1990-06-14 第118回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
これはお互いが確認しているように加入促進をすることが必要なわけでありますから、そのために掛金月額の特例を設けて今までいろいろやるわけですから、今後もそれで一定の成果は上がるだろうと思いますけれども、社会的常識の中でわがままであったり、非常識であったりということの御指摘があるのかもわかりませんが、掛け捨てという感じがこういう掛けるものに対してはありますし、掛け捨てだけではなくて掛け損だというふうなことの
これはお互いが確認しているように加入促進をすることが必要なわけでありますから、そのために掛金月額の特例を設けて今までいろいろやるわけですから、今後もそれで一定の成果は上がるだろうと思いますけれども、社会的常識の中でわがままであったり、非常識であったりということの御指摘があるのかもわかりませんが、掛け捨てという感じがこういう掛けるものに対してはありますし、掛け捨てだけではなくて掛け損だというふうなことの
○政府委員(岡部晃三君) 事業主の側でパート労働者についての中退金加入をヘジテートすることがあるとすれば、一つは勤続年数がどうせ短いのだからこれは掛け捨て、掛け損になるのじゃないかというふうな御懸念が一つあるのかなと思うわけでございます。ただ、しかしパートさんの勤続は、年々延びてきておりまして、平均四・一年でございます。
そこで掛け捨て、掛け損という言葉が生じますのは、パートさんが掛け捨て、掛け損になるんじゃなくて、事業主が掛け捨て、掛け損になるということでございます。
すなわち、今の制度の中で掛け捨て、掛け損、こういう部分の人が男女それぞれ七二%、五三%いるわけなんですね。そして五人から二百九十九人の企業、このパートの人は一年以内に五九%が退職する、こういうふうなデータもある。現行の中退金のこのシステムで一年以内に七二%の人がやめてしまう。また、五人から二百九十九人のところではおよそ六〇%、六割の人がやめてしまう、その場合は全部掛け捨てになるわけです。
加入二年未満に対する脱退者に対しても、掛金の納付額が全額返らずに、掛け損になっている、こういう形になるわけです。さらに、三年半未満の退職金は、掛けたお金は利息もつかずに、ようやく掛金のみが支給されるという現状にあるわけです。
○渡部(行)委員 次に五番ですが、パートタイマーは一般に勤続年数が短く、一年未満掛け捨て、一ないし二年掛け損という現行の退職金制度で通常の労働者と同じように取り扱うことについては種々の問題があるわけです。したがって、制度のあり方の問題は別としまして、現行制度の枠内でパートの加入についていろいろ工夫すべきものと思いますが、この点はいかがでしょうか。
だから、このままいけば問題がないのでしょうけれども、一たん病は起こっているわけで、それでうまくいかなくなって使えなくなった、保険金は掛けた、結局それは掛け損、こういうことなのですか。
まず最初に質問したいのは、一部の自治体に誤解があって誤った指導が一時されたような問題で、その辺確認したいんですが、夫を亡くして厚生年金の遺族年金受給者になっている人が、まだ年はそんなにいっていないために国民年金を掛け続けてまいったわけですが、今回の制度改革によって今後の掛金は掛け損にならないかという問題であります。
それから、さらに申し上げるならば、自分の出した掛金あるいは自分のために負担している自治体の出している負担分をオーバーしても取り戻すこともできない、掛け損になるという状態が生まれてくると、これは企業年金やあるいは個人年金、こっちの方が得だということになってきて、公的年金制度自身が崩壊せざるを得ない。そういう事態を招くその第一歩を今度やろうとしているんだというように私は思うんです。
だから、こういうように今度のものでいくと、自分が掛けたもの、それからもちろんそれぞれの自治体が同額を出していますから、これは年金としてもらえるものとして積み立てるのですから、だから、当然もらうべき権利のものとして考えるんだからそれにも遠く及ばない、言うなら掛け損になるというのが非常に今度は特徴的に出てきているのですよね。これを私は非常に心配をしているんですよ。
○政府委員(杉山克己君) これは一時金の性格を御説明する必要があるかと存じますが、やはり農業者年金制度が当然加入の制度になっているというようなこと、それから、ほかの年金との通算制度が設けられていないというような事情があるわけでございますので、一定期間保険料を納付した者の年金受給にこれが結びつかない、掛け損になる者も発生するということから、これを救済する措置として一時金の給付を行うことにしたわけでございます
そのほか、かねてから懸案でございました過去勤務期間の通算制度を新設いたしましたり、あるいは掛金額を増額変更いたしました場合のいわゆる掛け捨て、掛け損制度を是正をするというようなことで、できるだけ制度の魅力づけを図っているところでございます。このような魅力づけを図ったことを契機といたしまして、従来にも増してこの制度の一層の普及徹底を図ってまいりたいというふうに思っております。
この制度の魅力づけにつきましては、先通常国会において掛金の引き上げを行いますとともに、かねてから懸案でございました掛け捨て、掛け損の解消の問題でございますとか、あるいは過去勤務制度の導入の問題でありますとか、制度の改善をすることによって魅力づけをしたところでございます。
大臣、この地震保険制度は掛け損にならないように、この制度を強化、改正する必要があると思いますが、どのようにお考えでしょうか。 それから、間接被害が考えられますから、地震の共済制度ですね、国や自治体が一定の基金を拠出しまして、それを基礎にしました共済制度というふうなものについても、研究していく必要があるのではないかというふうに思います。
○政府委員(寺園成章君) 今回の改正におきましては掛金の額、退職金の額を現在の賃金、退職金の事情に適応させますための改正のほか、この制度の適用範囲自身を拡大する改正、あるいはかねてから懸案になっておりました過去勤務期間の通算制度、あるいは月額変更をいたしました場合の掛け捨て、掛け損の解消等の措置をとりまして、可能な限りこの制度の魅力づけを図ったところでございます。
それからまた、掛け捨て、掛け損、これは今回一応手当てができたんですが、国庫補助のない部分、それから国庫補助の少ない人たちに対する対策をもっと考えなくちゃいけないんじゃないか。以上三点ですが。
その三は、掛金月額が増額された場合のいわゆる掛け捨て、掛け損の解消であります。 現行制度では、加入後に掛金月額を増額した場合に、被共済者が増額後二年未満で退職したときは、増額部分に対応する退職金は、その年数に応じ不支給又は掛金総額を下回る額の支給となっておりますが、このような掛け捨て、掛け損の解消を図るため、原則としてそのような場合にも掛金に相当する額を支給することとしております。
そのほか、今回の改正におきましては、かねてから要望の強かった過去勤務制度の導入、あるいはすでに加入して一定期間たった人の月額変更した場合の掛け捨て、掛け損の解消措置などを講じまして、制度の魅力づけをしようといたしておるところでございますが、先生御指摘の問題につきましては個々具体的な中小企業あるいはそこに勤めておる従業員の方にあってはそういう気持ちを抱かれる面があるのではないかというふうに思うわけでございます
若干具体的な質問をいたしますが、今回の給付改善の内容の中で、掛金が増額された場合の掛け捨て、掛け損の解消が盛り込まれているわけですね。ということはそれなりに理解できますが、いまの制度からいきますならば、そういうことをすることによっていままでよりも永年勤続者に対する恩典が薄くなるんじゃないかという感じがするんですが、その点いかがでしょうか。
○寺園政府委員 かねてから懸案とされておりました長期勤続者の月額変更に係る掛け捨て、掛け損を今回解消をいたしたわけでございます。先生の御指摘は、それに伴って給付の調整が行われておるのでその調整部分について給付が不利益になるのではないかという御指摘と思います。この点は、この法律改正の基礎となりました審議会においても大変熱心な御議論があったところでございます。
従業員規模のほか、資本金規模を加味するものとすること、 第二に、掛金月額の最低額を現行の八百円から千二百円に、最高額を現行の一万円から一万六千円に引き上げるとともに、国庫補助の対象を現行の掛金月額八百円に対応する部分から掛金月額千二百円に対応する部分に引き上げるものとすること、 第三に、掛金納付月数が二十四カ月以上であって、掛金月額を増加した場合の増加額に係る退職金等の額については、現行の掛け捨て、掛け損
その三は、掛金月額が増加された場合のいわゆる掛け捨て、掛け損の解消であります。 現行制度では、加入後に掛金月額を増額した場合に、被共済者が増額後二年未満で退職したときは、増額部分に対応する退職金は、その年数に応じ不支給または掛金総額を下回る額の支給となっておりますが、このような掛け捨て、掛け損の解消を図るため、原則としてそのような場合にも掛金に相当する額を支給することとしております。
言いかえれば掛け損になってしまうのではないかと思いますが、この点どうでしょうか。
というのは、共済掛金等の問題でかなり不満がございまして、この年金も何か同じような種類のものではないかなというふうなとらえ方が、そういう農民の恩給であるというふうなことでなくて、掛け損になりはしないかというふうな不安感の方が先じゃないかというふうに私は感じました。
○川俣委員 これで終わりますが、保険ですが、当委員会でも長年——特に果樹共済については今度樹体も定着しつつあるのですが、農家は、まだ制度発足間もないせいか、掛け捨て、掛け損だ。特にいままでの農業共済というのは台風か冷害の方に回って、比較的山脈に囲まれたところは掛け捨ての方向で、むしろ出す一方だ、こういうように受けとめておるわけだ。
で、今度の制度改正時における月額の掛金の増額について、この掛け捨て、掛け損をなくそうというのに要する資金が十二億でございまするので、その十二億をこの二十二億で賄うということになりまするので、全体的な掛け捨て、掛け損の問題を解消するというのはかなり困難かと思います。お金が一見余っているようでございますが、これは共済備金という形で将来の退職金のために運用しなければならぬものでございます。
○政府委員(東村金之助君) 本委員会でもいろいろ掛け捨て、掛け損の問題、御審議願ったわけでございますが、掛け捨てと言いますのは、従来の形で申し上げますと、この制度に入って一年未満に退職した人には給付が行かない、つまり掛け捨てである、一年から二年未満の場合にはそれが減額された形で支給される、これが掛け損でございます。それ以降は同額ないしはそれを上回るような形の給付が行くわけでございます。
掛け捨て、掛け損ですか。掛け捨て、掛け損というようなこういう点は改善できないのかどうか。
それからいわゆる掛け損と言いますか、掛け損が三万九千八百二十八人という人数を一応推定いたしておりまして、掛け損率等を掛けまして、それが掛け損額といいますのが七億三百万円余というように計算いたしております。この金額を合計いたしますと、十一億八千万円余でございます。
○小平芳平君 したがって、長期の人を有利にするためには掛け捨て、掛け損はまことにいい制度だと、掛け捨て、掛け損をやめたら長期の人が切り下げられるんだ、長期の人を優遇するためには掛け捨て、掛け損が発生しても大いに結構と、こういうことですか。