1981-04-22 第94回国会 衆議院 商工委員会 第12号
二、浦底湾の放水口対岸付近に自生するホンダワラの分析において、最近の測定値に比較して約十倍程度のコバルト60などが検出されましたこと。 そこで、同日、当省の職員を派遣し、立入検査を実施しました結果、一般排水口のマンホール堆積泥のうち、放射能が最も高かったKポイント及び放射能が検出されたJポイントのマンホールは放射性廃棄物処理建屋内に存在していることを確認いたしました。
二、浦底湾の放水口対岸付近に自生するホンダワラの分析において、最近の測定値に比較して約十倍程度のコバルト60などが検出されましたこと。 そこで、同日、当省の職員を派遣し、立入検査を実施しました結果、一般排水口のマンホール堆積泥のうち、放射能が最も高かったKポイント及び放射能が検出されたJポイントのマンホールは放射性廃棄物処理建屋内に存在していることを確認いたしました。
ですから、放水口とか排水路以外に、そういうふうな地下水の流出ということも考えられるのではないか、われわれ素人目に心配するのですが、そういう点、水産庁どう考えられます。
お尋ねの趣旨は、一般排水路施設と原子炉の中の特に廃棄物関係の施設が総合的にどういう配慮で設計され、運営されていたかという趣旨だと存じますが、発電所の中で放射性廃棄物が発生いたします、これらは気体、液体、固体とございますけれども、それぞれ廃棄物処理系、その処理系にございます設備のことを廃棄物処理施設と呼んでおりますが、そういうところで処理されましてそして十分低いことを確認してスタックあるいは放水口から
○栗田分科員 私もきのう課長さんから伺いましたけれども、岩盤に直接固定してないもの、中には岩盤にパイルを打って上の方で固定しているというものもあるようですけれども、直接固定してないものは、たとえば一、二号炉取水槽から原子炉建屋までのパイプ、それから建屋から放水口まで、これは一号機で六百七十メートル、二号機で八百メートル、それから事務、建屋、送電線開閉所、原水タンク及び原水タンクまでの井戸からのパイプ
また、先ほど話が出ておりましたけれども、消防隊専用の放水口というのをトンネル内に少なくとも二百メートル間隔ぐらいに設けていただきたいとか、あるいはまた、今回の場合、焼津、静岡両消防本部の間でトンネルをはさみまして相互の連絡ができなかったようでございますから、トンネル内にそういう連絡のためのケーブルを設けていただきたいというようなお話を申しておりますが、それ以外にも先ほど申し上げましたように消防機関と
したがいまして、冷却水の取り入れ口、復水器の入り口の温度がちょうど放水口の温度と全く同じであるというような条件のもとでは、復水器の出口では七、八度温度が上がっているということでございまして、先生御指摘の二、三度よりも上がることがあるであろうというのは大抵の場合についてはあろうかと思います。
液体の廃棄物も、東海再処理工場の放水口から海水に放出される放射性物質による内部被曝線量の推定値が、四十四年の再処理施設安全審査専門部会の試算、これは私も持っていますけれども、それから五十二年の核燃料安全専門審査会、それから原子力安全研究協会、こういうところからいろいろな試算が出ておりますが、実はこれの数字が違うのであります。
○高木説明員 電源開発調整審議会におきまして議論になりましたのはまず水量でございますけれども、水量については一、二号合わせまして約二十二トン毎秒でございまして、それから温度上昇でございますけれども、これにつきましては八度ないし十度近く本来上がるわけでございますが、この場合に取水口を深層取水として、放水口の温度の上昇は五度C以下、冬は七度C以下、そういうことで計画されている、それから拡散範囲につきましては
なおその後、放水口の前面におきまして、潤みと称しておりますけれども、上からのぞきますとちょうど海中のある部分に温度の変化があるところがございまして、すっとのぞけなくて、いわば揺れているような感じがあるというような現象と聞いておりますけれども、そういう現象がある結果、たとえば、ちょっと正確な名前は知りませんけれども、上の方からカキとかなんとかというようなたぐいのものを刺してとるというような漁業形態をやっているそうでございまして
ところが、いま伊方の沖合いにあるみぞは放水口からわずかに六十メートルくらいしか、百メートル行っていないところからもうあの溝が始まっているわけです。それから七百メートルの幅をもってずっといわゆる九州中央部に渡るところの中央構造線の線に沿って、佐田岬に沿ってずっと連なっている。もしこれが本当に吉野川から来る中央構造線に連なっているとするならば、四国発電所の立地は非常に重要な問題が出てまいります。
そういたしますと、取水口と放水口を比較いたしますと、六度、七度というような程度の温度差が出てまいります。魚の生態あるいは魚の食糧になりますプランクトンの生態についてきわめて明快に量的な答えが出ているわけではございませんが、温度の六度、七度という影響、それが少し薄められて一度、二度ということでございましても何らかの影響がある、あるいはあり得るということが目下の定説でございます。
平常運転時にも原子力発電所の煙突や放水口から放射能が環境にまき散らされておること、これもすでに周知の事実でございますが、そうした際によく推進派の方々は、煙突や水から出ておる分は許容量の百分の一程度である、ですから問題にならない、こういう見解を述べておられるわけでございますが、その許容量というのは現在のところは法律で、これは科学技術庁の告示という形で出ておりますが、一年間に五百ミリレムという値でございます
個数にいたしますと二百万個のアサリを豊橋近海の牟呂という地元からとってまいりまして、これを放水口付近に一遍飼育してみたんです。何と三月間たたぬうちに二百万個のアサリが影も形もなくなってしまったという表現が妥当なぐらい、いわゆる試験で採取いたしました際にアサリがとれなかったのであります。それは多少のアサリはとれましたが、二百万個に比較いたしますとほとんど皆無であります。
○服部政府委員 地域住民への周知の際、あるいは地元関係機関への説明の際、いろいろと意見が出されるわけでございますが、この意見を受けまして、発電所の計画あるいは事業実施に際して適切なものについては反映するよう指導していくということでございまして、具体的にはたとえば松島火力の例でございますが、この際には、地元から、防波堤の長さについての意見とかあるいは取放水口の配置についての要望とか意見が出されておりまして
しかし発電所の放水口から数百メートル、大きなところでは一キロ、あるいはもうちょっとくらいの距離まで一度、二度の表面の温度変化がございます。
同時にまた一方では美浜の発電所は、このパンフレットの中に、その放水口のここのところはかくのごとくりっぱな海水浴場でございますという宣伝をしているのです。田原氏がこの「原子力戦争」という本で、グラフまで出してコバルト60の放出量が非常に多いことを指摘しているということを考えると、こういう宣伝の仕方というのは非常に誤らせます。危害を及ぼす危険があります。こういうようなことはもうやめなさい。
その調べた結果が皆さんのところにやったこの小さな表なんですが、これによると中国の核実験があったためにというようなことで、美浜の放水口とそれから敦賀の放水口との両方でホンダワラの中の放射能、いわゆるマンガンとコバルトとの含有量の比があるのです。
ところが、今度、田原さんの方のなにでは、それは中国の実験があったことは事実だけれども、美浜の放水口と敦賀の放水口も半島の裏表になっているのですが、ここでそういう違いが出てくるについては、そういう特殊な事情という何かがなけれが出てこないだろうという推測でやっておるのですから、それにも答えるような資料でなければいけないと思うのです。
○石野委員 それからいま一つは、田原氏が報告の中に書いておりますいわゆる美浜における放水口におけるホンダワラの中の放射能問題ですね。ここで出てきておるコバルト60とマンガン54の比率の違いがずっと月別に書かれておるわけです。
温排水対策としましては、その影響範囲をできるだけ少なくするため、地域の実情に応じまして深層取水、復水器バイパス施設の設置、拡散希釈効果の大きい放水口の採用、そういったような方策を積極的に採用するように電気事業者を指導、監督しております。
放水をやりますと、放水口は溢流堤よりずっと低いですから、放水時に砒素を含んだあの堆積物を一緒に流してしまう危険性もあると思うのです。現に私は只見川のダムなんか調査してまいりましたが、洪水時の放水で若干堆積物を減らすことができるんだ、こう言っているんですね。こういう砒素含有量の高い堆積物を洪水時に流されたのではかなわないだろうと思うのです。こういった点、どういう対策をとっておられるのか。