2000-02-07 第147回国会 衆議院 予算委員会 第4号
さらに、ディーゼル排気微粒子、DEPにつきましては、発がん性でありますとか、あるいは気管支ぜんそく、あるいは花粉症等、健康影響との関連が非常に懸念されているところでございますので、今後、科学的知見を整理いたしまして、DEPに関しますリスク評価に着手する予定にしております。
さらに、ディーゼル排気微粒子、DEPにつきましては、発がん性でありますとか、あるいは気管支ぜんそく、あるいは花粉症等、健康影響との関連が非常に懸念されているところでございますので、今後、科学的知見を整理いたしまして、DEPに関しますリスク評価に着手する予定にしております。
そして、私は、自動車の排ガスの中でもディーゼル排気微粒子、DEPというものですが、これと花粉との相乗作用によって花粉症を引き起こしているのではないかということを指摘させていただいているわけでありまして、この問題についても今までそれぞれの省庁で研究を進めていただいたと思います。
次に、ディーゼル排気微粒子との関係ということでお尋ねがございました。 この点は既に近年医学的な議論がなされてきておりまして、環境庁においても平成三年度からその関係について動物を用いた実験をずっと続けてきております。
○廣瀬(省)政府委員 花粉症とディーゼル排気微粒子との関係で、まず自動車単体の対策を申し上げます。 自動車排出ガスの規制強化ということで、平成九年から十一年にかけて現在実施しております。ディーゼル自動車一台当たりの排出量を、約六割これで削減できるというふうに考えております。
それから、ディーゼル排気微粒子ではほとんどすべてを占めている状態という考え方でございます。 そして、ディーゼル車の単体規制については、中央公害対策審議会の平成元年答申で示された長期目標を達成するため、車種により、平成九年から十一年にかけて規制強化を実施しているところでございます。
保有台数で言えばディーゼル車は二割程度でございますけれども、そのディーゼル車がどのくらい排ガスを出しているかということからいいますと、窒素酸化物で言えば四分の三、七五%、それから排気微粒子、黒煙でございますけれども、これについてはほとんどがディーゼル車というようなことでございますので、私ども先ほどからも御答弁申し上げておりますけれども、ガソリン車もさることながらディーゼル車の方にかなり力を入れていかなきゃならないというように
昨年の十月の環境庁大気保全局からの発表の大気汚染状況について、やはり二酸化窒素と浮遊粒子状物質、SPM、この問題が余り改善されていないということでございますが、まずその前提として、今話題になっておりますディーゼルの排気微粒子、これがやはりSPMの大きな原因だというふうに環境庁としてはとらえていると考えてよろしいんでしょうか。
それから、先ほども幾つか指摘がございましたディーゼル車の排ガスの問題でございますが、道路沿いに住まわれる方々の健康影響を考えたときには、NOxだけということではなくて、いわゆる排気微粒子の問題についても、もう少し厳しいといいましょうか基準が考え直されるべきではないかと思いますが、環境庁の取り組み方はいかがでしょうか。
車の影響といいますか、ここから出る排気ガス、つまり、私は毎年この時期には、これは花粉との関係が非常に大きいということをこ三二年ほど一貫して言い続けておりますが、花粉症のシーズンになると、いつも私は、車というものから出るDEP、ディーゼル排気微粒子といいますか、これと花粉との関係というのは非常に因果関係があるというふうに思えてなりません。
車との関係で御説明申し上げたいと思いますが、今委員からは、花粉症との関係でディーゼル排気微粒子について御議論をいただいたわけでございますが、この微粒子自体非常に細かいものですから、肺の奥まで入るということで、呼吸機能に影響を与えたり、あるいは肺がんとの関係も論じられているわけでございます。
こうしたことで、環境庁といたしましては、従来から動物実験、実験動物を用いまして、大気汚染物質、これはディーゼルの排気微粒子でございますけれども、大気汚染物質と花粉症との関係の解明の研究をいたしておりますし、また人間の疫学調査によります花粉症の素因の調査、それから花粉症予防のための情報提供のあり方の検討等を環境保全の観点から実施をしておるところでございまして、そうしたことで動物実験からは大気汚染物質と
その中で唯一、ディーゼル排気微粒子、DEPというものがこの大きな原因ではないかということが科学的にも立証されつつある、こう思います。
環境庁におきましては、ディーゼル排気微粒子、DEPと略させていただきたいと思いますが、この対策といたしまして、従来から黒煙の自動車排出ガス規制を実施してきたところでございますが、これに加えまして平成五年度から、黒煙を含むDEP全体の規制を開始したところでございます。
○有働正治君 自動車の排出ガスにつきまして、特にディーゼル排気微粒子について取り上げたいのでありますが、この浮遊粒子状物質について環境基準が定められているわけでありますが、東京都の報告等々を見ても基準達成状況はひどい状仰であります。時間の関係で、一々ここで例示はいたしません。
現在は、この答申で示されたDEP、ディーゼル排気微粒子の排出量を六割以上削減することを求める長期目標について平成十一年ごろまでに目標を達成する技術的めどが立ちました。したがって、その規制強化のための作業を進めているところでございます。 今後とも、DEPの排出実態や大気汚染状況の調査を踏まえてディーゼル車の排出ガス対策に取り組んでまいりたい、このように思っております。
この樹木の衰退の原因については、酸性雨、光化学オキシダントの大気汚染による葉面への直接的な障害、あるいは土壌が酸性化して、木がそれを吸ってそれによる影響、その他いろいろな説があるわけでございますが、これらのいろいろな説を私どもとしては総合的に調査し、メカニズムの解明に努めなければならないと考えておりますし、今回のディーゼル排気微粒子による影響の知見というのは私どもとしても新しい知見でございますので、
しいところでは平成元年に中央環境審議会というところで答申が出ておりまして、元年の時点で、短期目標、長期目標、つまり五、六年先、あるいは九、十年先、そういう目標に向けて規制強化を進めるべしということを受けて、私どももそれに基づいて、短期目標についても長期目標についても技術的にきちんと検討しまして、かなりその低減をさせて強化を図ったわけでございまして、この排出ガスを規制するということによって、特にディーゼルの排気微粒子
こういう現状を見ますと、車から排出されるDEP、ディーゼル排気微粒子、これが相当関係しているのではないのかな、こういう感じがいたします。それで、今ざっと、正確な数字はわからないらしいのですが、花粉症は一千万人いると言われているわけでありまして、これを今どこも本気になって取り組んでいないということは大変問題だ、こう思います。
しかし、ディーゼルの場合は、NOxとかPM、粒子状物質、またはDEP、ディーゼル排気微粒子とも言われているようですが、こういう問題があるために、我が国ではこのNOxやPMの規制を強めて、そして一九九九年ですか、六〇%カットするという目標を掲げて今やっているようであります。しかし、ヨーロッパの国はちょっとこの対応が異なっているように感じるわけです。
○野村(瞭)政府委員 御指摘ございましたけれども、ディーゼル排気微粒子と花粉症との関係につきましては、近年医学的に議論がなされてきておるわけでございますが、先ほど長官からも申し上げましたけれども、環境庁におきましても、平成三年度からこの関係につきまして動物を用いて実験を行ってきているところでございます。
同時に、周辺地方都市の幹線道路沿線にまで汚染が拡大する傾向にあり、二酸化窒素やディーゼルの排気微粒子による健康への影響が広く心配されているわけであります。 そこで私は、大気汚染被害の防止と情報公開とその情報の提供の問題について質問いたします。 環境基本法二十七条では、環境の保全活動促進に資するため必要な情報提供に努めるとあるわけであります。
ディーゼル排気微粒子でありますDEPにつきましても、これもぜんそく等々にやはり深い関連があるという、そういう研究データというものが示されているわけでございます。
また、ディーゼル排気微粒子対策、有害大気汚染物質対策などを進めてまいります。 次に、水環境の保全については、水道水源の水質保全対策として、特定水道利水障害の防止のための水道水源水域の水質の保全に関する特別措置法に基づく対策や農業対策等を総合的に推進してまいります。
また、ディーゼル排気微粒子対策、有害大気汚染物質対策などを進めてまいります。 次に、水環境の保全については、水道水源の水質保全対策として特定水道利水障害の防止のための水道水源水域の水質の保全に関する特別措置法に基づく対策や農業対策等を総合的に推進してまいります。
また、ディーゼル排気微粒子対策、有害大気汚染物質対策などを進めてまいります。 次に、水環境の保全については、有害物質による水質汚濁防止対策、海域における富栄養化防止対策を充実強化するとともに、水質総量規制及び生活排水対策を引き続き推進してまいります。
とりわけディーゼル排気微粒子、いわゆるDEPについては、重点的に対策を実施することがこの環境基本計画で期待をされているというふうに思いますけれども、環境庁のお考えを伺いたいと思います。
次に、所信表明の中で、大気環境の保全についてはディーゼル排気微粒子対策などを進めると述べられておりますけれども、これまで浮遊粒子状物質の対策を含めて、有効性のある対策には御苦労なさってきたと思いますが、具体的な改善の見通しについて御説明をお願いします。
先生御指摘のディーゼルの排気微粒子、これは従来浮遊物質対策の一環として進めておったわけでございますが、最近とみにディーゼルの排気微粒子が問題になってきております。
また、ディーゼル排気微粒子対策、有害大気汚染物質対策などを進めてまいります。 次に、水環境の保全については、有害物質による水質汚濁防止対策、海域における富栄養化防止対策を充実強化するとともに、水質総量規制及び生活排水対策を引き続き推進してまいります。
そしてまた、ことしの二月、環境庁の環境研究所のマウス実験による研究グループの発表によりますと、ディーゼル車の排気微粒子、DEPが小児ぜんそくなどの気管支ぜんそく、慢性気管支炎など呼吸器障害の原因になるということを指摘しています。
その点で、環境庁としてNO2対策、そしてSPM濃度汚染悪化による健康被害に対する、とりわけ大型トラックなどディーゼル車の排気微粒子、DEP問題への影響等に対する対策の問題が急がれると思いますけれども、簡潔に対策を求めたいと思います。
それから、所信表明におきましては、特に来年度以降新たに展開していくという意味以外にも従来からの施策をさらに拡充して対応していきたいという幾つかの項目を掲げてございますが、例えば、ディーゼルの排気微粒子低減対策、あるいは今問題になっております異臭味問題等に対応します水質関係の検討経費、あるいは土壌汚染関係の調査経費といった大気、水、土壌環境の保全のための、これは従来の施策をさらに伸ばしていくという意味