1970-04-23 第63回国会 衆議院 社会労働委員会 第13号
○金光政府委員 これは昭和三十九年度からいろいろ検討いたしておりまして、四十三年度と四十四年度におきまして、キュウリ、トマト、ブドウ、リンゴ、キャベツ、日本茶、イチゴ、夏ミカン、ナシ、バレイショ、ホウレンソウ、桃といったものにつきましては、約八つの農薬につきまして残留許容量を定めております。それに基づきまして、農林省におきまして農薬の散布の規制を行なっておる、かようなことでございます。
○金光政府委員 これは昭和三十九年度からいろいろ検討いたしておりまして、四十三年度と四十四年度におきまして、キュウリ、トマト、ブドウ、リンゴ、キャベツ、日本茶、イチゴ、夏ミカン、ナシ、バレイショ、ホウレンソウ、桃といったものにつきましては、約八つの農薬につきまして残留許容量を定めております。それに基づきまして、農林省におきまして農薬の散布の規制を行なっておる、かようなことでございます。
、その中に経済の情勢と、それから農民の、生産者のほうの対応のしかたの間に多少ズレがございまして、たとえばミカン等につきましては、われわれが予定いたしました一応五十一年の目標を立てたのでありますが、当時の基本方針で五十一年を目標として生産を進めてまいりましたが、ミカン等につきましては、すでに九〇%前後の達成率を四十四年ですでに出しておりまして、そのほかの、たとえば端的に申し上げますと、ミカン類でも夏ミカン
だからまず農産物を自由化する場合、たとえばグレープフルーツの場合、夏ミカンをどうするか、そしてそういった点で通産省としては農林省とどういうふうに話し合い、今後の方向をきめようとされておるのか、農産物の自由化について一つ。 もう一つは、自由化をした場合、一応自由化をするといっておきながら関税を上げるという、こういうやり方をすることがあるわけですね。
特に夏ミカンなんかも困っているという話は聞いておるわけでありますから、それを安易に許すとするならば、あるいはワクを拡大するとかいうことになりますると、これは果樹農業振興特別措置法、これとの関係において非常にやはり問題が出てくるわけです。
そこで消費者が好むもの、そしてそういうふうに食糧構造が変わってきているということになりますと、米ばかりではなくて、たとえばリンゴの一例をとっても、山崎さん自身がおわかりのように、もういままでの種類のリンゴというものを一般市民が好まなくなってきているという実情もございましょうし、夏ミカンなどはほとんど食べてくれないというような実態の上に立っておる。
○国務大臣(長谷川四郎君) 夏ミカン、いまさしあたってそういうような窮地といいましょうか、追い込まれているのは夏ミカンの問題でございまして、夏ミカンは高つぎをしてもらうとか、あるいは品目を変えて植えかえをしてもらうとかやっております。そういう点については、国ができるだけこれらの指導援助を申し上げるようにやっております。リンゴにおいてもそのとおりでございます。
○長谷川国務大臣 たとえば、過剰のリンゴにいたしましても、夏ミカンにいたしましても、何とかそういう方向にやりたいということでいろいろな話が来ておりまして、そういう面についての助成も、こういたしましょう、そういう工場を建てるのにはこうもいたしましょうというお話はかなりしてやっておるつもりでございまして、そのおことばのように農林省はやっているつもりでございます。
また、夏ミカンもこれも史上最大の大豊作を背景にいたしまして、四月、五月の、いわゆるくだものの端境期は順調に推移するのではなかろうか。さらにバナナも、台湾バナナが非常な大豊作を伝えられておりますおりから輸入も順調に進みまして、くだもの類につきましてはこの初夏までの段階も一応順調ではなかろうか。
ただいまのお話では、樹体損傷のお話でございますが、果実の被害状況から申しますと、夏ミカンを除きまして、ミカンだけについても、三十八年では約七十一億、本年は十一億、夏ミカンを加えますと、三十八年は九十億、本年は二十六億ということでございます。
それから、五ページ以下は、主要果実の生産費及び収益性でございますが、これで見ていただきますと、右の欄から二欄目のところにございますが、一日当たりの家族労働報酬、ミカンでは三十九年度では二千六百七十四円、それから夏ミカンは三千九百五十三円ということになっておりまして、リンゴは千二百三十四円ということで、最近若干低下ぎみになっております。夏ミカンを除きまして若干低下ぎみになっておるのでございます。
そのために、ミカンジュースにつきましてはいろいろと試作品をつくりまして、厚生省の栄養研究所等とも、どの程度の濃縮にしたらいいかというようなことで相談いたしまして、いわゆる温州ミカンと夏ミカンとを半々にして五分の一ぐらいの濃縮にする、その場合の栄養素がどういうふうになるというようなことで、ほぼこの基準ができました。
やっていることは、島根県におきましては、ブドウ、ナシ、カキ、夏ミカン、それから鹿児島県においては、ミカンとポンカンについてやっているわけでございますが、内容としましては、販売価格が一定の価格を下回ったとき、それから輸送事故による損害があったとき、出荷調整により運賃の加算等があったとき等に、一定の交付金を交付する。査定委員会のようなものも設けまして、そういう事業をやっているようでございます。
どこへ行きましても、小さいのは夏ミカンくらいからスイカくらいの大きさだろうかということを聞かれる。
夏ミカン、温州ミカン、これはほぼ同じ程度、そう大きな差は見られないであろう、こういう結果でございます。 それから木の樹齢によりまして被害の出方がかなり特徴的でございますので、これを申し上げますと、まず成木とそれからまだ結果樹齢に達しておりません幼木でこれを申し上げますと、成木の方が被害が小さい。
ビワにしても、ちょうど花季に寒波を受けたり、雪が来たものですから、一体来年どうなるか、あるいは柑橘にしても、古いのは簡単に対策は立つと思いますけれども、若い枝の枯れたものをどうしたらいいのか、あるいは同じ柑橘にしても、現在実のついている夏ミカンだとか、そういうものに対する対策と、それからもう収穫の終わった温州ミカンに対する対策、そういうことについてどうしていいかなかなかわからない。
ことに夏ミカン等は、落果した初めは当然ジュース等の原料になるだろうというので簡単に考えておりましたが、これも今の地形による御説明の中で、高いところのものはほとんど腐って役に立たない。それから下の方のものも、これは原料にはなるけれども、一貫目五十円ぐらいで、とても引き合いにかからない。それから、それの原料として消化する能力にも限度がある。
暖地の寒冷による特別の被害対策について、たとえば高根県と地続きの山口県の萩の有名な夏ミカンが全滅したとか、あるいは伊予、九州等暖地におけるミカン問題を中心とする被害の特徴はよくお気づきであろうと思います。私は技術的なことはよく知りませんが、木から直ちに実をもぐなとか、いろいろな指導が行なわれておるようです。しかし、あの常緑果樹が落葉をいたしますと、翌年の結果はほとんど絶望といわれております。
今なっている夏ミカンは、木が折れるとか裂けているとかで、なっていても全く苦味が多くて食べられないとか、腐っているとか、そういう状況が非常に強いようであります。また、普通のミカンは、もうすでに終わってはおりますけれども、春を控えて芽がほとんど役に立たないくらいしぼんでしまって腐っておる。それから若い苗木はてんで問題にならない。
○富谷政府委員 こういう寒害にやられました夏ミカンは、苦みが非常に出て参りますので、その苦みの処理が問題でございします。現在苦みを酵素によりましてなくするような薬ができておりますけれども、はたしてこれがどこまで実用化できるかまだ疑問があるわけであります。
御指摘の柑橘の具体的な被害でございますが、現在実がなっておりますのは御承知のように夏ミカンでございまして、夏ミカンはいずれも寒害のために腐敗いたしましたり、あるいは落果したということがございます。ミカンの場合には、これは木の葉が寒波のために弱りまして、若木だけは落葉いたしました。
必然それに対する措置、あるいは農作物に対する措置――現在でも夏ミカン、二十生紀、ブドウ――ブドウだなはそのまま上から落ちております。これは相当の被害ですから、当然農業共済制度として考慮すること。それから、山陰は林業県ですから、林産物が大へんです。今は林産物の被害が的確につかめておりません。杉、ヒノキ、松、これは大へんな被害だと思う。それから木炭です。
従って、これに対して、たとえばナシは、鳥取の二十世紀というようなものはほとんど壊滅に近い打撃を受けておりますし、さらにまた、島根では夏ミカンが徹底的にやられたというようなことを聞くのでございますが、これらに対しては天災融資法を発動されるか、あるいはまた、大きな損害に対するところの何かの助成の道を講ぜられますか、その辺のところをお伺いしたいと思います。
なお、夏ミカンの問題でございますが、これは大体被害状況がわかっております。現在すでに県の試験場等と連絡をいたしまして、樹勢回復のために技術上の指導に十分手を打っていこうと思っております。 以上でございます。
ただ、夏ミカンに対しましては、ちょうど今まだ木についておるのでありまして、三月から四月の間が出回り期であります。この夏柑に対する被害につきましては、いろいろ具体的に考究いたしておるのでありますが、とにかく天災融資法でも発動しまして、果樹に対しては徹底的に救済をしていかなければならない。御承知の通り、果樹は、最近国におきましても非常に力を入れておる成長作物でございます。
いずれにいたしましても、われわれの今の予測から見ますると、戦前のリンゴとよくバナナが比較され、また実質的には夏ミカンとリンゴに対する競争ということが考えられるわけでございますが、そういう点も十分考えまして検討しておる次第でございます。
また先ほどお述べになられました反当家族労働報酬の多い作物、この中にはスイカ、ミカン、夏ミカンというような果実も入っておりますので、こういう果実を除きますと五百円程度、あるいは反当労働時間の多い作物につきましても、ナシ、ブドウ、ミカン等を除きますと、やはり五百円程度、またたばこと対抗性のある作物二十品目あがっておりますが、この中からスイカとかリンゴ、ブドウ、ミカン、夏ミカン等を除きますと、四百九円ということになりまして