1952-05-12 第13回国会 参議院 本会議 第38号
(「その通り」と呼ぶ者あり)現在の大学生の多くは、中学校の前半を太平洋戰争の末期に過ごし、勤労学徒として出動し、幼き身を戰争遂行に駆り立てられ、敗戰後、その劣悪な環境の下に、中学校、高等学校を経て今日に至つたものであり、学徒動員によつて戰争中苦汁を嘗め、戰後、新憲法の下に、民主主義、平和主義の教育を受けて来たもので、戰争を嫌い、平和を愛する情熱は極めて強く、新憲法の高き理想の具現に対しても、青年らしい
(「その通り」と呼ぶ者あり)現在の大学生の多くは、中学校の前半を太平洋戰争の末期に過ごし、勤労学徒として出動し、幼き身を戰争遂行に駆り立てられ、敗戰後、その劣悪な環境の下に、中学校、高等学校を経て今日に至つたものであり、学徒動員によつて戰争中苦汁を嘗め、戰後、新憲法の下に、民主主義、平和主義の教育を受けて来たもので、戰争を嫌い、平和を愛する情熱は極めて強く、新憲法の高き理想の具現に対しても、青年らしい
また見方によつてはやや世界の水準よりすぐれた点もあつたが、その後次第に低落して特に敗戰後七年間の空白も加わつて結局今では世界の水準に十二年間くらいは遅れておると思う、こう言われておるのでありますが、独立後の今から立ち上つて努力をいたしまして、大体何年間くらいすれば国際水準に近づける技術にまで到達すると思つておられるか、この点を伺つておきたいのであります
ただ御承知のような敗戰後の経済崩壊時代を通つて来たという現段階において、公民館或いは図書館、博物館等全般に亘つて十分の力のいたすことのできないのを遺憾に思うのでありますが、先ほど局長より説明申上げましたように、各都道府県においてこれらの三つの施設のうちどれかを推薦して頂きますと、矢嶋委員仰せの通りモデル的に仕上げるというような意味も含めて、僅かではありますが、補助を與えて努力しておる、こういう段階であります
もしあなたがそうおつしやるならば、敗戰後のドイツの婦人の節操と、敗戰後の日本の婦人の節操と比較対照してみますと、日本の婦人の節操は案外安価に取扱われておるのじやないかということを私は考える。これは私の判断でありますから、あるいはさようなことがないとおつしやれば私はそれも承服いたします。
しかしながら日本の国力から見まして、すなわち敗戰後のつらい財政状態から見ましても、まあ戰前を基礎にしたくらいの程度で考えたらいいんじやないか、こう考えて、議員の定数を減らすようにしております。政令諮問委員会では、現在の議員を半分に減らしたらいいじやないかという意見も出ておりますが、これはあまり行き過ぎだと思います。
敗戰後のこの民主主義国家を労働方面においてその一翼をになつて、そうして日本を完全な民主主義国家に発展させようとする勤労者の団結でなければならぬと私は思うのでありまして、またさよう信頼をしておるのでありますから、この法案の規制の対象となることは、この法案自体がそういうことになつておるし、政府がしよつちゆう弁明しておるにもかかわらず、ああいうふうな問題を惹起するということは、これはどういうところにその原因
現行の汽車賃、電車賃、電気・水道料金にさえ耐えられない国民大衆をしり目に、何でもうけたのか、敗戰後の国民でありながら、高い料金も苦にならず、アメリカにつながることにおいて、ふところのふくらんだ人々が、アメリカを信じ、この会社の組織と、この飛行機を利用し、早くて快適な空の旅を味わうために飛び立つたのだ。あわれなこの人たちの行く先は、大阪でも博多でもなかつた。あすの日本への飛行でもなかつた。
長年国家は一面において監督をするとともに、補助をやつて来たのでありまするが、敗戰後いろいろな事情のために、そのことがずつととだえておりました。 〔委員長退席、黒澤委員長代理着席〕 新しい時代が来るのでありますが、一体交通政策というものを考えてみましたときに、国家は交通事業に対して強力なる規制を加えて、嚴重なる監督をしておる。
僕はその問題も実は問題だと思うのですが、併し今この法律案に関係して、戰争中にやつていた、いわゆる特高なり、或いは憲兵隊なりのやつていたことを、まあ敗戰後はちよつと悔い改めたというような顏をしておられたのですが、最近は悔い改めたのは損したような顔で、それどころか今度は又そいつを続けるのだという傾向があるのじやないか。
私は敗戰後の日本として、アンダ口イラニアン石油に対するがごとき、あの暴力的な革命的なことを日本人はしてはならぬと思います。しかるがゆえに、今日において絶対にこの工場は民族資本でやる。すなわち外資を借り入れることはよろしいでありましう。しかし指導権を持つところの出資はさせてはなりません。ことに五〇%、——五〇%の出資は、いかにも公平であるかのごとき感を持ちますが、事実はしからずであります。
殆んど大学を出ておるものが多いというような人があり、語学、翻訳その他の点におきまして、今日日本において教育を受けた人よりも、或る点におきまして、頭脳的にも又いろいろな生活條件から言いましても、語学においても優れている人が決してないのではありませんが、これらは多く国籍上は外国人になつておりますが、その愛国心その他においても日本に対して非常に忠誠な人もありますので、その点をお考え頂いて、これらも併せ、敗戰後
そういう関係で現在ではいろいろな事情、特に敗戰後の国の事情によりまして、八千万の人口を二分の一に減りました国土の中で養つて行なければならぬ、そういうふうな事情もありまして、気象というものが一般行政の上に再認識されるようになりました。
そこで、いまひとつの問題は、著作権の存続期間というものは、著作権法によりまして、著作権者の死後三十年ということになつていると、私は一般的に了承をしておりますが、近年、と申しましても敗戰後、それが死後五十年に改められているということを――とりわけこれは外国の出版物と思いますが、われわれはそういうふうに聞いているのでありますが、ちよつと三十年が五十年になつたいきさつをお聞きしたいのであります。
敗戰後今度新らしくスタートをするというような場合には、日本は一等国というような体面を保つために必要なものが要るのでございましようか。それとも今度は少し基準が変つて来るのでございましようか、それを一つ承わりたい。
然るに、敗戰後、占領下において日本の憲法がこの点において明らかに大原則を規定しておるにかかわらず、いわゆる事実上の法の中には、或いはこの憲法の掲げておる大原則を徐々に崩してしまうのではないかというような慮れが多分にあるものがあり、そして又、ここに又一つそれが加わろうとしておる。
敗戰後施行されました敵産管理法によつて管理せられました財産の総額は当時の管理人の作りました評価に基きますと四億三千七百万になつておるのでございます。返還の問題といたしましては敵産管理にして処分等の措置を行なつたものを返すというのが問題になるわけでございます。その敵産管理に付されました財産のうち、返還せられた数はおおむね六〇%乃至七〇%であるまいかと見ております。
御存じのように、電力の再編、成というのは、敗戰後日本の経済を集中排除法その他によつて再編成する至上命令というものがあつて、その結果いたさなければならなかつたことなのでございまして、そういう意味合いからいつて、政策として自由党としてその案を立ててそれでやつたという意味ではないので、その点はおわかりのことと思いますけれども、どうぞひとつ御了承を願いたいわけであります。
○政府委員(古橋浦四郎君) 少年犯罪が殖えました原因につきましては、いろいろ警察或いは検務局、家庭裁判所、私ども等で研究をいたしておるのでございまするが、特別に今度の犯罪が、少年犯罪が殖えたということをここで取上げられるということは、やはり戰時中並びに敗戰後のいろいろな社会情勢の変化の影響ということが取上げられることではないだろうかということを感じておるのでございます。
ただこの敗戰後の我が国のスポーツが我が国の再建という立場において、物心両面において貢献して来た業績というものは極めて大きいし、今後も又大きいであろうということを私は固く信ずるものであります。そういう立場から、先般私はこの学生スポーツのあり方について大臣に質しました。
我が国の情勢におきましは先ほど大野委員からも言われましたけれども、敗戰後の今日、我々の力は世界各国に比して非常に低下しております。従つて自衛政策等の点について強固な体制が整えられた曉におきましては、世界各国の関税戰に打ち勝つだけの確信を持つて関税政策を打立てて行くといろふうに、今後我々の方針を定めるべきであると思うのであります。