1972-08-10 第69回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
○首尾木説明員 支笏湖の水質の汚染の問題でございますが、支笏湖は御案内のように非常に水のいい湖でございます。しかし最近において観光客の激増といったようなこともありまして、若干、この湖におきましても、未処理の雑排水等の流入などによりましてこれが加速的によごれているいうような状態が発生しておるわけでございます。
○首尾木説明員 支笏湖の水質の汚染の問題でございますが、支笏湖は御案内のように非常に水のいい湖でございます。しかし最近において観光客の激増といったようなこともありまして、若干、この湖におきましても、未処理の雑排水等の流入などによりましてこれが加速的によごれているいうような状態が発生しておるわけでございます。
○島本委員 それとあわせて国立公園地帯でございます支笏湖、この汚水、排水処理の問題について、われわれはよくそれを体験してまいりましたが、支笏湖は世界でも透明度もなかなか高い得がたい国立公園内の湖水であります。これに対して公共的な汚水の排水処理施設等も十分考えなければならないのではないかと思うのです。
○古寺委員 次に環境庁にお尋ねしますが、千歳川と支笏湖周辺の水利総合開発計画というのがございます。こういうような開発計画によって支笏湖が非常に将来自然の景観が破壊される、環境保全ができないというような問題が出てくるわけでございますが、そういうような計画について御存じでしょうか。
あなたのほうでやったマスタープラン、これは土地利用交通体系パターン図、これを私ちょうだいしてきて、これによると、支笏湖のそばの千歳市と苫小牧市のほぼ西北方、ここに百五十町歩の国有林とそれから国有地があるのですが、その国有林を全部切って都市をつくるんだというプランができているのです。木を大事にしなければならないと言うが、これは千古おのを入れないようなりっぱな国有林です。
われわれは、このほか豊幌のお茶の水地区内水排除事業、上士幌の肉用牛繁殖育成センター、士幌の国有林活用による新田牧場、富良野の野菜生産団地、上川北部農協の合理化でん粉工場、標茶の多和地区の大規模草地改良事業、パイロットフォーレスト、厚岸のサケ・マスふ化場、釧路支庁管内の大型酪農家及び支笏湖周辺の天然林等の視察を行なったのでありますが、時間の関係もありますので割愛させていただきたいと思います。
ところが国立公園の中に支笏湖が入っている。先般北海道へ参りましたときに、この支笏湖ですら最近汚染がだんだん広がってきているということを地元の方から聞いたことがございます。もう支笏湖あたりがよごされてくるということになれば、いわんやほかの地域の湖沼についてはもう言うまでもないんじゃないか。まあ支笏湖についてはどの程度までによごされているか私はわかりません、われわれもまだ未調査でございますから。
ただ、同じものがずっと長くなったので小さくなったのではないかというような想像も立てまして、支笏湖あるいは日光の支場の違った卵を交配したらあるいはいいのではないかというような考え方もございまして、私どものほうでとれます卵について、できるだけの応援をしていきたいというふうに考えております。
そこで、水産庁といたしましては、昭和四十三年に支笏湖から発眼卵を五十万粒移しております。それから四十四年には支笏湖の卵が不漁でございましたので、淡水研の日光支場から十万粒の発眼卵を移植しております。
国がやってもいまのような状態、支笏湖の周辺の道路の状態、ましてこれを今度民間に委託する場合もあるということになったら、なおさらこれは注意しないとだめなんです。
○中野説明員 いまのお話しのこの線は、オリンピック関係の札幌−支笏湖線のことだと思いますが、これは当時オリンピック関連道路の整備としまして、いまおっしゃるような湖畔の道路を循環する等の案も出たこともあるのでございますが、自然の風致保存の問題等もございまして、現地においていろいろ検討しました結果、現在の札幌—支笏湖線を整備することによって札幌オリンピックに間に合わせよう、こういう方針が決定いたしまして
○中村説明員 先生のお話のとおり、支笏湖のその部分を除く部分につきましては、従来の林道を道道として変えた部分もございまして、ほとんどこの支笏湖のまわりを回る道路ができ上がっております。これにつきましては、この地区は国立公園の地区でございますので、もとより私どものほうにおきまして、従来そのつど検討いたしまして、やむを得ないということで許可をした次第でございます。
大臣も御存じだと思いますが、去る二月九日に全日本冬季競技総合大会がありまして、滑降競技が行なわれる予定であった恵庭岳を通ずる札幌から支笏湖線の支線、俗にいいます開発道路といいますか、その一部がなだれで不通となって、男子の滑降公式練習が中止となった。このような状況下において、二年後に控えたオリンピックが安心して行なえるのかどうか。
危険をおかして通したというふうにもお話がございましたけれども、私どもはオリンピック当時までには防雪工事も十分完全に行ないまして、そういう危険のないように、こういうことを十分に考えておりますし、それからまた少し幅を広げまして、そうして雪が降りましても除雪が十分可能であるように除雪対策につきましても本格的な検討を加えまして、支障のないように考えておりますけれども、しかしながら先ほど申し上げましたように、支笏湖
これは開発道路、支笏湖線でありますが、札幌からまいります苫小牧のほうにまいります支笏湖道路というのでありますが、それの支線をつくりまして、そうして恵庭岳に行くことになっておるんでございますが、三十八年から道路開きくにかかりまして、四十四年の十二月に一応道路だけは通るようになったのであります。
たとえて申しますと、北海道の札幌から支笏湖までの間三十六キロに自転車道路の工事をしておりまして、一部はすでに開通しております。
○山上政府委員 現在合同委員会で検討中のものは、第一番目として全部または一部返還の方針で検討中のもの、これは太田小泉飛行場、キャンプ千歳補助施設の一部、支笏湖水上訓練場、多摩弾薬庫の一部、キャンプ朝霞の一部、それから調布飛行場、根岸競馬場地区、長浜小銃射撃場、それから使用転換の方針で検討中のもの、これは呉はしけ停泊施設、呉第六突堤、木更津飛行場、北富士演習場、沼津海浜訓練場、芦屋対地射爆撃場でございます
米軍基地の返還はいろいろな問題をはらんでおりますけれども、返還してもよろしいという基地がありましたが、その一つに、千歳の国立公園の支笏湖の水上訓練場の一部、これについてはよろしいということがあったようです。承りますと、米軍が再び、返還は誤りであって、避暑地として恒久的に使用させてもらったほうがいい、またそういうようなことを言っているように聞きました。
○有田国務大臣 支笏湖の問題は、昨年の十月二十三日でございましたか、日米協議会におきましても返還の対象にしたわけでございまして、いま合同委員会におきまして、これは間違いなく日本には返還する、ここまでははっきり言える。
名前も申し上げますか——返還のうち全面返還に属しまするものは、名寄演習場、太田小泉飛行場、座間小銃射撃場、桜谷小銃射撃場、大島通信所、観音崎艦船監視所、イナンバ島対地射爆撃場、横浜兵員クラブ、横須賀海軍埠頭、向後崎艦船監視所、支笏湖水上訓練所、長浜小銃射撃場、早岐小銃射撃場、鳥島対地射爆撃場。その他は条件つきもしくは一部返還でございます。
それから、北海道の支笏湖水上訓練所、ここは一ぺん総理に行ってもらったらわかるのでありますが、すばらしい観光地であります。ここの一万三千平方メートル、これは米軍人及び家族が専用の避暑地として夏の一カ月、二カ月、たまに使うだけでありまして、日本人はここから入ったらいかぬ、オフリミットになっておるのであります。東京の多摩弾薬庫、これは有名なところでありますが、三百四十二万平方メートル。
○説明員(広瀬治郎君) ただいまお話のように洞爺付近は非常に景色のいいところでございまして、昭和二十四年に支笏湖とともに、支笏洞爺国立公園ということで指定になっております。それで国立公園の基準でございますが、これはこの法律にもございますように、すぐれた景観を有するところを国立公園にいたしまして、その景観を保護するとともに、その適正な利用をはかるというのが目的でございます。
支笏湖なんかはやはり同じ国立公園、いまおっしゃいました支笏湖は湖の底がはっきり見える、そして景観というものは特別なものだ、湖水の状態がよければ底まで見える、当然魚も見えるというのはあたりまえのことであります。そこまでいかなければならないのじゃないか、こう思うわけです。
こういうことで問題を解決していくから、支笏湖の問題が起こっても、訓示を出してちょんになっている、下部には何にも徹底していない。そうしてまた、こういうことは拡大再生産をされている。私はこれは非常に重大な問題だと思います。ことに本年の参議院選挙の直前に起こった問題ですね。「みずくかばね」ということばがある。この「みずくかばね」の再生産なんです、文字どおり。そうでしょう。
○国務大臣(増田甲子七君) 多田さんにお答えいたしますが、当時精神主義であって、人命軽視ではないかというような御批判が新聞等にも出ておりましたが、人命尊重ということにつきましては、支笏湖の事件がございましたときに、特に訓令を幕僚長を通じて出したわけでございまして、安全管理ということばを自衛隊は使っております。
○説明員(麻生茂君) われわれといたしましては、本件が訓練上の事故であるということを考えまして、先例から、昨年の八月に支笏湖におきましてレンジャーの訓練事故が発生した。そのとき四人の若き隊員を失う結果になったわけでございますが、そのときの処分の例がございます。したがいまして、このとき直接指導いたしました教官は停職二十日という停職処分を受けておるわけでございます。
これは去る四十二年八月三十一日に北海道支笏湖におけるレンジャー水泳訓練ですね、非常に波が高くて、しかも潮流の激しい、とうてい訓練のできないような場所において訓練をした結果、四人の人が殉職をされた。そして、その中の一人の父からも手紙が来ております。
中山峠を越えて支笏湖まで、あれはもうりっぱな国際観光道路にもなり、もうすでに世界でも——瀬戸内海から四国に通ずる幾つかのあの大橋が有名でも、やはり依然として北海道の、この札幌から洞爺のほうへ行くあの国際観光道路は有名でございます。またりっぱでございます。しかしながら、やはり温泉ばかりでは困るのではないかと思うのです。
それから、事例の二としては、北海道千歳市支笏湖で、昭和四十二年八月三十一日のレンジャー訓練中四人が殉職をした。これは御存じですね。この問題についての北海道新聞の四十二年十月十三日の報道によると、救命胴衣を着用していなかった。ロープを船から岸へ張らなかった。業務上過失致死として十月十二日に送検されたと聞いております。
○麻生政府委員 ただいま支笏湖における本年八月のレンジャー部隊訓練中の事故のことについて御質問があったわけでございますが、この訓練につきましては、第七師団に調査委員会を設けまして、その当時の事情につきまして、いろいろな方面から周到な検討を加え、調査をいたしました。その結果も待ちまして、当時のレンジャー部隊の教官の指導において大いに反省すべき点があったわけでございます。
○麻生政府委員 いま支笏湖の場合のレンジャー部隊の殉職者に対します賞じゅつ金を支給すべきではないか、こういう御意見があったわけでございますが、先ほど申しました賞じゅつ金や特別弔慰金の制度は、本年の八月に改正になりまして、従来の約五〇%増としたのでございますが、この際にも範囲の点を少し検討を加えまして、レインジャー部隊の訓練の上で、特に賞じゅつ金を支給するような特殊の事情にあった者には支給するという考
また、先生御指摘の恵庭岳に対する選手の輸送あるいは観客の輸送という点につきましては、札幌から真駒内を通って恵庭岳に回る線、恵庭岳の支笏湖周辺を回る線、それから千歳から支笏湖へ連絡する線というようなものについて整備をする方針で進めておる次第であります。
北海道の支笏湖の奥に美笛というところがあります。最近戻ったか戻らないかわかりませんけれども、あれは冬になると交通機関はとまっちゃうのですね。ああいうところの局長が休んでいると、支笏湖から郵便局長が兼務で行くということになると——これは例ですよ、いまそのままかどうかわかりません、一時そういうことがありましたけれども、これは冬なんかは行ったら最後、戻ってこれない。
まず、御承知の通り、観光基本法に基づく国際観光地及び国際観光ルートが昨年観光対策連絡会議において内定されましたが、近く観光政策審議会から昭和四十一年度を初年度とする国際観光ルート整備五カ年計画案が内閣総理大臣に答申されるやに聞いておりますが、道内関係では周遊ルートとして北海道ルートと縦貫ルートとして東京−北海道ルートがそれぞれ予定され、また総合的な整備を行なう国際観光地として札幌、支笏湖及び洞爺と、