1947-12-03 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第46号
北海道より他の地方におきましては、今日家庭の食物の調理のためには相当の燃料代を支拂つておりますので北海道の政府職員に、家庭の食物の燃料代まで政府は支辨いたすとしますというと、他の地方の公務員との均衡の点がどんな具合になつておるかお尋ねいたします。ことが一つと、もう一つは日本の経済復興にとりまして、石炭は正に血液であると存じます。
北海道より他の地方におきましては、今日家庭の食物の調理のためには相当の燃料代を支拂つておりますので北海道の政府職員に、家庭の食物の燃料代まで政府は支辨いたすとしますというと、他の地方の公務員との均衡の点がどんな具合になつておるかお尋ねいたします。ことが一つと、もう一つは日本の経済復興にとりまして、石炭は正に血液であると存じます。
なおこれらの傷痍者の入院料の問題でありますが、これは毎々お耳に入れておることでございますので詳しくは申し上げませんが、生活保護法の適用を受けます者は、その適用を受けて自分で入院料を拂わなくてもよろしいように、その適用を受けるには至らないけれども、實際上長期にわたります入院中の費用を支辨できない者に對しましては、國立病院の入院規程中に病院長の計らいによつて入院料その他の處置料の減免をいたすことができるようになつておりますので
それから又特定郵便局における經費の使用につきましても、普通郵便局の場合には先程申上げましたように一般費によつて支辨しております。會計手續上非常な複雜な方法を採つております。又同時に必要なだけの經費をその都度支給するという建前になつておりますが、特定郵便局の場合にはいわゆる渡し切りという制度でありまして、これは今日特定郵便局にしか認められておられないのであります。
それからもう一つの渡し切りの經費の問題に關する御説明によりましても、一方は一般費の會計規程によるところの支辨であつて、一定の經費をその都度その都度渡し、一方の特定局の場今には非常に簡便な會計手續によつて渡し切り經費を渡しておるからこの方が有利であるという説明でございます。
イギリスの方は割合に租税で支辨した分が多かつたのですが、アメリカは國民所得の五五%程度まで國債を發行した。イギリスは四一%程度までを發行した。それからだんだん率が低下しておりますが、とにかく厖大な金額の國債を發行したことは申すまでもないのであります。從つて國債の利拂費というものがイギリスでは現在でもまだ歳出の一三%を占めております。アメリカでも歳出の一二%を占めている。
さらに今囘經濟力集中排除法によつて、委員會の事務が増大することとなりますが、これらの事務の中で、主として企業に關連する純行政的性質の事務につきましては、その經費を相手方に負擔せしむべきでないと考えられますので、その經費相當額は國庫より豫算をもつて交付することといたし、委員會の經費は手數料とこの交付金をもつて支辨することといたしている次第であります。それが第二十二條に規定してございます。
○國務大臣(森戸辰男君) 御尤もな御質問でありまして、文部省は先頃三十一億の中十四億を國費支辨といたしたいという最小限度の要求をいたしまして、七月十五日の閣議でそれが内定いたされたのであります。
尚この中等學校を、新制中學のために私立學校が協力頂くのについては、これも必ずしも十分とは言えませんけれども、費用は支辨するという方針をとつておる次第であります。
なおただいまお話がありました六・三制の實施經費の支辨のことでありますが、この地方債のわくに含まれない地方債というこの六・三制の實施費用というものは、別途にこれを審議して許可をするというのでありまするけれども、元來六・三制とか戰災復興というような國家的責任の經費の調達のためには、國家財政がこれを地方財政に任して、その責任を輕減するという方向に努力されなければならぬと思うのであります。
これを一般普通歳入によつて支辨をしまして、金融の面は金融の面で必要な資金が要るのでありますから、その方面に十分協力し得るようにする、一般歳入によつてこれを財政資金として補う、こういうことでこの大きな大本を立てておるのであります。そうして一般歳入につきましては、極力この收納、納税ということを國民にも十分徹底してまいりたい。そうしてこれを日本國全體として取上げる。
そこでこの點につきましては、ただいま五千萬圓計上してございますけれども、それでは相當不足を生ずるかと思いますので、内務省、農林省とも十分連絡しまして、旱害の損害高というものがどのくらいかまだ出てまいらないのでございますが、出ましたら、十分檢討して、この豫備費その他において、必要な限度においては、ぜひ支辨し、この救濟をしたい、かように考えておる次第でございます。
また第一・四半期の納税實績は、申告高のわずかに二六%にすぎないというようなことでありまして、本豫算の數字だけをみますと、その後今日見られるほどの通貨膨脹は考えられないにもかかわらず、三月に千百億圓を出ました日銀券發行高が、今千七百億に迫るというような數字になつておりますのは、これは一に納税成績が上りませんで、租税で支辨すべきところを日銀からの借入金で賄つておる、ここに原因があるのではないかと思うのであります
こういう意味で、これを公債によつて支辨するという方法をとるわけにいかぬのかというふうに申し上げたのでありますが、今日の追加豫算におきましても、やはり同樣のことが言えるのじやないかと思うのであります。
第二項は從つて要するに知事なり市町村長或いはその補助機關たる職員又は選擧管理委員會、いわゆる機關に委任された事務を執行するために要する經費は普通地方公共團體が支出しなければならないという規定で、二百二十八條の第一項と同様に費用の負擔に關する規定、支辨に關する規定を纒めたわけであります。
それから半分弱の國庫支辨の前提の下に府縣の割當を内示された。これも今日お話があつたところであります。又關東水害の點も、六・三制の豫算の實現に對する大きな障害をなしておるということでございます。併しその時に文教責任者たる自分としては、三十一億は最小限度と思うから、これを守つて六・三制を不十分ながら實施に努力しなければならない。
そうしていろいろ考えがありましたけれども、閣内においても考えがありましたが、結局七月十五日の閣議で三十一億の追加豫算、その中約半額十四億弱が國費で支辨されるということに一應内定されたのであります。勿論これは内定であります。政府も更に審議を續けて行き、それについてはいろいろ交渉する方面もありますので、それが確定的のものでないのは皆さん御事情のお分りの方には説明を要しないことと思うのであります。
それから第二の殘つた部分はどういうふうな形で支辨されるのであるか、それについての方途、その他で確信があるか、殊に資材の問題と關連するので、というお話で、至極御尤もでありますが、一應この七億という額が決定いたしましたので、さような事態を一面に持ちながら併し他面ではどうしても要る部分もありますので、而も或る部分は資材がなくても行けるところもありますし、他面では資材を必要とするものもあり、又セメントの生産
なおまた町村費支辨の道路施設、橋梁その他の土木施設につきましても、能う限り高率に助成いたしまして、一日も早く復舊するように盡力いたしたいと思つております。
ところがその後御承知のような關東の水災が起りまして、殊に資材を非常に必要とするという事件がはからずも起りまして、しかもそういう資材の限られた間で公共事業費を支辨していかなければならぬという、まことにむずかしい問題に當面いたしたのであります。
なお當時内閣が、内定ではありまするけれども追加豫算を新制中學のために三十一億餘、そのうち國庫支辨十四億ということを内定いたしたことも間違いないのであります。ただこれはまだ確定の豫算ではないので、確定するまでにはいろいろな手續も必要であるということは、常識的にわかつておることであろうと存ずるのであります。
○森戸國務大臣 新學制、殊に六・三制に基く新制中學の問題については、委員諸君の非常な關心をもたれておるところでありますし、現内閣も、殊に文教の衝に當つておる私は、特にその重要性に鑑みまして、豫算の審議が始まつて以來、この點について私どもの主張を最小限度の形として實現すべく強くその必要を説きまして、閣議においても皆樣の納得を得て、六・三制豫算總額三十一億のうち、國庫支辨十四億ということが内定いたしたいのであります
この災害工事に對するただいまのお話になりました全額國庫の支辨という點につきましては、この席でしばしば申し上げました通りに、内務省といたしましては、やはり災害復舊費の補助というものは、ベースとして三分の二を支出する、これは既得權でありますけれども、それ以上の高率については、やはり縣財政と、被害の状況等をにらみ合せて、高率になるというような方向を大藏省とも協定して進んでおりますから、この點は縣の財政と被害
そういうような關係から、今お話の田間宮附近の樋管もやはり從來の負擔の關係から今日まで遷延したのでありますが、この負擔につきましては、河川法の定むるところによつて三分の一の負擔をする、しかしながら特別の事情がある場合においては、これは全額國費で支辨することができるという特別規定もありますから、今後よく町村の財政その他のことを勘案いたしまして、御希望に副うように努力いたしたいと思つております。
しかしながら地形的に見まして、北海道は大體にこの十一月ないし十二月で工事が雪のために阻まれるというような關係上、北海道廳といたしましては、本年度中に大體三億圓くらいの工事をやりたいという希望をもつておるので、現在支出している金が一億五千八百萬圓ありますので、なお一億二千萬圓の工事費は、今後の追加豫算によつてこれを支辨するように極力今盡力中であります。
さらにもう一點、不足經資を豫算によつて國庫から支辨いたすことになりますので、そういう豫算の問題を通じて、さらに監査あるいは審査をしていただくという形になると思いますので、國會と委員會との關係は、今後そういうふうに改まるものと御承知を願いたい。
この點につきまして私は、以前から地方行政に關係をしておりまするときから、主張し續けておるのでございまするが、オーバー・ロードの仕事を計画しては、これでは困るからと言つて寄付金を許すことになりますれば、また寄付金をもつてその經費の大部分を支辨するというような建前になりますると—まつたくこれは、日本の國は武器をもつて横行する匪賊はないけれども、満州國の人民たちが日本を指して法匪と言いました。
それから又、今年度の豫算につきましてもいろいろ折衝しまして、一應増加項目としましては、増加の事項としましては、食糧増産ということにつきまして話合がつきまして、不日御協贊を願いまする追加豫算の中にはその額を計上するつもりであるのでございまするが、いずれにしましても、當時の状態におきましては、甚だ申譯ないのでございまするが、目の流用で以てこれを支辨いたしましたような次第でございます。