1956-05-24 第24回国会 参議院 社会労働委員会 第39号
ただし、将来を考えて健康保険法の一部改正の中に財政的な効果はたとえ少くとも、患者負担ということを明瞭に法制化するという政治的義務は負っているのだなあと、われわれは考えていたのですか、これはいかがですか。そういうひももないということを含めての山下委員への答弁ですか、全くそういうことはないという意味ですか。それくらいのことはあるという意味ですか。
ただし、将来を考えて健康保険法の一部改正の中に財政的な効果はたとえ少くとも、患者負担ということを明瞭に法制化するという政治的義務は負っているのだなあと、われわれは考えていたのですか、これはいかがですか。そういうひももないということを含めての山下委員への答弁ですか、全くそういうことはないという意味ですか。それくらいのことはあるという意味ですか。
そういう違ってきている本質が二つあるにもかかわらず、前の内閣のそういう道義的あるいは政治的義務関係を負わなければならない。そういう点は、その二つの基調と義務関係との関係はどういうようになって参りますか、この点を伺いたい。
一つの型は、これがむしろ原則ですが、元来NATOとかそういつたような本格的な地域的集団保障協定ができておつて、その下にそれでも軍事的義務或いは政治的義務、防衛の基本というよものがきまつておる。
でございますから、船を譲渡しまたは貸すことについての狭い義務、つまり日本側の手に移つたならば、その船から関連して生ずる請求権その他は日本側が引受けるとか、あるいはもらつた船の機密を守るとか、そういう船自体に関連する技術的な義務しか負わないわけでありまして、何らの政治的義務を付随的に課するというような規定は、米国の公法にはございません。
従つてわれわれが問題にいたしますのは、国民には政治的義務は持たないのだということで、われわれの独立した自主性があるのだということを盛んに説明しながら、事実上はそれに隠れてアメリカの、そういう経済計画自身につきましても非常な干渉またはアドヴアイス――干渉というと語弊があるが、アドヴアイスでも同じことだと思うのですが、アドヴアイスによつて動かざるを得なくなるという事実が出て来ると思う。
○新谷寅三郎君 そうすると、政府の負わなければならん私法上の義務を履行するために、予算を提出しなければならんという、これは先ほど政治的義務とおつしやいましたが、公法上の規定からは、成るほど政府は予算を提出しなければならないということは入つていませんから、法律的義務はないにいたしましても、公法上の関係においてはそういう政治的な義務を負うということになるということですが、労働大臣のお考えは、私法上の義務
○丹羽説明員 その関係につきまして、さきに連合審査会におきましても問題になりまして、労働大臣から答弁もありましたので、政府の見解として申し上げていいだろうと思いますが、労働大臣も、また過去におきます国会の記録におきましても、仲裁裁定の完全実施ということが国会において議決されました場合には、政府は予算を補正して提示する政治的義務を負うということが確立した見解になつておるようであります。
(拍手)一体我々国会議員は、何ものに責任を負い、何ものに政治的義務を盡さなければならないのでありましようか。(拍手)尤も只今ここで議題となつておる法案は、一応は前国会で否決されたものの修正案という形になつております。だが果してその内容はどうであろうか。
そのときに裁定の効力は両当事者を拘束して国会が承認されれば、政府は予算措置を講ずる政治的義務を生ずる、不承認の場合には遡つてその効力を失う、はつきり言明されたわけです。その態度については我々としても非常に法律上疑義があつたけれども、政府はそれを以て一貫しておる。何遍聞かれてもそれで一貫しておる。その態度を今日に至つて変えたのである。
その參議院が責任を負うということは、具體的にはそれを所管している當該常任委員會がその法律案の發議について、格別の努力をしなければならないというよううな一程の道義的、政治的義務がそこにあるだろうというようなお話合になつております。