建設大臣当時から、この橋の問題については三本のルートがありますが、本州四国架橋問題といえば、どこそこの橋だとか、どこの橋から早く着工するんだとか、全くヤマタノオロチではありませんけれども、大臣がかわるごとに政府の見解というものは
橋本運輸大臣が来られて、人のことを言うのはいけませんが、先般の本州四国架橋公団のいきさつ等の表に出た現象のみを拝見をいたしましても、もっぱら自分の役所が人事権を握ることによって多くの比率の官僚を送り込めるということに議論があったやに拝察できる。これは橋本大臣がそうじゃないとあとできっとぼくをおこられるでしょうが、そういうふうに見られるということははなはだよろしくない。
たとえば米の減産奨励金のいきさつであるとか、あるいは公共投資の関係で申しますならば、たとえば新道路整備五カ年計画ですね、これが採用になりましたし、本州四国架橋公団の設立の承認とか、新幹線鉄道網敷設計画に調査費をつけた、こういった例があります。現行の第五次道路整備計画が過小である。そして拡大訂正を要することはわかります。
これは六月ごろに決定し発表されるということを聞いており産するが、この本州-四国架橋というのは、兵庫県の明石と徳島県の鳴門の明石鳴門大橋、それから岡山県の児島と香川県の坂出の瀬戸大橋、それから広島県の尾道と愛媛県の今治を結ぶ瀬戸内大橋、この三本が候補にのぼっておるわけでございます。
○河毛政府委員 ただいまお話のございました航行安全調査の件でございますが、昨年の四月に建設省から本州−四国架橋計画の樹立にあたり、明石海峡及び備讃−瀬戸、児島−坂出ルートにおける船舶航行の安全に関する調査というものが海上保安庁に依頼がございまして、私どもといたしましては検討すべき事項が専門的に多々ございますので、学識経験者によります本四連絡架橋航行安全技術検討会議というものを設けまして、自後調査並びに
それに歩調を合わせて、国鉄の計画、またこの本州−四国架橋という点についても考えていかなければならぬということを私は言いたいわけであります。私は自分の選挙区に我田引水をしようと一つも考えておりません。しかし、いままでの例から見るとそういう例が非常に多い、こういうことを言っておるわけで、これは非常に大事業でありますので、慎重の上にも慎重を重ねていってもらいたいと思います。
そうすると、やはりこれだけの大事業ですから、何千億も使って、しかも世界的な大事業ですから、その場合には道路公団、鉄道建設公団も入った一つの本州・四国架橋公団というふうなものができることが最も望ましい形であろう、こういうふうに私は考えておるわけでありますが、大体それには同調できるでしょう。
そういうことになるとすれば、たとえば本州・四国架橋公団というふうな別個の形のものができ上がってやっていくということが一番望ましい。いいですか、結論をここで言っておるわけじゃないけれども、そういうふうなやり方が一番望ましいというふうにはお考えでしょう。これは現実に別々にできませんよ。
もう一つ、本州・四国架橋がいま問題になっておりますが、私はこの機会に、どういう観点から本州・四国架橋をやられるのかということをお尋ねしておきたいと思うのです。 まず第一に、これは鉄道と併用橋にするか、あるいは道路専用にするかということでございますけれども、急ぎますので結論を言わしていただきますが、明石・鳴門ラインをとりますと千二百六億違うのです。
そういう点につきまして、海上保安庁として、この今回の本州−四国架橋についていろいろ研究はされておるように承っておりますが、安全性の問題について、政府当局に特にそういった問題について、いままで御要望されたことがあるかどうかということについて、まず第一にお聞かせ願いたい、こう思います。
さて、この辺でひとつ国内問題、休憩前に、地域開発並びに本州−四国架橋問題に移りたいと思います。
○国務大臣(西村英一君) 建設省といたしまして、この本州−四国架橋につきまして、道路公団とともに土木学会に研究委託をいたしまして以来、ちょうど五年半になります。去る五月の十九日に、その本州四国連絡橋技術調査委員会の報告は最終的にまとまったわけでございます。 この調査会におきましては、もっぱら技術的な問題につきましての調査をいたしたわけでございます。