1952-07-30 第13回国会 衆議院 文部委員会 第43号
以上いろいろ申し上げましたが、この法律案は、私最初から意見を持つております通り、政治的立場とか、あるいは選挙とか、そうしたいわゆる党利党略とか、利害というものに関係のない法律案で、われわれはこの文化立法については、何とかすつきりした論議をして、あくまで文化人に笑われないような——国会は、ともすれば文化性を非常に云々せられております現在において、りつぱなものをつくりたい、こういうようなことでやつて来たのでありますが
以上いろいろ申し上げましたが、この法律案は、私最初から意見を持つております通り、政治的立場とか、あるいは選挙とか、そうしたいわゆる党利党略とか、利害というものに関係のない法律案で、われわれはこの文化立法については、何とかすつきりした論議をして、あくまで文化人に笑われないような——国会は、ともすれば文化性を非常に云々せられております現在において、りつぱなものをつくりたい、こういうようなことでやつて来たのでありますが
先ほど委員長からも報告がありましたが、この法案につきましては、共産党を除く各派、ことに民主党、国民共同党あるいは農民共同党その他の党派が非常に努力をせられて、よりよき文化立法のために御協力願つたことについては、われわれその委員の一人として心から感謝感激にたえないのでありますが、先ほど来受田社会党代表の演説にもなりました点は、公共企業体となつたところの日本放送協会が、国家機関の直線的な一部となつて、ぞの
青柳委員が御指摘になりましたように、あくまでもこれは文化立法でございまして、児童福祉法とともにわれわれがよりよきものを掘り下げて行かなければならない問題をたくさん蔵しておるのでございます。
要するところ、この線に持つて行かなければならないということははつきりいたしておるのでありますし、今日日本の置かれておりまする客観情勢より見ましても、これは私は大切な文化立法であると思うのであります。
私はこれは今までにかつてない文化立法であると心得ております。