2002-04-18 第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
次に、精神障害者の雇用率の適用の問題について伺いますが、今回の改正において精神障害者の雇用率適用に至らなかったことは誠に残念でございますが、労働政策審議会障害者雇用分科会の意見書で、今後、雇用率制度に入れる方向で取り組むこと、そのための課題の解決に取り組むことが合意されたことは一歩前進だろうと思っておりますが、また障害者雇用促進法上、精神障害者の定義規定が置かれたことも重要なことだろうと思っております
次に、精神障害者の雇用率の適用の問題について伺いますが、今回の改正において精神障害者の雇用率適用に至らなかったことは誠に残念でございますが、労働政策審議会障害者雇用分科会の意見書で、今後、雇用率制度に入れる方向で取り組むこと、そのための課題の解決に取り組むことが合意されたことは一歩前進だろうと思っておりますが、また障害者雇用促進法上、精神障害者の定義規定が置かれたことも重要なことだろうと思っております
私は、労働政策審議会障害者雇用分科会の会長として、また、その前段階の検討を行った厚生労働省の障害者雇用問題研究会の座長として、今回の法改正による障害者雇用施策の見直しについての議論に関与しておりますので、それらの会議の審議経過を交えながら、意見を述べさせていただきます。 初めに、検討の経緯ですが、同研究会は、平成十二年十一月より、一年間で計十三回の検討を行ってきました。