1954-09-21 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第11号
加えたものが末端で入手される価格になつて来るのか、最近の末端での価格というものは九百二十円も三十円もしておりますが、若しこの審議会でどういう価格を決定されても、末端での価格というものが非常に高かつたならば、農民から言うと何のことかわからなくなつて来るわけでして、あなた方のほうではこの末端までの経費というものをどういうようにお考えになつているか、又あなた方が具体的に考えられたものとかけ離れた数字で末端農民
加えたものが末端で入手される価格になつて来るのか、最近の末端での価格というものは九百二十円も三十円もしておりますが、若しこの審議会でどういう価格を決定されても、末端での価格というものが非常に高かつたならば、農民から言うと何のことかわからなくなつて来るわけでして、あなた方のほうではこの末端までの経費というものをどういうようにお考えになつているか、又あなた方が具体的に考えられたものとかけ離れた数字で末端農民
すでに九州附近では相当水害その他のものが出て来ると思えば、北海道は依然として低温が続いておる、この附近にいたしましても、昨日と今日といつたように、非常に天候が心配されるわけですが、従つて当初から農林省としては、本年の作況については、決してまあいい見通しではないという立場に立つていろいろ努力されておりますので、末端農民にしましても、参つて聞いてみますと、農林省け非常に積極的にやつておつてくれるのだという
これが若しそういうような最悪な事態が起きたときを予想したら、政府としてはこの委員会が申入をするとか、何とかいうことでなしに、もう委員会を飛び越えて、末端農民の気持に即するような処置が私は当然あるべきだと思う。
私は決して農業協同組合の陣営でもなければ、農業委員会の陣営でもないのですから、全く一個の農民の立場から考えて参りますると、今申しましたような形から行けば、いずれをとることが日本の農業の発展であるか、或いは又末端農民の心からなる協力を得られる団体であるかということを考えて参りますと、今行われておるこの両法案に対して、考え方が全く団体再編成的なものであるということの印象の中から、先ほど各委員からのお話もありましたように
○参考人(松浦定義君) 只今農林委員会から、本年の冷害に伴いまして、共済金が一般の冷害対策のほうに四十五億今回繰入れられましたので、その補堀につきまして本委員会にその措置を御承認願うための法案が提出されておる結果、只今小林委員からの御要求によりましての御意見でありますが、御承知の通りに農業災害補償制度が数年前から実施されまして、今日現在におきまする段階を以ていたしましては、末端農民は非常に不満の点が
○中澤委員 奥井さんにちよつとお伺いしますが、個人的な保険掛金が末端農民までに行つていない、災害の補償地が末端農民までに行つていないのが四〇%近くも計算すればある、そういうお話がさつきあつたのですが、どういう理由で一体これは行かないのか、その原因の御調査の結果をお話願いたいと思います。
第二点は、そのような生産者価格に圧力が加わるとすれば、これを配給しておる配給団体の側の、コミツシヨン・マーチヤントの手数料にはおのずから限度がなければならないが、これらの限度はそれらの生産業者の利潤とにらみ合して、末端農民に安い肥料が行くように勘案しておられるかどうか。聞くところによれば、これに約百円からの手数料がついて末端農家に来ておるという実例をわれわれは知つておる。
それから当局はいつも抽象的に上手に説明をなさるのでございますが、農村の所得課税というものは、大体において地域的に差異はありますが、一反当りの所得は幾らかという点で、われわれ農民は当局と非常に見解を異にしておるが、この点で末端農民においても大きな論爭をやつておるような次第でございます。