1956-05-12 第24回国会 衆議院 法務委員会 第34号
しかしながら、学科教育をいたしますと同時に、主として職業指導をいたしまして、収容施設から釈放後独立の道が立てられるというようなことを考えまして、もっぱら教育を施しておるのでございます。お説の通り、その効果の万全を期することはなかなか困難でございまするが、まだこの施設を出ました者の再犯率等につきまして的確な数字をつかみ得ないのでございます。
しかしながら、学科教育をいたしますと同時に、主として職業指導をいたしまして、収容施設から釈放後独立の道が立てられるというようなことを考えまして、もっぱら教育を施しておるのでございます。お説の通り、その効果の万全を期することはなかなか困難でございまするが、まだこの施設を出ました者の再犯率等につきまして的確な数字をつかみ得ないのでございます。
従いまして、学科教育をいたしますると同時に、その者の今後のなりわいの道を立てさせるという意味から、職業指導をやっておるのでございます。御承知のように、こういうふうな施設に参ります子供は、割合学校のきらいな子供たちが多いのでございまして、学科教育をいたそうと思いましても、なかなか十二分にいきかねるのでございまして、義務教育を十二分にやっていない者も相当入っておるわけであります。
なおこういう学科教育をやるについても、浪速少年院といえば、一番古い伝統を持つておりますし、最も整備しておるといわれておりますが、教室すらない少年院であるということと、それから普通の学校と違いまして、学科教育だけをやるにしましても、これは普通の学校ですと、一つの地域集団として大体同じような集団、地域から集ります。
なお学科教育或いは職業教育等につきましても格段に意を払いまして、数年間或いはそれ以上長く実社会と遠ざかつておつたこれらの人が出所後直ちに実生活に即応する生活を営み得るよう極力努力をいたしたい、かように考えております。
但しそれぞれの少年院におきましては、或いは学科教育の專門の教官とか、その他生活訓練のほうの專門の教官という工合に分れておりまするから、勢い多少その中の組織におきまして警備面を強く受持つものもございましようし、又警備面は全然持たずに教育だけに従事するようなものもございまするが、全般的に申しますると、そういう工合に同じ種類の職員が両面を受持つているということになります。
その手段といたしましては、先ず生活訓練とそれから学科教育、それから職業教育などをいたしまするが、大体初等少年院等におきましては、成るべく生活訓練並びに学科教育という点を主といたしまして、実科教育はそれ以上の中等或いは特別少年院の子供に対してやることにいたしております。大体さような方法でやつておるのでございます。
第六は、教護院の教科に関する事項について、教護院の目的の特殊性に鑑みて、教護院の長が文部大臣の御告の範囲内で必要な学科教育ができ得るような規定にしようとすることであります。
最後の改正の点は教護院の教科に関する事項について、教護院の目的の特殊性に鑑みて、教護院の長が、文部大臣の勧告の範囲内で必要な学科教育ができるような規定にしようとすることであります。 以上が兒童福祉法の一部を改正する法律案の主な改正点の説明であります。何とぞ愼重御審議の上、速かに可決せられんことをお願いいたす次第でございます。
第五は、教護院においては、その目的の特殊性にかんがみ、教護院の長が、文部大臣の勧告の範囲内で必要な学科教育ができるように規定したことであります。 次に身体障害者福祉法の一部を改正する法律案について申し上げますれば、第一は、身体障害者更生援護機関は現在都道府県知事となつておるのを、福祉に関する事務所を管理する都道府県知事及び市町村長とすることであります。
最後の改正点は、教護院の教科に関する事項について、教護院の目的の特殊性にかんがみて、教護院の長が文部大臣の勧告の範囲内で必要な学科教育ができるような規定にしようとすることであります。 以上が、児童福祉法の一部を改正する法律案のおもな改正点に相なつておる次第でありますが、何とぞ慎重御審議の上、すみやかに可決せられんことをお願い申し上げます。
○江口政府委員 もちろん学科教育と実地教育とあわせて行かなければならぬと思いますが、ただいま申しました三千名の幹部級の発令が済みましたならば、それを逐次五十人ないし百人くらいずつ各キヤンプから東京へ集めまして、大体五週間教育を繰返して行きたいと思います。
單に学科教育のみに終る場合は、その残つた時間を空費させているために、矯正上却つて望ましくないということであるのであります。
課目を非常に沢山並べられてこれを小きざみに片つ端から取らなくちやいけない、その合計が二十幾つになると、つまり種類を多くして、それを今すぐ要求されますと、いわゆる教員養成を主とする大学においては大体間に合うと思いますが、当分の間はそうでない大学は教育学科、教育学部を持つておつて教職課程をかろうじて満たそうという場合に、実際の講座の内容、つまり講義の内容としましてはそんなに沢山の種類をいきなり揃えることはできないのであります