1980-11-12 第93回国会 参議院 本会議 第8号
また、富士見病院事件を契機といたしまして、いま国民の間に医療不信が広がりつつあります。医師法違反や脱税、不正請求など、絶対に許されないものだし、厳しく対処すべきであります。同時に、医療不信をなくし、国民の健康を守るためにも、予防給付や訪問看護制度を確立することや、地域住民と密着した医師の健康相談活動などを政府が正当に評価し、医療政策に取り入れる必要があるのであります。
また、富士見病院事件を契機といたしまして、いま国民の間に医療不信が広がりつつあります。医師法違反や脱税、不正請求など、絶対に許されないものだし、厳しく対処すべきであります。同時に、医療不信をなくし、国民の健康を守るためにも、予防給付や訪問看護制度を確立することや、地域住民と密着した医師の健康相談活動などを政府が正当に評価し、医療政策に取り入れる必要があるのであります。
松野事件、富士見病院事件等々、いわばこれらは氷山の一角にすぎぬやに思われ、田中元首相の事件もまたその一つとして考えられるのであります。かかる機会に今回この法律が提出されたことは、その改正への手続をとられたものとしての評価は行われましょうが、その内容はまことに不十分で、われわれとしてはこの法律案を容認することはできません。
これはまことに結構でありますが、日本の精神神経医学界の問題、この問題がやはり私は富士見病院事件と同様に、きわめて大きないま問題になってきておるのではないかと思います。
すでに御案内のとおり、今日の医療保険を取り巻く情勢は、医療費の急増による財政不安、制度間の不均衡の顕在化、保険外負担の増高による患者の強い不満と保険機能の低下、薬の使用にあらわれている医療資源配分の非効率性など基本的な問題が数外く噴出いたしており、その上、最近の富士見病院事件に見られるように一部医療の荒廃、退廃ぶりが目に余るなど、きわめて深刻な状況にあります。
例として、端的にお伺いしますが、富士見病院事件といいますか、ここで先ほども触れられましたが、齋藤前厚生大臣が受け取られましたあの献金については、現行政治資金規正法では何ら問題はなかった、こういうことなんですか。
富士見病院事件が起こりましてから、この国会の中でも予算委員会それから社会労働委員会、そのほか関係の委員会で、この事件に関する質疑が非常に多く行われたわけでございます。
このトラック協会などの献金、昨年度で一億二千万円と言われておりますが、こういう巨額の献金を見ます場合に、これもこの間の富士見病院事件ではありませんが、そういう金を意味もなく出す者はいないというのが法務省の刑事局長の発言でありました。
次に、富士見病院事件について若干お尋ねしてみたいと思うんですが、この事件は、全国民の肝を寒くするような、悪質で非人道的な犯罪でありまして、目下北野早苗の医師法違反事件として捜査中であるわけです。さらに、傷害罪としても捜査されているわけでありますが、ぜひとも警察当局の徹底的な解明をお願いいたします。 また一面では、税務行政の見地から見ても、大変問題が多いと思いますね。
厚生省年金局長 松田 正君 社会保険庁年金 保険部長 新津 博典君 事務局側 常任委員会専門 員 今藤 省三君 説明員 内閣審議官 花輪 隆昭君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○調査承認要求に関する件 ○社会保障制度等に関する調査 (芙蓉会富士見病院事件等
○安恒良一君 私は、芙蓉会富士見病院事件とスモン問題、この二つについて大臣以下関係局長に質疑をしたい思います。 まず、芙蓉会富士見病院事件でありますが、これは高価な最新式医療機械、器具をふんだんに備えまして、そしてスマートな病院とデラックスな附属施設とで患者を引きつける、そういう近代病院の中で起こった、私はまさに医療犯罪だと思います。
○前島英三郎君 時間がありませんので、きょうは富士見病院事件のいろんな意見のやりとりがございましたんですが、医療が患者を障害者にする、これはしかも故意にしてしまっているという例だと思うんですね。この事件はまた富士見病院だけ悪者にすればすむ問題ではまたないと思うんです。
問題がたくさんございますが、私がきょう、どうしても申し上げたい、御意見も伺いたいと思っておりますことは、今回のこの富士見病院事件に関して申しますならば、ほかの病院のことはともかくといたしまして、この病院にしぼって申し上げます限りにおいては、今度の事件において最も厳しく、その責任を追及されなくてはならないのは医師だと私は思うのです。
富士見病院事件に関連して、そこらの回答を含めてもう一回、大臣の所信を伺いたいと思います。
今次の富士見病院事件に見られる生命軽視の乱診乱療は医療行政の怠慢であります。今日の老人医療に最も欠如しているのは日常的な健康管理体制で、こういった問題を考えますときに、現行の七十歳無料化に対し所得制限の強化など、老人に医療費の負担を強いようとする構想は断じて認めるわけにはまいりません。厚生大臣から明確なお答えをお願いいたします。
わが党は、政治資金規制の問題では、企業、団体献金の禁止を引き続き要求するとともに、主権者である国民の個人献金の問題についても、今回の富士見病院事件の教訓と反省にかんがみ、政治道義の徹底と明朗化に一層の努力を尽くすつもりであります。