1998-09-18 第143回国会 衆議院 文教委員会 第3号
そこで、直接大学入試の問題にお答えする前に申し上げておきたいと思いますが、ゆとりを子供たちそして先生たちに持たさなければならないという強い気持ちから、学校完全週五日制を二〇〇二年より導入するということにさせていただくことにいたしました。このことによって、土日が休みになる、そして、そこで子供も、お父さんお母さんも、先生も少しゆとりができることを私は願っているわけであります。
そこで、直接大学入試の問題にお答えする前に申し上げておきたいと思いますが、ゆとりを子供たちそして先生たちに持たさなければならないという強い気持ちから、学校完全週五日制を二〇〇二年より導入するということにさせていただくことにいたしました。このことによって、土日が休みになる、そして、そこで子供も、お父さんお母さんも、先生も少しゆとりができることを私は願っているわけであります。
まず、文部省関係では、青少年の凶悪事件及び薬物乱用事件の増加の背景と防止策、養護教諭複数配置促進の必要性、埋蔵文化財等の保護のあり方、学校完全週五日制移行におけるカリキュラム変更のあり方、奨学金制度のあり方、海外からの留学生受け入れ基盤強化策、障害者受験制度改革の必要性、高校入試制度見直しの必要性などであります。
したがって、学習指導要領だけが云々ということは、いささかいかがかと思うわけでございますけれども、それでもやはり内容につきまして今のような御指摘もあるわけでございまして、こういった点は教育課程審議会の委員も十分に承知をしておりまして、先ほど申し上げましたように、学校完全週五日制が円滑に実施される、そのためには、ゆとりを持った学校教育の実現という目的を達成するために、内容の厳選、そして考える時間とか試行錯誤
○辻村政府委員 ただいま先生が御指摘になられましたように、学校完全週五日制は、これまでの学校教育のあり方を見直しつつ、もう一度学校と家庭と地域社会の教育環境というものを再構築する、その中でさらに子供たち一人一人の豊かな成長を図ろう、そうするものでございます。
そして、加えまして、二〇〇三年度を目途に今学校完全週五日制ということで、これまで土曜日も学校で授業を行っておりましたが、それをなくして、完全に土日をお休みにした形で学校を展開する。こういう状況の中で、ますます学校としての時間がとりにくくなっているという状況があるわけでございます。
今学校完全週五日制に向けて教育課程審議会でどの科目を削っていくかという審議をしているのですが、私のところにも音楽関係者とか絵画の関係者から、いつもそれが標的にされてしまう、したがって、子供の情操を育てるためにこういう科目はぜひ残してほしいというのが相当数多く寄せられております。
今、教育課程審議会で、学校完全週五日制ということで、子供たちに生きる力をどうつけさせるかという観点から協議をしております。中でもこの幼児教育というのは、そういう生きる力をつけさせる一番基礎的な段階ですから、これの重要性、そしてその教育内容の改善に向けて今努力を、そして検討を続けているところでありますが、こうした成果を踏まえて、幼稚園教育の一層の充実を図っていきたいと思っております。
○政府委員(辻村哲夫君) ただいま先生御指摘のとおり、二〇〇三年度を目途に学校完全週五日制で学校教育を運営すると、そのための教育内容はいかにあるべきかということで今教育課程審議会で真剣な御議論がなされております。確かに、これまで六日制でございました学校が五日制になるということでございますので、授業時間数等、学校教育の扱い得る範囲、時間というものは縮小されるわけでございます。
学校完全週五日制が二〇〇三年からというふうなことで準備が進められておると聞いておりますけれども、教育課程審議会でもそれに向かって学習指導要領の改訂の問題が検討されておると。要するに教育内容の精選をせないかぬと。
これから学校完全週五日制を控えまして思い切った厳選が要請されるわけでございます。 ただ、新聞等によりますと「教科間で綱引き」というような、もう既にこういう記事が出ておるわけでございますが、今後の学習指導要領の改訂に当たりましては教育課程審議会の役割が極めて重要ではないかと思うわけでございます。
この学校完全五日制の実施についてはちょっと待てよというふうな、待てよというか実際やるかどうかということそのもの、学校完全週五日制はやらないんだということも中身に入っているわけですか、この中教審の今回の諮問の中の一つには。その点はどうなんでしょうか。
一回から二回に移った過程というのはそう質的な変化というものは恐らくなかったんだろう、またないように移行するわけでございますけれども、学校完全週五日制に移行をいたします場合には、単に時間という、授業時間が少なくなるという量的変化でとらえるのではなくて、やはりそこには大きな質的な変化があるというふうに、あるいはそういう質的変化の中で完全五日制に移行するんだというふうに考えた方が私は正しいのではないかと思