1954-05-27 第19回国会 衆議院 農林委員会 第52号
従いまして、電柱敷地料に関しましても、特に補償立法というような措置によらないで行きたい、かように考えております。それでは電柱敷地料の問題は、幾ら安くてもこれを放任して置くかという点になりますと、これはまた別個の問題でございまして、今御指摘がございましたように、この資料にもありますように、現在のところ、たとえば木柱でありますと、全国平均十円から三十一円というような、きわめて安いことになつております。
従いまして、電柱敷地料に関しましても、特に補償立法というような措置によらないで行きたい、かように考えております。それでは電柱敷地料の問題は、幾ら安くてもこれを放任して置くかという点になりますと、これはまた別個の問題でございまして、今御指摘がございましたように、この資料にもありますように、現在のところ、たとえば木柱でありますと、全国平均十円から三十一円というような、きわめて安いことになつております。
○小出説明員 現実に電柱敷地料として支払いました金額は、これは当然経理の上に電柱敷地料として明確に出ておるわけでございますので、そういうふうに経理上出ております分は、当然資料として採用してさしつかえない、かように考えておる次第でございます。
それから電柱の敷地料につきましては、当然支払わなければならぬ金額と、それから実際支払われている金額との間に開きがありまして、従つてまだ支払つていないものがかなりあるようです。これは取立て債務になつている関係上、電気会社の方でも一々支払いに行かない、権利者の方からもとりに来ないという関係で、そのままほつて置かれるということでありますが、そういう事実は若干あるようです。
むろん原価の中には、賃貸敷地料というものは入つて来ると思います。従つて今度は、若干これも引上げた率でもつて計算しております。
○中島政府委員 ちよつと手元にそういう数字はございませんけれども、しかし今のように、支払わない敷地料がかなりたまつておりまして、それで金利がかせがれているという場合には、これは過去の実績といたしまして雑収入に上つて来るわけです。そういうものが今後続けば、将来もそういうものが入るということで、それだけは収入として控除されますから、それだけ原価は安くなる。
そういう関係から一般経費としても百七十九億円、その他の経費は、次にありますように電力用水費、電柱敷地料、道路占有料、こういうものを当然今後は一般設備の拡張のほかに、ある程度その単価も引上げるというような問題もございまして、若干引上げることになつおります。
ただこの中で一番下の一般経費が二九%殖えておりますのは、金額としては小さいのでありまするが、お目にとまるかと思うのでちよつと補足説明をいたしますると、この表のすぐ下の註の一、一般経費の中の殖えましたものの内訳がここに出ているのでありまして、御覧の通り殆んど事業税とか水利使用料、電柱敷地料、道路占用料というような公租公課的なものと、それから購入電力料金の或いは値上り或いは数量の増加というものによつておるのでありまして
それは農業団体から私どもに対しまして、今次電気料金の値上げに関しまして自分たち自身にもらわなくてはならない電柱の敷地料、これらの点について電力会社がどのように考えておるか。又これに対して率直にその非を挙げておるのであります。例えば只今では電柱料金としては、一本につき農家には二十円しか払つていない。その半面に、収入については、電力会社は一本の電柱に対する広告料は五千円という多額な金を取つておる。
先ず第一に、農業団体から電柱敷地料のことについてろいろ我々も伺つております。現在御承知のように、まあ各会社によつて多少違いますが、電柱一本当り二十五円とか、三十円という程度のものを支払つております。
○小松正雄君 関連してでございますが、この資料の中の新旧原価比較表というのに対しまして、この中の現行料金に織込んである原価というものの中に電力用水費、電柱敷地料、こういつたものがあつて総額は二十一億四千四百万円という多額でありまするが、この中の電柱敷地料がどれだけになつておるかおわかりでしたら知らしてもらいたいし、なおわかつていなかつたら藤田委員のおつしやつたように、調査中の間に早くそのことについて
敷地補償料でありますが、この問題につきましては、過去三年ほど前から、あまり長い間農地における電柱敷地補償料が各関係とも放任の形になつておりましたので、これを取上げて、現在のところ、料金の多寡は別といたしまして、電電公社関係と国有鉄道の関係は一応軌道に乗りつつあるわけでありますが、残された電気会社関係の補償料というものが、判然としていない面が多分にありますので、この際農地に施設してあります各社の電柱の敷地料問題
この電柱敷地料の補償の問題というのは、何かきわめてささいなことのように当局も考えていられるのじやないか、こういう感じがする。それで農民の方の要求がないからというて、それに目をおおつてしまうということじや、私どもは当を得ないと思うのでありまして、こういう点も私は当局の注意を喚起したい、こう考えます。まだありますか、金子君。
○金子委員 そこで公益事業局次長にお伺いしますが、この敷地料というものは、要求がなければ何年でも払わなくていいのだという、法的の根拠はどこにありますか。
○長谷山行毅君 そういう場合に今の敷地料といいますか、土地の賃貸料なんかはその坪数によつて支払つたり或いは受取つたりしておるのですか、国鉄その他で。
それは電柱の敷地料の問題でありますが、この問題については、すでに農林委員会においても問題になつておると聞いております。御存じのように電電公社が使用しておる電柱の敷地の補償料が、あまりにも安過ぎる。そこで今年の初めでありましたか、当局の方においても、補償料は今年度は約一億近く出していただいて、一本について木柱には二十七円、支線についても二十七円出すことになつております。
○金子委員 ただいまの梶井総裁のお話は、ひとり電柱の敷地料だけの問題を考えておられぬ、ベース・アツプの問題、あるいはまたそれをやれば、独立採算の建前から料金の値上げというような大きな問題があるから、上げるという気持はあるけれども、それらを具体的に今研究しておられないというお話でありますが、私はそのままここでそうですがと言いたいのでありますけれども、遺憾ながらそれは少し問題じやないか。
この電柱敷地料なんかもそのいい例でありましてそういう点につきましては、農村のようなものは営業の性質と地域の性格からいつて、電柱にしても電気にしても、そのような犠牲は負うけれども、その恩典には比較的あずかつておらない。あずからないということが悪いとは言わぬけれども、職業の性質からいつても、地域の性格からいつてもそういう結果が出ておるのであります。
○金子委員 ただいまの梶井総裁の御答弁にあります、よし電電公社が敷地料をいかにすることが妥当だということを予算化いたしましても、それは郵政大臣がそれが至当だということでなければ、それは決定できないという経緯は、この間前委員会において郵政大臣からも、おいで願いましてその向きは承つておるのであります。ただ問題は、そのときの話にもあつたのでありまするが、公社自体が一つの案を出さなければならない。
○金子委員 この敷地料の支払い方法につきましては、各地主あるいは耕作者から農業団体が委任状を全部とりまとめまして、一括支払いの形で預金に振りかえて行く。
電柱敷地料の敷地の補償の問題につきましては、全国の農村関係の団体その他と電通省時分に打合せいたしまして、昭和二十七年度の予算におきまして、大体一億円を損益勘定の中へ計上しております。現在約七千万円支払つております。
○藤野繁雄君 只今の、例えば電柱の敷地料、損害料のようなものも、法律で定めてあるところのものは非常に安いところの値段で定めてあるために、全国の農業代表はこの値段を引上げてもらわなくちやできないということで、今交渉を進めておるような次第なのであります。
つまり請求してなかつた敷地料に対しては、つまり既存の料金はいつまで遡つて請求ができるか、その点を一つ伺つて置きたいのです。
○徳田委員 國有財産局にあなたは借りておるんだから、そうすれば、あなたの方の敷地料こととか、いろいろなことについて毎期々々監査しなければ決定ができないでしよう。だからこの監査は受けるはずですが、受けておりますか。
河川敷地の利用について、相當高額な地代を要求されておるというお話でございましたが、これらの河川敷地の使用については、從來他の農地よりも、相當低廉な敷地料でもつて賄つておられたように聞いておるのであります。從つてわれわれとしましては、農地の賃貸價格とバランスをとるようにいたしてまいりたい。