1969-03-20 第61回国会 参議院 文教委員会 第4号
たとえばできることならば大学の先生方が集まる会合、こういう会合で話を聞いたり、各県の教育委員会主催でいわゆる公聴会のような広く意見を聞くなり、そういうことを集約して、国の世論を結び合わせて、長期的な計画、短期的な臨時的な方法については別途な考え方がありましょう。いずれにいたしましても、このままほっておけないという考え方はどうぞひとつ私どもの考え方も御理解いただきたいと思う。
たとえばできることならば大学の先生方が集まる会合、こういう会合で話を聞いたり、各県の教育委員会主催でいわゆる公聴会のような広く意見を聞くなり、そういうことを集約して、国の世論を結び合わせて、長期的な計画、短期的な臨時的な方法については別途な考え方がありましょう。いずれにいたしましても、このままほっておけないという考え方はどうぞひとつ私どもの考え方も御理解いただきたいと思う。
そういう研究大会ということで青年大会を開くということになりましたら、その青年大会を中継するとか、あるいは、北海道であれば、北海道の僻地を中心とした特殊教育の研究会議を開く、教育委員会主催であれば、その行事、大会を中継してその地域に協力する、そういうふうに考えております。
○宮地説明員 愛媛大学の助教授の田川先生が、昭和三十三年の八月一日から四日までの間、愛媛県教育委員会主催の夏季小中学校研修会におきまして、いろいろ国家公務員としてふさわしくない行動があった、その結果愛媛大学に対する社会的信用を少なからず傷つけた、こういうことで田川先生を大学は戒告ということに——それこそ教育公務員特例法の手続によりまして戒告ということをきめまして、文部大臣に上申して参りました。
それから技術、家庭科の免許状を取得したいと意図する者と、指導要領の改訂だけで、何らかの文部省あるいは教育委員会主催等の講習会に出席した者との間に免許状を与えられる資格についてアンバランスを生じるということは、必ずしも好ましいことではない、こういうふうに考えるのですが、免許法改正後、この教科の免許をとりたいと考える者についてのそのギャップはどういう方法で埋められる予定ですか。
○豊瀬禎一君 前々回から本委員会におきまして審議が続行されております愛媛県における教育委員会主催の講習会、その内容の当否等についてまず質問を続けたいと思います。本問題につきましては、たびたび矢嶋委員等から指摘されましたように、まず第一番には、教育委員会主催の講習会に正式に招聘された講師の所属しておる諸団体並びに本人の思想傾向の問題です。
しかし教育委員会主催の講師としては、りっぱな人格であるということと、今の憲法、教育法に合う思想を持った人を選ぶということは、教育委員会主催の講師を選ぶときの基本的条件でなければならぬと思う。そうじゃないですか。そこで今までの話を聞いていると、やはり講習のやり方についても不適当だと思うのですが、それはいかがですか。
そうしてそのあとに国民の統合の象徴としての天皇という国民感情がついてくるのがいいのであって、国民感情としての天皇象徴を先にこういう教育委員会主催によって強調していくことは——憲法ができてまだ十数年です。どこを強調するかということの中に教育方針が出てくる。
○山中(吾)委員 今問題になっておるのは、私は、教育委員会主催の講習会が適当であるか不適当であるかということの論議をしておるつもりなんですね。そこでお聞きしたいのは、愛媛県の教育委員会主催の講習会の目的はどういうふうに向こうで明示をしておったかお聞きしたいのです。
○山中(吾)委員 三木委員の質問に関連して大臣にお聞きしますが、この問題の核心は、民間の組合とか団体の講習会でなしに、県の教育委員会主催の講習会であるということに問題の中心があって、そこでそれを前提として質問を申し上げておると思うのであります。文部大臣は県教育委員会あるいは市町村教育委員会に助言、指導する権限と責任があることが明記されておるわけであります。
今大臣は私に答えた通りだというので、いま一度確認したいと思うのですが、そういう教育委員会主催の講習会は、明らかに憲法無視の講習会で、目的が明らかであると思うのですが、これは今後そういうことをやってはならぬという通牒を出すべきであるし、その大西という教育長が次の任期になったときには、私はまた文部大臣に承認を求めてくると思うのですが、承認すべからざる人物だと思うのですけれども、いかがですか。
そこで愛媛の具体的な問題がどうだというのではなしに、今私が申し上げたように、いわゆる国民主権という理念の上に立っておる現在の国家思想のもとにおける教育委員会主催の講習会の中で、いわゆる国民主権を否定をして、君主主権という思想を中核とした講習をしている場合に、事実愛媛と関係なしに、そういう講習会がある場合については、大臣としてはそれは不適当である、そういう講習会はやめろという通牒をお出しになるのが責任
文部省が計画し、文部省が考えて、そして教育委員会を指導し、そして教育委員会主催の教員の研修集会をやらす。これはちょっと考えると何でもないように思うのですけれども、これがやはり計画的に思想統制というふうな考えをもって行われた場合ですよ、これは行い得るのですよ。だからこういう点は非常に私は重大な問題になると考えておるわけなんです。