1952-03-26 第13回国会 衆議院 建設委員会 第14号
日本国人である限りは金がなくても道路は歩けるということが、いろいろな税金を納めている日本人としてあたりまえなことだろうと思うのです。そうしますと昔の関所破りみたいに、金のない者は山道でも何でも通つて行かなければならぬ。極端な場合を想像するとそういうことになるのでありますが、その点を政府はどういうふうに考えておるのでありますか。
日本国人である限りは金がなくても道路は歩けるということが、いろいろな税金を納めている日本人としてあたりまえなことだろうと思うのです。そうしますと昔の関所破りみたいに、金のない者は山道でも何でも通つて行かなければならぬ。極端な場合を想像するとそういうことになるのでありますが、その点を政府はどういうふうに考えておるのでありますか。
日本が韓国との間の国交調整に当らなければならないことは当然でございまして、これは当然に外交関係の設定開始、通商航海の問題の基礎をきめること、このような問題がありまするが、これに附随いたしまして在留韓国人の国籍の問題、又、韓国籍を取得する在留外国人即ち韓国人の一部を送還する問題、日本及び日本国人が韓国に残しましたるところの財産の請求を含む両国の債権債務の処理の問題、更には又サンフランシスコ平和條約にも
そこで我々の場合には戦争の結果生じた損害の全部を補償しないんだ、戦争の結果といつても第四条に掲げたような限定的な原因だけをとらえてその原因にかかるものを補償すると同時に、補償を受ける人間も日本国内でぶらぶらしておつて、日本国人と同じような扱いを受けた連合国人には補償する必要はないじやないかとだんだん狭めて参りまして、今お尋ねに関連するような第三条が、向うと大分面倒な折衝の結果置かれたんでありまして、
ところがわれわれの、この日本国並びに日本国人の海外移民に基いた、血と涙と汗の財産が一番多いのは、このラテン・アメリカの国々であります。これらの地域において得た数十年働き抜いたこのわれわれの在外の人達の財産を取り上げる……。(「取上げないよ」「例外に書いてある」「連合国じやない」と呼び、その他発言する者あり)連合国じやないか。こういうちやりが入つておりますけれども、これは質問時間に入りませんよ。
そうして日本の放棄の対象になるものは、戰争から生じた請求権と、それから戰争状態が存したが故に連合国がとつた措置から生じた請求権、それから日本に連合国軍隊、又は政府当局が存在していた事実から生ずる日本国及び日本国人の請求権、これを放棄することになつております。 第二十條は、これ又特殊事項でございまして、日本にあるドイツ人財産の問題であります。
第十九條は、第十四條の第二項におきまして、連合国が賠償を受取つたり、ないし平和條約の特殊の條項によつていろんな支拂いを受ける、それ以外の請求権は全部放棄するということを声明しておるのに対応しまして、日本もまた、今回の戦争について、日本国としてまたは日本国人として、連合国または連合国人に対して有しておる請求権を原則的に放棄するということを規定しております。