1953-02-10 第15回国会 衆議院 予算委員会 第20号
その意味におきまして今山崎君の御指摘になりましたように、今日は占領後日本が七年ぶりに独立を回復いたし、庶政を一新する好機でありまして、その一翼、その踏出しといたしまして、占領政策の国情に適せざるものの是正に着手をいたしたような次第であります。さらに政府は研究を続けまして、今日提案しておるもの以外にも国情に適切でないものがあれば引続き是正をいたしたい、さように考えておる次第であります。
その意味におきまして今山崎君の御指摘になりましたように、今日は占領後日本が七年ぶりに独立を回復いたし、庶政を一新する好機でありまして、その一翼、その踏出しといたしまして、占領政策の国情に適せざるものの是正に着手をいたしたような次第であります。さらに政府は研究を続けまして、今日提案しておるもの以外にも国情に適切でないものがあれば引続き是正をいたしたい、さように考えておる次第であります。
理 由 わが国は、講和條約発効とともに、永年にわたる占領行政から解放され、真に自主独立にふさわしき国家の態勢を整えるため、庶政一新の必要に迫られている。 しかるに現衆議院は、被占領時代の遺物であつて、その構成において既に世論の正しき反映と認めることは出来ない。 われらは、すみやかに衆議院を解散して新しき民意に添う国会を形成すべきを至当とする。
(拍手)このたくましい実行力のもとに、今や庶政刷新の最後の段階にあるわが吉田内閣が、今ごろ退陣すべき理由はこれほどもないのであります。(拍手) また外政の面におきましても、歴史上比類なき成功を攻めた講和條約の締結には、諸君の中から苫米地全権さえも出たではありませんか。この講和條約の締結に基くところの対外的善後処置を急がねばならぬ、きわめて重大なる時機であります。
独立後における庶政の刷新は緊要にして不可欠のものである。そのため行政機構の改革というものを実は大きく取上げ、それがたまたまこの建設省の技監の廃止になつたのですが、この技監の廃止については私個人といたしましては勿論意見があるのであります。
ただ私の気持といたしまして、政府としても庶政一新という立場から、非常な強い意気込みを示してはおります。同時にその点は国民に寄與するようなりつぱな行政機構をつくるということが真のねらいでありますので、私どもその線に沿いまして十分確信のある、また国民の納得の行くような案をぜひともつくりたい、そのために時間的な点で急ぐわけのものでは必ずしもないだろう。
○山本(猛)委員 郵政大臣のお答えで大体了承できるのでございますが、庶政一新のために、郵政省の現機構が、はたしてこれからの郵政事業運営に当てはまるやいなやということは、検討を加えなければならぬというお考えは了承いたしたのでありますが、私はさようなこまかい点に触れておるのではありません。
お説のようでありますれば、郵政省に関する限り行政機構の改革は何ら考える余地はないのだと断定しておられるようでありますが、私どもが庶政一新にあたりまして、十分の検討を加えるということは、一応もう大丈夫だ、何らくふうの余地はないのだと考えましても、それに対しまして、一つの見方をまた新たにしていろいろ検討して見る、これがやはり庶政一新の目的を達成するゆえんではないか、かように実は考えてしる次第であります。
問題庶政府が新らしい正副総裁を任命するについて、今の政府案を必らず了承することを前提とするかどうかということなんです。小坂氏のことじやありませんよ。誰でもそいつを前提とするかというのですよ。
幸いにして今や庶政更新の好機にありますので、こいねがわくはわれらの微衷を察し、第一着手として國民道義高揚の施策に強力格段の賢慮をめぐらされんことを請願する。 天台宗叡山の議長畑和孝氏からの請願であります。
敗戰後において日本政府はこれらの庶政革新をするために、断固たる政策をとるべきであつたのでありますが、遂にその時機を得ずして今日に至つたのであります。しかしながら民自党の内閣は、絶対多数をとつたこの機会において庶政刷新をいたして、日本の経済、日本の政治の建直しに直進いたしたいと思うのでありますから、(拍手)かりにわが党が二百七十名になんなんとする多数を擁しても、多々ますます可なりなのであります。
庶政革新の時でありまするけれども、直ちにこれらの制度を全部撤廃いたしまして、新らしい制度に移るというのにはまだ難色が多いと、かように思つておりますが、併しながら決して生成発展する世の中の勢いというものは、昔の制度にのみ執著を許さないのでありまして、今日特定局の問題について種々の御意見のある点は、私共は耳を傾け、その取るべきもの、その急速になさねばならんことにつきましては、これを採用し、実施するに吝かでないのであります
大要以上のような理由に鑑みまして、國会及び政府は庶政更新の今日を期し、断乎結婚の在り方を正して、適切な政策を実行して貰いたいというのが趣旨であります。