1998-09-18 第143回国会 衆議院 外務委員会 第4号
航空機も、航続距離が約千九百キロと言われるF15なら、データ的には往復するだけは可能だと思いますが、対地攻撃能力は乏しい。また、海上自衛隊のイージス艦なら北朝鮮に近づけることはできますが、対艦ミサイルしかなく、巡航ミサイルのように地形の起伏を縫って目標にたどり着くということはできないために、相手のミサイル基地に到達する前にどこかに着弾してしまう可能性が高いと言われております。
航空機も、航続距離が約千九百キロと言われるF15なら、データ的には往復するだけは可能だと思いますが、対地攻撃能力は乏しい。また、海上自衛隊のイージス艦なら北朝鮮に近づけることはできますが、対艦ミサイルしかなく、巡航ミサイルのように地形の起伏を縫って目標にたどり着くということはできないために、相手のミサイル基地に到達する前にどこかに着弾してしまう可能性が高いと言われております。
これに対して、我が国の航空自衛隊のF2にそのような対地攻撃能力がまずあるりか、F2の足が短いというのであれば空中給油機の導入を見直さなくてよいのか、こういう疑問が一連の疑問として僕に生じてくるわけですが、この点について、防衛庁長官、お答えになれれば教えていただきたいのですけれども。
F15というのは二百機あるというふうに聞いておるのですが、F15は弾道ミサイル攻撃の撃墜には役に立たないというふうに私は理解しておりますが、対地攻撃能力は備えているのでしょうか。敵地攻撃をすることは、F15で可能ですか。
聞くところによれば八百キロ以上の能力が要求されているほか、対地攻撃能力に加えまして空対空ミサイルの拡充も図られるとされております。
○東中委員 一九八二年二月に防衛庁から「現有戦闘機の対地攻撃能力」という一覧表をもらったのですが、これによりますと、標準支援戦闘武装時の行動半径ということ、F1は約二百海里と書いています。それからF4EJは約二百五十海里、こうなっています。そしてF15Jは約二百八十海里、こう書いているわけであります。足が長いと言われておったF4と比べても、この時点でF15Jはさらに長いということであります。
あなたの方は、制空戦闘機というかあるいは要撃戦闘機としてのF15を入れるときに、そのF15は付随的に対地攻撃能力を持っている、あるいはそれは限定されたものなのだ、だから制空戦闘機として専守防衛としてこれは許されるのだ、こういう議論であった。
○政府委員(矢崎新二君) F16の能力は、いわゆる要撃戦闘能力のみならず、対地攻撃能力といったものを持ちました多目的な戦闘機であるというふうに私どもは理解しておるわけでございまして、そういう意味でかなりすぐれた航空機であると、こう理解いたしております。
○玉城委員 非常に行動半径が広いし、対地攻撃能力のある、そういう性能を持つF16という飛行機が、ソ連に非常に近い三沢基地に今回配備され、しかも、約五十機内外とおっしゃられましたけれども、それだけ増強されていくという、そのねらいはどのように理解しておけばよろしいのでしょうか。
さらに、このベアと申します長距離の偵察機に加えましてバジャーという爆撃機、対地、対艦、船に対しましても地上に対しましても爆撃攻撃能力があるわけでございますが、この爆撃機が配備されたということで、対艦、対地攻撃能力が強化されたという点もまた注目しなければならないと思っております。
○大場説明員 F16につきましては、対地攻撃能力を有しておりまして、パイロットの練度維持のために対地射爆撃の訓練を行うことが考えられますが、現在具体的なことについては承知いたしておりません。
○峯山昭範君 いずれにしても、F15も、この五十三年の三月四日の統一見解の中にもありますけれども、その付随的なものとはいえ対地攻撃能力というものはそれなりにあるわけですね。
○説明員(矢崎新二君) このF16が三沢に配備されました際の具体的な米軍としての運用の計画等につきましては、私どもは具体的には知らされてはいないわけでございますけれども、一般的に申しまして、このF16という戦闘機は非常にすぐれた多目的戦闘機というふうに言われておりまして、対地攻撃能力、それから対空戦闘能力、両用の機能を持っておるというふうに聞いておりますので、そういったような機能を前提としたいろいろな
それから、F1との関係で言いますと、今度対地支援、対地攻撃能力がF4改には付加されるわけでありますが、F1との性能、どちらがすぐれているようになるか。 以上二点についてまず伺いたいと思います。
対地攻撃能力、足の長さ等々、はるかにF1よりはF4改の方が上回るというのがむしろ常識じゃありませんか。あなた方の資料でもそうなっている。
私は、全体としての運用の結果、対地攻撃能力が三位一体で強化されるという点がむしろ主眼であるということを二月以来言っている。その一つの裏づけとしてこの問題を出した。だから、あなた方の答弁は私の質問になじまないし、またしっくりしないし、納得しないから、この質問は留保する。
そのときの説明、さらにまたいよいよ国会ということでございまして、国会の前の想定問答の説明等に当たりまして、この試改修についても当然説明を受けまして、その中でレーダーの換装、セントラルコンピューターの装備等により要撃能力が向上するほか対地攻撃能力も向上すると、しかしこの場合でも、かつて取り外したような対地攻撃専用装置を持つわけではなく、軍事技術の発達をも考慮するならば、他国に侵略的、攻撃的脅威を与えるようなものとの
○矢田部理君 これは簡単に指摘だけしておきますと、F15の爆撃機能というのは、F4ファントムがベトナム戦における経験などを十分に生かして、対地攻撃能力も第一級の攻撃機だというふうに指摘をされておるし、アメリカのA7という攻撃機がありますが、これともやっぱり対等ぐらいのレベルを持っているという状況なんでありまして、この点も過小評価してきたわけです。
○政府委員(塩田章君) 今回確かにF16のレーダーを採用しようとしておるわけでございますが、このレーダーを採用するということが別にF16の持っておる対地攻撃能力を採用することにはならないわけでございまして、その点は今度F15のコンピューターを採用することによって先ほど来申し上げているような対地攻撃能力が付与されることは事実でございますが、そのこととF16の持っておる対地攻撃能力がF16のレーダーを採用
そういうことによりまして、現在のF15及びF4にわれわれが期待しておりますところの要撃戦闘能力のほかに、あわせて対地能力も期待しておるわけでございますが、その対地攻撃能力におきましてより正確な爆撃が、攻撃ができるということを期待しておるわけでございます。 先ほどのお尋ねに、どういう場合にそういった爆撃を考えておるのかというお尋ねでございました。
○国務大臣(伊藤宗一郎君) まず事務当局からは、私が就任しまして、まあ十二月になったわけでございますけれども、五十七年度の業務計画案、あるいは想定問答等の説明に際しまして、F4EJの能力向上のための試改修はこういうものだと、その中でレーダーの換装、セントラル・コンピューターの装備等によって要撃能力が向上するほか、対地攻撃能力も向上すると、しかしこの場合でも、かつて取り外したような対地攻撃専用装置を持
ただ、今度の試改修によりまして、対地攻撃能力という点に限って問題を見た場合に、どういうことになるかということがしばしば御論議になっているわけでございますが、そういう点で申し上げますと、一つには、直接の対地ではございませんにしても、とにかく対艦攻撃ミサイルを今度はつけたいと思っております。
しかし、主として要撃戦闘機であるということは、対地攻撃能力をもちろん持ってもおりますし、訓練につきましても、これはそれに応じてある程度の訓練をするということは私は当然ではないかと思います。
○塩田政府委員 その点につきましては、先ほど来申し上げておりますように、私どもは対地攻撃能力のアップにつきまして、F16のレーダーの採用ということが無関係だとは申しませんけれども、直接的に結びつくものではないというふうに理解をいたしております。
○塩田政府委員 先ほど来お答え申し上げておりますように、F16におきましてもF15におきましても、爆撃能力の問題はコンピューターによるものでございまして、今度私たちが取り入れようとしているF16のレーダーもF15のレーダーと同等程度のものでございまして、先生が先ほど来御指摘のように対地攻撃能力がこのレーダーによって特に意義があるものではないと私どもは承知いたしております。
○塩田政府委員 対地攻撃能力と対艦攻撃能力におきまして、それぞれ違った面がございますから、その点を踏まえた上で総合的にいってどちらが上回っているということは一概に言えないかと思いますが、対艦攻撃能力だけを見れば、片一方にないわけですから、そういう意味では上回っている。
○秦豊君 専門家の間では、あなたもその一人だとは思いたいが、このF1が対地攻撃能力が非常に中途半端である、特にプイロードの点で。というのは常識ではないですか。それが打ち切りの理由じゃないですか。
なお、生田目空幕長の発言と私の答弁とが食い違うではないかという趣旨のお尋ね、それからなお、F1の後継機としても目指しているのじゃないかというようなお話がございましたが、生田目空幕長の発言は、およそ戦闘機というものは、要撃戦闘機と、もう一つは、私ども、支援戦闘機、日本の場合はこの二種でございますが、どちらにしましても、要撃戦闘機にしても対地攻撃能力は大なり小なり持っておるわけだし、逆に、現在のF1のような
その中で、F15は要撃性能に主眼を置かれた要撃戦闘機であるから、F15は専守防衛にふさわしいという理由で爆装を外さないとし、F4のようなものは戦闘爆撃機としての用法を含む多目的戦闘機であり、対地攻撃能力をも重視して開発されているから、爆装を外したということになっているが、今後F4のような多目的戦闘機で、いわゆるファイターボンバー的な要素が強い戦闘機がもし開発されるとしたならば、それはF4のように爆装
そういったものの種類にもよろうかと思いますが、いわゆる対地攻撃能力も付随的に必要であるということは、限られた戦闘機をもって防空作戦と同時にまた、海上を経て地上の部隊が日本に侵攻してくる際にそれを阻止するという機能も支援戦闘機と同時に持つ必要というものがあると思いますので、その適当なものがあれば、しかもそれを使うということであれば、これは全然やらないかということになりますと、いまの段階では申し上げられませんけれども