1976-05-20 第77回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
採択基準を変えて、やっぱり現状に即応した、法律も奄美振興開発という特殊な法律ができておるわけですから、その中で採択基準、補助率を考えると同時に、採択基準の問題についても検討する必要があるというふうに考えますけれども、その点について伺います。
採択基準を変えて、やっぱり現状に即応した、法律も奄美振興開発という特殊な法律ができておるわけですから、その中で採択基準、補助率を考えると同時に、採択基準の問題についても検討する必要があるというふうに考えますけれども、その点について伺います。
その他の県道、市町村道は、四十八年までは自治省所管でいわゆる奄美振興開発事業としてやられておったわけでございます。その二路線の県道のうち一路線が今般国道に昇格したわけでございます。こういう事情にございます。したがいまして、四十九年度からはすべて建設省の道路整備特別会計の中で全国的な視野から整備を進めるということになったわけでございます。
それから四十九年以降奄美振興開発計画に基づきまして、さらにこの計画に基づく漁港の計画を、漁港法に基づく漁港の整備計画の一環としまして実施するということでやっておりますが、実は現在やっております漁港の整備計画は四十八年度を初年度とする五カ年計画でございまして、一年ずれがございます。
したがいまして、各省で五カ年計画は現在改定作業が進められておるわけでございますが、その改定作業に関連いたしまして、この奄美振興開発計画に盛り込まれた事業が実施できるよう関係各省と調整を図ってまいりたい、そのように考えております。
○井上(孝)政府委員 道路整備五カ年計画における奄美振興開発計画でございますが、目標といたしましては、国道及び県道につきまして早期に本土並みの整備水準に到達することを目途といたします。また、市町村道につきましては幹線道路及び地域生活に緊急な生活道路の整備を図ることを目標といたしております。
奄美振興開発計画におきまして、水産業の振興というのが一つの柱として取り上げられておりますが、その中でも特に漁港整備につきましては大きな柱として推進してまいりたいということで、水産庁といたしましては、御承知のように、漁港整備につきましては四十八年から五カ年間の国会承認を得ました漁港整備計画がございます。
奄美群島の漁港につきましては、御承知のように従来奄美振興計画というものに基づきまして整備されてまいったわけでございますが、四十九年度からは新しい奄美振興開発計画というものに基づきまして引き続き整備を行なうということでございます。 具体的には、御承知のように奄美群島には漁港が二十三港ございます。
そこで、流通過程に手をつけるということは相当むずかしい問題ではございますが、たとえば今度の奄美振興開発基金からこれに対する融資の道も従来よりも大幅に開くということになれば、いま申しました資金的な問題が一つそこで片づく。そこで流通過程の改善のほうで、従来七、三であったのを六、四にするとか五、五にするとかいう方向に改善を踏み出せる、そういう過程を通じまして現地の振興をはかっていきたい。
○山中国務大臣 奄美大島の問題がまだ片づいていないということは実は私は初耳でありますが、この問題が提起されたのが——奄美大島の問題としてそういうガリオアによる資金がとても返せないようなものが、なおかつ奄美振興開発金融公庫に残っておる、そういうことが言われましたのが昭和三十六年ごろでした。
私は、それだけに、単に従来の二十年にわたるところの復興とか振興というイメージをこの際打ち破って、言うならば開発的な要素も多分に織り込ませたところの奄美振興開発特別措置法とでも申しますか、そういう積極的な意欲を持ったところの立法措置というものを自治省もひとつ前向きで検討していただいて十分県のほうを指導をしていただきたいと、こう思うのですよ。