1947-08-09 第1回国会 衆議院 司法委員会 第17号
從つて國家の名において、あるいは全體の名において、あるいは公益優先主義の名において、個人、從つて個人の權利というものは、すべて從屬的にこれが扱われるということになつてきたのであります。しかしながら、健全な民主主義國家觀念から言いますと、個人が目的であつて、國家全體はその主段であるという觀點に立たなければならぬのであります。
從つて國家の名において、あるいは全體の名において、あるいは公益優先主義の名において、個人、從つて個人の權利というものは、すべて從屬的にこれが扱われるということになつてきたのであります。しかしながら、健全な民主主義國家觀念から言いますと、個人が目的であつて、國家全體はその主段であるという觀點に立たなければならぬのであります。
また新憲法の趣旨に從つて、個人の自由を認めておる場合に從つて、個人の自由を認めておる場合に、やはり當事者がほんとにわかれたいという場合、何もこれを阻止することもいかがなものであろうかというふうなことをいろいろ考えまして、やはり協議上の離婚を從來通り認めるということにいたしました。