1949-07-04 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第16号
國電スト問題調査要求の件、國鉄労組中央委員会の実力行使決議事件調査要求の件、日本製鋼廣島製作所争議事件調査要求の件を一括議題といたします。以上三件につきましては、いまだ基礎調査もいたしておりませんが、理事会において協議の結果、特に前例としないことを條件として、本件に限り各事件につきまして提出理由の説明を求め、討論の上調査に着手すべきかいなかを決定することになりました。
國電スト問題調査要求の件、國鉄労組中央委員会の実力行使決議事件調査要求の件、日本製鋼廣島製作所争議事件調査要求の件を一括議題といたします。以上三件につきましては、いまだ基礎調査もいたしておりませんが、理事会において協議の結果、特に前例としないことを條件として、本件に限り各事件につきまして提出理由の説明を求め、討論の上調査に着手すべきかいなかを決定することになりました。
これより國電スト問題調査要求の件を議題として採決に入ります。本件を本委員会において調査するに賛成の方の御起立を願います。 〔賛成者起立〕
○鍛冶委員長 ただいま椎熊君より國電スト問題について補足説明をいたしたいとの申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
國電ストに関係する事件の檢挙状況を簡單に申上げます。只今運輸省の國有鉄道部長からお話がございましたが、今回懲戒処分をいたしましたのが、管区にいたしまして、千葉、それから東神奈川、尚その中に中野、蒲田の車掌区、若しくは電車区に事件が発生いたしております。千葉、中野、蒲田、これは六月十日でございます。東神奈川は六月十日と六月十一日、それから更に六月二十日とございます。
————————————— 本日の会議に付した事件 理事の互選 委員派遣承認申請に関する件 横浜地檢問題に関する件 國電ストに対する法の適用等に関する件 —————————————
○門司委員 この際官房長官においでを願いまして、お聞きしたいと思いますることは、過般の國電ストに対しますることについて、官房長官は横浜の警察局長でありまする小林君をお呼びになつて、その事情を聽取されるとともに、さらに警察局長のとつた処置についての御意見があつたということを承つておるのでありますが、現在の警察法に基く処置として、官房長官はいずれの法律的根拠でそういうことをなされたか。
そこで私たちはそういうような國電問題について意見が分れた場合、これを將來に延ばし、七月初めに取上げることにして、意見を私たちは保留したわけであります。私はその、委員長及び他の委員諸君に念を押したのは、この問題が今までの慣例から言つて、必らずどこまでもわれわれは秘密を嚴守しておるが、必ず新聞に漏れてしまう。
題は「國電スト取上げ持越」という題でありまして、その中にこういうことが書いてある。
すでにこの前の理事会で、今度の國電ストの問題について民自党の廣川幹事長が非常に行き過ぎた國会無視の一方的な発言をしたということ、このことは理事会においてはつきり認められて、委員長自身が考査委員会は一民自党によつて使われるものではない。あくまでも超党派的な組織であるということを言明されておる。
いまだ本考査特別委員会に提案もされず、いまだ理事会の議にも上らず、要するに本委員会がいまだ取上げていない事件、たとえば國電の爭議問題等について当考査特別委員会の事務当局、專門調査員のある一二の人が、本件に対して考査特別委員会の名によつてどういう目的であるのか、國電の爭議の事実あるいはあらゆる問題を内々裡に調査されつつある事実があります。
たとえば先ころの國電の爭議のような状態があります場合、労働組合その他の團体からこれに対する應援その他が非常に行われて参りまして、ややともいたしますならば、警察の取締りの対象になるかのような現状を來すであろうということは一應言い得ると私は思いますが、その場合に警察のそれに対する取締りの方針を國警としては一應明らかにしておいてもらいたい。
そこで実際的の問題について申しますと、これは名目上の加盟でないのでありまして、御存知の通りに、万國電氣通信の條約というものは、一九三二年マドリツドにおいて行われました。この條約が引続いて今日にまで及んだのでありますが、昨年七月から十月の間において、これを更改するという立場になつたのであります。
内容の詳細は報告書により御承知を願うことといたしまして、派遣委員として附け加えて申し上げたいことは、木曽川水系の水力利用は、わが國電氣事業界の権威者故福沢桃介氏が精魂を打ちこんで開発した、水流の利用率において日本一と称されている点であります。
ところが尼崎市は、御承知の通り大阪、神戸を貫く東西の路線につきましては、あるいは阪神電車、あるいは阪急電車、あるいは阪國電鐵等々の電車があります。國道にはバスも通つておるのでありまするが、南北を通ずる路線がきわめて不完備であり、まことに何ら見るべきものがないのであります。ただあるのは一つ省線がありますけれども、それは福知山線の延長線でありまして、まことにその囘數等も少いのであります。
その点につきましては、最大の被害地たる埼玉縣から先ず始めることにいたしまして、現在全國電氣機械工業協同組合というのがございまして、その組合に中心になつて貰いまして、埼玉縣から先ず始めることにいたしまして、逐次東京、栃木、茨城というふうに、この農村を巡回いたしまして修理いたします。
通信機関中最も被害の多かつたものは電信電話の施設でありますが、御承知のごとく、わが國電氣通信網の根幹をなしておりまするケーブルは、西は、東京より大月、甲府、松本、名古屋を経て関西方面に通ずる國際ルート、俗に中仙道ルートと申しておりますが、これと、東京を経て名古屋より関西方面に通ずる東海道ルートの二本と、北には、東北・北海道方面に通ずる東北ルートと、常磐ルートの二本がありまして、都合西に二本、北へ二本