1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
この総合開発において一番考えなくてはいけないことは、やはり河川の総合開発のためにかつてその地方の人たちが持っておった既得権並びにその地方の地域優先という問題は、基本的に考えて河川の総合開発を当然やらなければいけない、こういうふうに考えておるのでございますが、この点に対する大臣の考え方を、結論だけを伺っておきたい。
この総合開発において一番考えなくてはいけないことは、やはり河川の総合開発のためにかつてその地方の人たちが持っておった既得権並びにその地方の地域優先という問題は、基本的に考えて河川の総合開発を当然やらなければいけない、こういうふうに考えておるのでございますが、この点に対する大臣の考え方を、結論だけを伺っておきたい。
それをしますのには、だんだん狭められている原料林といいますか、原料木を営林署等が払い下げるときば、大体において地域優先とか何とかというので、限られた人に払い下げているのでありますが、国有林等の薪炭林も、薪炭に用いられる部分も非常に安い価格でそういう方に払い下げていくことができれば、いろいろの要件で現在上りつつある原料が幾らか緩和していくのじゃないかと、こう思われるのですが、そういうようなことをやって
その関係からいたしまして、たとえば港湾にしましても、運輸省が考えておる港湾の開発計画と、総合開発で一応総合的に検討され、計画されました港湾の開発というようなものをにらみ合せてみました場合には、どうしても指定地域優先の形をとるような傾向が将来当然起つて来るだろうと思います。またそうしなければ総合開発が進まぬということははつきりしておる問題であります。