1978-04-18 第84回国会 参議院 逓信委員会 第9号
給与の面とかあるいは予算の面、あるいは料金法定制の問題いろいろございますから、いまここでこの議論をするととてもとてもこれはもう尽きるところがないと思いますけれど、いま大臣がおっしゃったニュアンスというか、真意というか、恐らく私と共通なものがあると思います。
給与の面とかあるいは予算の面、あるいは料金法定制の問題いろいろございますから、いまここでこの議論をするととてもとてもこれはもう尽きるところがないと思いますけれど、いま大臣がおっしゃったニュアンスというか、真意というか、恐らく私と共通なものがあると思います。
○服部国務大臣 郵政業務、特に郵便の占める位置はまことに重要でありまして、現行料金法定制のあり方について、諸外国の現在の制度のあり方と比較検討をしてどのように考えるかという御質問でありますが、諸外国でも、特にアメリカ、イギリス、フランス、西ドイツなどを見ますと、料金法定制をとっている国はございません。
次に、ちょっと電電公社の方に質問しますけれども、電電公社の諮問機関である電信電話諮問委員会から、一月五日に、電話料金の決定原則の問題、あるいはサービスのあり方の問題、あるいは国民の負託にこたえる方策についての答申が総裁になされておりますが、その主なねらいはやはり料金法定制の緩和にあるというふうに私は考えます。
○服部国務大臣 電信電話諮問委員会の答申については、種々示唆に富む内容が全体的に見てみますと盛り込まれていると思いますが、ただいまの先生の御指摘の料金法定制の問題につきましては、電信電話事業の健全な運営を確保することの観点など諸般の事情を勘案し、今後慎重に検討すべき問題であると私は考えております。
○服部国務大臣 料金法定制についての答申の内容でありますが、私は大変示唆に富んだ答申内容であると理解いたしております。ただ、料金を法定制から外すという点については、いま少し時間をおかしいただいて検討をさせていただきたい、かように私は考えております。
この答申の内容は、昨年の三月から十六回ぐらい委員会を開いて審議したということでございますが、国会で電話料金を決めます料金法定制の撤廃などが打ち出されておりますが、電話料金の法定制の撤廃は国会の法改正が必要であることは御承知のとおりでございますし、昨年の末の国会で国鉄の運賃法定制が運輸大臣の認可に変わったわけでございますが、このように国鉄の運賃法定制が緩和されたから、そのまま電電公社にもこれが当たって
○国務大臣(服部安司君) 電信電話諮問委員会の答申についてのことでありまするが、私も拝見いたしまして、種々示唆に富む内容も盛り込まれていることは認めまするが、ただいま先生御指摘の料金法定制の問題については、率直に申し上げて、私はまだまだ検討を要する問題である、かように考えております。
しかるがゆえに、先般の参議院本会議でも、特に総理に、この法定制を国鉄に続いて、国鉄の法定制を撤廃すると、これに連関をして電電公社等の料金法定制というものが廃止をされていくという機運を助長することになるんじゃないかということを私は指摘をした。