1961-06-02 第38回国会 参議院 社会労働委員会 第33号
国内で関税、為替管理、輸入管理によって国内価格と国外価格とのバランスをとりながら自由貿易という問題が同じ歩調の、……国の仕組みの問題に関係しますから、私は深く議論はいたしませんけれども、そういう状態になってきて、あらゆるものが、化学であろうと、機械であろうと、あらゆる物資というものが、やはり国際競争裏の中で価格が自然にきまってきているというのが今日の事態ではなかろうか、私はこう思う。
国内で関税、為替管理、輸入管理によって国内価格と国外価格とのバランスをとりながら自由貿易という問題が同じ歩調の、……国の仕組みの問題に関係しますから、私は深く議論はいたしませんけれども、そういう状態になってきて、あらゆるものが、化学であろうと、機械であろうと、あらゆる物資というものが、やはり国際競争裏の中で価格が自然にきまってきているというのが今日の事態ではなかろうか、私はこう思う。
わが国の農業の近代化が進み合理化が進んで大いに生産性が高まったときに、あるいは国際競争裏にそのままさらしても十分耐え得るようなことになるものもあるかもしれない。
○河野説明員 海運につきましては、先ほどもちょっと触れましたように、海運市況一般の不況ということと、それから国際競争裏にじかにさらされているという特質からいたしまして、現在のところでは、内入れ期間が参りまして、それが償却を利益でもって払えないという場合におきましては、その内入れ期間を便宜延長してやるという措置をとっております。従いまして、現在では延滞の措置をとっておりません。
要は一方において国内における各種産業の体質を改善して、生産性を向上して十分国際競争裏に立ってたえ得るような体質を持った産業に育て上げていくということが、内においては必要である。外においては、やはり日本商品としての将来性も考えて、確実であり、かつ有望な市場を確保していくということであろうと思います。
非常に大型になって参りますと、抗張力の問題その他につきましても技術的な審議を十分しなければ、果してそれが国際競争裏において有利であるかどうかという点にも、相当問題があるというふうに考えております。従いまして技術審議会のようなものを設けまして、運輸省におきましてはそういった方面の勉強もいたしておるわけであります。
ひいては、国際競争裏における本事業の健全なる発達を阻害するおそれなしとしないのでございます。この理由によりまして、政府の行う監督権の強化を必要最小限度にとどめるため、次の諸点を修正いたしました次第でございます。 まず第一点は、会社の取締役の人数でございますが、原案によりますと十人以内に限定されておりますが、本会社の特殊性にかんがみまして、これを十五人以内に増員することに修正いたしております。
政府原案は、助成策の拡充に対応いたしまして、政府の監督権の強化をはかっておるのでありますが、その内容を詳細に検討いたしましたところ、これら監督権は必要と認められる程度を越えて強化されることになっておりまして、その結果、会社自体の創意工夫による闊達なる企業意欲が阻害されるおそれを生じ、国際競争裏における本事業の健全なる発達を十分に期し得ない懸念が多いのであります。