1985-05-17 第102回国会 参議院 決算委員会 第7号
九時五分に坑内の全就業者に対してベルト斜坑の方に、主要入気の坑の方に退避指示が出ている。最後に出るまでの間にこれは約二十分かかっておるわけです。
九時五分に坑内の全就業者に対してベルト斜坑の方に、主要入気の坑の方に退避指示が出ている。最後に出るまでの間にこれは約二十分かかっておるわけです。
当該災害発生箇所を含む飛鳥二卸坑道は、材料等の巻き上げ設備を有する斜坑であり、この斜坑の巻き上げ設備は本年三月末から休止中でありましたが、当日は、巻き上げ機を再運転する等のため、十六名が配番され、巻き上げ用ロープの検査、塗油等の作業を行っていたものであります。
○国務大臣(村田敬次郎君) 大変大事な問題でございますから、私からまずお答えを申し上げ、また足らないところは政府委員が補足いたしますが、当該災害発生箇所を含む飛島二卸坑道というのは、材料等の巻き上げ設備を有する斜坑でありまして、この斜坑の巻き上げ設備は本年三月末から休止中でございました。
また、石炭技術振興費補助金につきましても、入昇坑時間の短縮等を図るため、斜坑用マンリフトの開発に新たに着手す令こととしております。 次に、保安確保対策につきましては、昨年一月の三池炭鉱坑内火災事故の教訓を踏まえ、坑内火災対策の一層の強化を図ることとし、鉱山保安確保事業費補助金において新たに自然発火防止工事及び特殊消火設備を補助対象に追加すること等により、総額を約九十億円に増加しております。
○藤原説明員 お尋ねの坑内火災事故の捜査状況でございますが、おおむね検証も終了いたしまして、ただいま御指摘のありました事故調査委員会、通産省の関係でございますが、これの指摘されておりますように、二百二十メートルBC連絡斜坑下部に通気制御のため設置されております第三調量門箱門の場所でございますが、これが出火地点であることは推定いたしたところでございますが、その出火原因等につきましては、現在、科学警察研究所
今次火災の発生箇所は、ナンバー一〇ベルトコンベヤー斜坑の坑底エンドプーリーから十五メーター上部にあります第三調量門またはそのごく近辺と見ております。火源といたしましては、いろいろ検討いたしたわけでございますが、現段階ではベルトコンベヤー機械施設が関係して発火したと考えておりまして、ベルトコンベヤーがどのように発火に関与したかについては、目下実験を含めて検討中でございます。
火災発生箇所につきましては既に中間報告で明らかにされておりますが、二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑の坑底一番下から約十五メートルぐらい上に第三調量門というのが第一〇ベルトコンベヤーにまたがっておりますが、その第三調量門ないしその近傍、この焼損状況等からいいまして、かつ第一発見者からの報告等を判断いたしますと、この箇所が火災発生箇所ということで断定できるのではないかと思っております。
○政府委員(石井賢吾君) 有明鉱におきましての火災では、先生御指摘のように、二百二十メーター斜坑の坑底の湧水を利用した一系統、これがケーブルの切断によって不能になりまして、二百二十メーター坑道の近くにございます他の水源との接続を図ったわけでございますが、この接続がうまくいきませんために消火が効果を上げ得なかったという大変悲惨な結果を招いたわけでございます。
第一点の火災の原因でございますが、まず火災の発生箇所につきましては、有明鉱がマイナス二百二十メーターレベルとマイナス三百二十メーターレベルの主要坑道から成っておるわけでござい ますが、この二つをつなぎます二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑の坑底付近で第三調量門というのがございます。
火災の発生箇所は、二百二十メーターレベルと三百二十メーターレベルの坑道を結びます二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑の第三調量門またはそのごく近辺ということで、中間報告は火災発生箇所を特定いたしてございます。第三調量門、調量門と申しますのは通気の調節をするための戸門でございます。また、この火源につきましては、ベルトコンベヤー施設等の摩擦熱によるものと特定をいたしてございます。
まず、火災発生の原因でございますが、これは二百二十メーターベルト斜坑の坑底部門に近い第一〇番目のベルト調量門近辺で火災が発生したという特定がございまして、その上に立ちまして、その場における検証等を通じ、火災の発生原因はベルトコンベヤー施設と他の物の摩擦熱によって、周辺にございました調量門の木材あるいは落炭等を蓄熱発火させたものというふうに絞り込みをいたしてございます。
これは、二百二十メーター連絡斜坑の坑底の湧水を利用いたしました消火栓で初期消火をいたしたわけでございますが、ちょうど一〇番ベルト坑道を通っておりますケーブルが焼き切れましたために、水の勢いが弱化してしまって有効な消火ができなくなってしまった。そこで、消火栓に関係いたします配管をバルブ操作によりまして他の水源にスイッチしようということでの作業が行われたようでございます。
ナンバー一から八までが二百二十メーターレベルのベルトコンベヤーになっておりまして、ナンバー九以降がいわゆる三百二十メーター坑道とつながります連絡斜坑のベルトになるわけでございます。
二月二十一日に、さらに左手の方の二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑、こちらの方からポンプを投じまして揚水を再開して、現在水没坑道は約五十メーターの範囲ということになっておりまして、水深は約二メーター弱ということでございます。
ただ、確かに十分な状況把握ができておれば、もっとも火災を防ぐための一つの方法として考えられるかもしれませんが、今回の場合には目抜きの前の段階、斜坑におきまして火災が発生いたしておりまして、しかも坑内にはまだ人がおるであろうという想定のもとに救護隊の入坑等をさせておるわけでございますので、通気を遮断して奥へ送らないということはきわめて困難ではなかったのかというふうに一般的に想定されるわけでございますが
①にございますが、先ほど大臣から御報告申し上げましたように、坑口から約三千メーター弱の地点で、二百二十メーターベルトコンベヤー連絡斜坑、ここで火災が発生しているのが見つかったということでございます。 それで、②にございますが、二時五分に全員退避命令を出し、二番方の入坑をストップし、救護隊を派遣したという手順になってございます。
ちょうど十二時五十八分ころ、係員がその有明鉱の二百二十メートルレベルベルトコンベヤー連絡斜坑という付近を検査しておりましたところ、そのナンバー一〇ベルトコンベヤーが燃えているのを発見いたしまして、直ちに会社側は十四時五分、二時五分に全坑、有明鉱の中で働いておられる方々に対して待避命令を発令いたしております。災害の発生いたしました当時、有明鉱には七百七名の方が入坑して働いておられました。
六月末の状況で申し上げますと、夕張に残っておられる保安技術職員は、立て坑、斜坑等の保坑に従事されている方が十三名、その他夕張に残留されている方が長欠者を除き十六名、このうちすでに五十四歳以上の方が九名という状況であります。
なお、現在、北炭夕張社が維持している立て坑、斜坑等の資産については、この収支計算の結果によって評価が生まれてくるという考え方から仮に評価をゼロとして計算をいたしておりますので、この四百六億円の初期投資には含まれておりません。
ただ、夕張の本地域の開発はマイナス七百メートル以下の深部に直接到達して採掘するため、仮に現在の立て坑、斜坑を利用するといたしましても、別に立て坑の開削が必要となるのであります。初期投資額が非常に高くなっております。生産規模を小さくして鉱命を延ばすということになりますと、トン当たりの初期投資額が著しく高くなり、採算性は一層困難になります。
○説明員(弓削田英一君) 新北部の開発計画等に関しまして、骨格構造の問題が実は出たわけでございますが、私どもは従来の骨格構造については、それなりの役割りは果たしてきたと、こういうことで評価はしているわけでありますが、今後の新北部の開発につきましては、より安全に、より安定的な生産体制を確保すると、こういう観点から、実は先生も御指摘ございましたように、新しい斜坑の掘進及び新立て坑の開削等によります対偶式通気
斜坑一本がどこの山だって六十メーター、部長だってこれ技術屋ですからわかっているとおりに、六十メーター延びない掘進の山というのはないんですよ。私は逆に、四十メーターで大事をとっていったとしても、約三年近くで斜坑一本は完成するじゃないですかと、こう言っているわけでしょう。あと残る問題は何かと言えば、管理体制、経済合理性、こういう問題も私はあると思います。
だから、坑内骨格構造の展開が間違ったとするならば、新たに千メートルの斜坑一本おろすといったことと、それから新たに清水沢寄りから立て坑一本をおろさなければならんと。これが当時調査団に加わった磯部教授の見解でもあり、われわれもかねて、この決算委員会ではありませんが、エネルギー委員会で私申し上げたことがあります。
露天掘りを残すことにより、その収益によって立て坑、斜坑並びに最小限の必要施設の維持を図り、閉山に伴う諸問題の解決を待った後改めて新会社による新区域十尺層の開発の可能性を追求し、実施に移されんことを切に期待してやまない次第であります。
水平坑道、立て坑の問題から組み合わせをして、そこらあたり、現在新たなものを立て坑をおろすとか、新たなものから斜坑を入れるというわけじゃないのですから、現存しているんですから。ただ、坑内骨格坑道のやり方にはまずさがあった、北炭の場合は。これは認めますよ。そこらあたりをある程度合理的に組み立てられれば三年足らずでやっぱり新北部の開発は可能である、私はこう思っています。
露天掘りを残すことにより、その収益によって立て坑、斜坑並びに最小限の必要施設の維持を図り、閉山に伴う諸問題の解決を待った後、改めて新会社による新区域十尺層の開発の可能性を追求し、実施に移されんことを切に期待してやまない次第であります。
しかし、これもいろいろの制度の関係があってのこういう書き方だと思うのですけれども、しかし坑底から、たとえば水平の立て入れを切る、それから斜坑で入るということは、全部既採掘区域内であります。やる気になれば直ちにこれはかかることができるわけですね。そうして進めながら、ある程度のボーリングを打って、立て坑の位置を決めて、第三排気立て坑を掘る。そして通気体系というものを中央式から対偶式に切りかえていく。
いわゆる立て坑なり材料斜坑、選炭機というものを、いまであれば管財人の管理下に置くことができますが、そういう意味の将来のことを考えての処置でもございます。
二、現場の取り明け状況から見ますと、北第五盤下立て入れナンバーワンから北部人気斜坑マイナス八百十巻き立てにかけての間で特に燃焼が激しく、鉄管、アーチ枠等が溶融するような場所があり、ところによっては最高温度が千五百度C程度にまで達した状態にあったということが判明いたしました。火災の範囲は同個所よりさらに人気斜坑を経て北第五上部坑道にまで及んでおります。 次に、原因の推定でございます。