1973-06-21 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第35号
○瀬野委員 そこで、米国のブレンドによって国産果汁の消費拡大をはかるということは、次官の報告でいろいろうなづけるわけですが、若干のブレンド用の輸入というものは考えられますけれども、わが国の果樹農家を守るためには、ブレンド用には、たとえば熊本のポンカンあるいは愛媛のネーブルまたはハッサクなどすぐれた品種があるわけでございまして、ブレンドすれば日本の風味は十分達せられる、こういうように思うのです。
○瀬野委員 そこで、米国のブレンドによって国産果汁の消費拡大をはかるということは、次官の報告でいろいろうなづけるわけですが、若干のブレンド用の輸入というものは考えられますけれども、わが国の果樹農家を守るためには、ブレンド用には、たとえば熊本のポンカンあるいは愛媛のネーブルまたはハッサクなどすぐれた品種があるわけでございまして、ブレンドすれば日本の風味は十分達せられる、こういうように思うのです。
やはり日本の国産の果汁を増加するためには、輸入された濃縮果汁を国産の果汁に混入する、そして品質を高めていく、そのことによって国産果汁というものの国内消費をふやしていくことが非常に大事ではないかと思う。そういった意味で使うならば、私は今度の果汁のワクの拡大というのはより意味がある、またそのことは国民にも還元されるわけでございますし、非常に意味があると思うのですが、まだそのように踏み切れないのですか。
(樋詰誠明君) コカコラの今輸入問題のお話がございましたが、これにつきましては、何もコカコラと限ったわけではございませんで、一応今まで向うから原液を入れて、それを分合している、そしてドルをかせいでいるもの、といったものがありましたが、それはいろいろ契約によりまして、売上代金の一部を向うにドルで送金を認めているというふうなことになっておりますので、従来の外貨払いの範囲内で済むというものであるなら、国産果汁