1966-06-25 第51回国会 衆議院 農林水産委員会 第54号
○桧垣政府委員 御質問の中に出ました全酪連あるいは九州乳業の生乳に対する支払い価格が高水準であるということは御指摘のとおりでございます。これは多少理由があるわけでありまして、いずれの工場も農民資本によってできておるものでございます。九州乳業については、そのほかに政府出資があるわけでございます。そういう関係から利益金配当を極度に押えておるのでございます。
○桧垣政府委員 御質問の中に出ました全酪連あるいは九州乳業の生乳に対する支払い価格が高水準であるということは御指摘のとおりでございます。これは多少理由があるわけでありまして、いずれの工場も農民資本によってできておるものでございます。九州乳業については、そのほかに政府出資があるわけでございます。そういう関係から利益金配当を極度に押えておるのでございます。
したがって、そういう点についての農林省の指導が、その長期的な考え方と、その変動があった場合の臨時的な支払い価格というものの考え方を、よく区別して御指導されないと、これは非常に誤解を生ずるのじゃないかと思うのです。
○東海林委員 そこでお尋ねしたいのですが、そういうふうに乳製品価格が上がったというような場合に、原料乳のメーカーと生産者との実際の支払い価格が、基準価格との関連においてどうあるべきであるとお考えでございますか。それをお伺いしたいと思います。
そういうことを考えますと、御参考のために申し上げるわけですけれども、四十年度に取引されました製糸の支払い価格、これが年平均六百九十六円になっています。
加工原料乳についての不足払いの制度をとろうといたしておりますのは、加工原料乳について、先ほど大臣からお答え申し上げましたように、生乳の再生産を確保し得るような支払い価格を期待することは困難であるという事情に基づいて行なおうとするものでありまして、したがって加工原料乳についての不足払いの一つのメルクマールになります保証価格というものは、これは加工原料乳地帯における再生産を確保しようとするものでありまして
実は甘蔗糖の買い上げ価格につきましては、農民に対する支払い価格はトン五千七百五十円ということできめたわけでございます、沖繩と奄美大島と比べますならば、反収は沖繩のほうが高いし、またブリックスも高い。そういう意味から見ると、甘蔗糖農家にとっては、むしろ沖繩のほうが生産条件がいい。
かったということは今になってやる議論であって、当時はそういう話はなかったと私は仮定しても差しつかえないのじゃないかと、こう思うのですが、そこで最近の、ごく最近の日本からアメリカに輸出をされる品物の——ある特定の品物を限定してもけっこうでございますが、日本の港で船積みをして、その品物の金額は幾らになり、そうしてアメリカ本国へ持って行く船賃は幾らになり、それから卸小売のいわば日本語でいえばマージンは幾らになって、支払い価格
原料乳の価格維持につきましては、原料乳を直接に畜産振興事業団の買い入れ対象とせず、第四十三条第一号の規定を働かせ、指定乳製品の買い上げを通じて間接的に維持する仕組みとしております関係上、乳業者が原料乳の生産者に対し安定下位価格に達しない価格を支払っておりますような場合には、農林大臣又は都道府県知事は、当該乳業者に対して、その支払い価格を少なくとも安定下位価格に達するまで引き上げるべき旨の勧告をすることができることといたしまして
すなわち、診療報酬の点数表のように、あらかじめ計算に基づいて価格を設定したものではなくて、現に販売せられておる価格そのものを受け入れて、保険の支払い価格といたしておるわけでございます。
それから、九ページと十ページは、地域別といいますか、ここでは県別の政府支払い価格が二十九年産以降ございます。基本価格、これは、二十九年のときは減収加算がございましたが、それを含めております。早期供出奨励金、超過供出奨励金、計というふうになっております。なお、特別に注でこれは五等以下を含むというふうに断ってございます。
(拍手)なぜかならば、この方式は三十四年米価を前三カ年のパリティではじいた政府支払い価格の水準に据え置くための便法にすぎず、本質的には、パリティ米価と何ら選ぶところはないからであります。政府はバルク・ライン方式反論のために費したエネルギーと経費とを何がゆえにバルク・ライン方式確立のために投入しなかったのでありましょうか。あえてその真意を疑わざるを得ないのであります。
もう一点は、これにあわせて、この三つのメーカー側の団体が、農林大臣にあてて、「牛乳乳製品の需給調整対策に関する請書提出についての申入書」というものを出しているはずですから、あなたはこの内容はわかるはずですが、これは、たとえば学校給食向けに使用する乳製品の数量、あるいは入庫の期限、それから、その次には生乳生産者に対する七、八月分の生乳一升当りの支払い価格を六月の水準で維持するという問題、それから、第四点
そこで、この結果が、玄米一等—四等の平均支払い価格というようなわけのわからぬような表現になって諮問案に出てきていると思うのです。結局、手取り米価が多くなるようなときは、予算米価一ぱいでこれを切りつめるし、それ以上には突き上げない、それ以内で押えるという、ここいら辺にこの手取り米価のからくりがあると私どもは常々言っておるわけです。
むろん、圧縮いたしましてこの通りなるかならぬか、これは早場と同じような問題がございますが、私ども、ここに目をつけて政府の支払い価格を圧縮するように検査を運営するというふうなことは毛頭考えておりません。適正な検査によりまして実行して参るように、先ほどもお答えした通りに思っております。
それから、もう一つ、他の委員との重複を避けまして、諮問案そのものの末尾にあります玄米一等—四等平均支払い価格一俵四千百二十九円、石当り一万三百二十三円という玄米一等—四等の平均支払い価格というものは、どういうものですか。
この白書にも指摘してあります通り、二十八年ごろまでは大体において農家の受取価格と支払い価格とは、むしろ受取価格の方が支払い価格よりは優位を保っておった。これは食糧危機がしからしめる一つの現象だろうと思う。ところがその後の経過はどうかというと、いわゆる工業の生産力が非常な発達をしまして、その上にこの工業の生産物の大部分は独占資本がこれを握って、不当な高価でもって農村に売りつける、農家に押しつける。
さようなものを加算いたしまして、一―四等平均いたしますと、政府の支払い価格の平均は一万百七十円ということに相なるのであります。 算定につきましてごく簡単に申し上げますと、その次に目次が書いてありますが、目次の次からが算定の表が書いてございますが、基本方針は、暫定的にパリティ方式によって計算する。
そういうような関係で、遠州地区の九月分の一升当りの乳価は、四十六円十五銭という工合になっておりますそれからこの付近ですと、埼玉が五十二円二十二銭、これは三・二%にしますと、五十円、三・三%で五十一円五十銭という呼称価格でありまするが、支払い価格は、脂肪率が多いために、五十二円二十二銭という価格になっております。
これは二十八年度以降におきまする政府の支払い価格を中心にして、それでパリテイで修正したということが、ちゃんとその計算が出ております。この生産費方式の問題は、結果に出た数字をどう説明するかという問題ではありません。これから先も長く問題になるのは、年々いろいろな要素が出て参る。その要素をどういう方式でやるかという基本問題だ。ことし以前の問題ではない。
と申しますのは、農林当局が米価審議会に案として出されましたものは、これは政府の発表通り、はっきりどういうふうな算定で一万六十円を出したかと申しますと、これは要するに基準価格を二十八年度以降の平均の支払い価格に改めて、これを基準としてパリテイ方式によって算定したと出ております。これは要するに二十八年度と九年度のものを二つ足して二で割って、そしてパリテイの方式で修正したというだけであります。
すなわち今出来秋を前にいたしておりまする麦の価格の決定に政府は迫られておることは御存じの通りでございますが、ややもすればこの米価問題に議論が集中して、当面の麦価問題がややうとんじられたような傾向もあるように思われますが、大体政府の原案によりますならば、小麦の場合におきましてはややプラスの麦価予算を組んでおりますが、裸麦、大麦の場合はともに昨年度支払い価格に比して二十円ないし二十五円減じて麦価を組んでおるようであります
○川俣委員 支払い価格ということは、買取り価格に基いて支払いされるのじやないですか。買取り価格がきまらないのにかつてに食糧庁が支払いができるのですか。おそらく買取り価格と支払い価格とは同じだと思うのですが、違うという説明があればひとつ御説明願いたいと思います。
○川俣委員 支払い価格というのは義務なんですね。すなわち買取り価格がきまつて、それに附帯して支払い価格というものが出て来るのだと思う。支払つても支払わなくてもいいというものではないと思う。すなわち買取り価格と支払い価格は同額だと私は思う。そこで今まではこれらをすべて支払い価格、買取り価格として中間経費を加えて消費者にこれを転嫁しておつた、こういうことになると思う。
結局消費者の家計としましては、消費者価格の値上りとヤミ米の価格と両者合せた実効上の米に対する支払い価格がより安くなるということは、消費者として当然希望される、またわれわれもそういう方向に向つて努力しなければならぬという点は、さように考えます。
この四十五円の支払い価格に対して、一枚どうしても三千円見当には楽に売れます。そうしますと三千円を四十五円で割りますと、大体六十七分の一になります。すなわち一枚これが輸出できれば六十七枚分です。ロイヤルテイがもうそこでもつて相殺される。こういうふうに輸出を伸ばす上において非常に重要な役割を勤めます。これはただ単にスレートの板を輸出するというような問題ではございません。