1969-02-12 第61回国会 衆議院 商工委員会 第2号
また、ガスにつきましては、液化石油ガス小規模導管供給を簡易ガス事業として位置づけ、所要の規制を行ないますとともに、ガス事業者に対する保安監督を強化し、並びにガス用品の安全確保のための取り締まりを行なう等のため、ガス事業法の改正を考えております。
また、ガスにつきましては、液化石油ガス小規模導管供給を簡易ガス事業として位置づけ、所要の規制を行ないますとともに、ガス事業者に対する保安監督を強化し、並びにガス用品の安全確保のための取り締まりを行なう等のため、ガス事業法の改正を考えております。
ガス部会といわず、私ども自身といたしましても研究いたしておりますので、そういった検討の成果を持ちまして、できるだけすみやかな機会にガス事業法の改定を、特に小規模導管事業との関連もございますので、いま検討いたしておるわけでございます。
○井上(亮)政府委員 私どもといたしましては、本日提案されておりますLPG新法、この法律の中で対象にならないいわゆる小規模導管事業者があるわけでございます。きわめて零細な導管供給者は、先ほど来のいろいろな法制局の解釈等で入るケースが相当あるわけでございます。相当多数の消費者に対しまして、導管をもって供給するというような形態のものにつきましては、相当やはり公益性がある面が多いと思います。
○井上(亮)政府委員 ただいま大臣が御答弁されましたように、それから先ほど私御答弁させていただきましたように、小規模導管事業者、特にこの法律で除かれております小規模導管事業者、これは相当多数の消費者を持つ形態になろうと思います。
確かに御指摘になりますように、「現に引き渡し」の形態をとりませんで、ガスを相当大規模に供給するというような者につきましては、先般来お話し申し上げておりますように、私といたしましては、ガス事業法の法体系を改正いたしまして、この中で適当なる、実情に合った位置づけをLPG小規模導管企業に与える必要があるというふうに考えております。
○中村(重)委員 小規模導管供給というものが本法の対象になるということは明確になったわけですが、その小規模導管供給というのは、実体論としてどういうことが考えられるか。大臣の補足説明の中で大体わかってまいりましたが、単にアパートの一棟とか二棟とかというその棟数とかいうものによるものではない。あるいは団地の三十とか、五十とか百とか、そういう戸数によってきまらない。
○吉光政府委員 いわゆる小規模導管供給、あるいは集合配管供給といわれておりますものの内容は、非常にはっきりしない、通常に使われておる概念でございまして、非常に広い内容を含んで用いられている場合、あるいはそれが狭義に用いられている場合、いろいろあるわけでございますけれども、いま御質問いただきました、この法律で申し上げております小規模導管供給でございますけれども、これはあくまでも容器に充てんされているものが
それから、小規模導管供給の問題でございますが、これは実は昨日もお答え申し上げたわけでございますが、この法律は、いわゆる小規模導管供給の全部を排除いたしておるわけではございません。その一部もこの中には入っておるわけでございますけれども、ただ小規模導管供給形態というのが非常に千差万別でございます。
これは特別な、いわゆる小規模導管というようなものだけに適用されることですか。
○井上(亮)政府委員 ただいま吉光局長から答弁がありましたので、つけ加えることはあまりありませんが、ただ昨日もお答え申し上げましたように、小規模導管企業につきましては、これはきわめて零細な形態をとっているものから、相当多数の消費者に供給している形態をとっているものもございます。
ただしかし、先生先ほど御指摘がありましたように、LPGの小規模導管事業者に対してどのように法的に位置づけていくかというような問題が、この問題とはまた別個の問題としておるわけでございます。現状、御承知のように、現行のガス事業法によりますれば、ガス事業者とは、導管をもって供給する事業者というような規定もあるわけでございます。
○両角政府委員 ただいま両角局長が申し上げましたとおり、ガス事業法と小規模導管供給との調整がたいへんむずかしい問題でございますので、エネルギー調査会等の結論を持ちまして調整を行ないたいと考えております。
○井上(亮)政府委員 いろいろ先生御意見ありますけれども、先ほど来申しましたように、小規模導管事業者——ガス事業法では導管をもって供給するものはやはり性格的に公益性を持っております。先ほども言いましたように、一軒一軒がボンベ売りを買います場合には、これは消費者のほうに選択の自由がございます。危険な業者だと思えば買わない、高ければ買わないというような自由がございます。
○吉光政府委員 先ほどお答え申し上げたのでございますけれども、私どもといたしましても、実はこの法案を提出いたしますまでに、そういう問題についての結論を得ました上で、それも合わせまして御提案申し上げたいと思ったわけでございますけれども、何ぶんにも小規模導管供給事業というものの本質が、公益事業規制の根本問題に触れるというふうな状況でございまして、したがいまして、その問題自身を解決して法案を国会に提出するというふうなことにいたしますとすれば
○宇野政府委員 小規模導管供給に関しましては、いまおっしゃったとおり、今後長期的に、私どもといたしましても検討を続けていきたいと思うのであります。現状認識といたしましては、千三百万世帯のうち、導管供給が六万世帯であるということも考えました場合に、私は、やはりそういう現状認識に立った上での判断も必要ではないかというふうなことも考えております。
○吉光政府委員 御指摘のように、非常にむずかしい問題でございますけれども、実は私どもの考え方といたしましては、小規模導管供給というようなものにつきまして、それを一括いたしまして、これは全部ガス事業法であるとかないとかいうふうな考え方はいたしておらないわけでございまして、やはり個別的にある、そこで配管される現実の実態と申しますか、そういうものを個別的に判断した上で決定さるべき事項ではないか、そのように