1954-11-10 第19回国会 参議院 決算委員会 閉会後第20号
○説明員(内藤敏男君) 二十八年度におきましては逆に利益になりまして、殊にソーダ工業のほうで非常に原料塩の要求が多くなりまして売渡す数量も殖えました関係上、それから一般用のほうも割合に売行きが順調でありまして二十八年度ではたしか二十四億の黒になつておると思います。
○説明員(内藤敏男君) 二十八年度におきましては逆に利益になりまして、殊にソーダ工業のほうで非常に原料塩の要求が多くなりまして売渡す数量も殖えました関係上、それから一般用のほうも割合に売行きが順調でありまして二十八年度ではたしか二十四億の黒になつておると思います。
○吉岡説明員 原料塩の価格の高いことが、ソーダ工業並びにこれに関連いたします一般化学工業のコスト高の最も大きな原因であることは、御指摘の通りでございます。この点は従来から一般に指摘されておりながら、私どもの努力も不十分でございまして、他の基礎原料のコスト低下の問題と同程度には取上げられていなかつたように考えます。
○山手委員 化学小委員会において、先般来原料塩に関しまして種々調査をいたしました。特に昨日は専売公社三井塩脳部長以下の御出席を願い、さらに日本ソーダ工業会の会長以下の御出席を願つて、それぞれその意見を聴取いたしました。
原料塩に関する決議案 原料塩の取得価格が、列国に較べて著しく高いため、関係各種工業の発展特に輸出の振興上致命的打撃を被つて居る。 政府は国際収支の現状に鑑み、此際、原料塩価格の引下げに関する左記各項に就て適切敏速なる措置を講ずる可きである。
まず最初に原塩の輸入の問題に関して調査を進めたいと思いますが、日本の化学工業にとつて原料塩の問題は非常に重要な問題であるとともに、同時にいろいろ議論もあるようでございますから、まず私、委員長の方から関係当局、大蔵省及び専売公社の方に御説明をお願いしたいと思いますが、順序として御説明願いたい事項は、輸入原料塩の年間買付量が幾らであるか、その価格はどういう価格になつておるか、あるいは国際価格との比較はどういうふうになつておるか
みそ、しようゆの値上げの問題を生んでおる関係から、ソーダ工業塩を使います関係産業の状況を調べてみると、いずれも関係産業はそれぞれ多額の配当をいたしており、またその産業自体も殷賑をきわめておるというところから——もちろんこれは海外の塩の市場価格の関係もありますけれども、政府が一手専売をいたしておりまする現状からいたしまして、工業塩をある程度値上げをいたし、値上げをいたしました分を反対にみそ、しようゆの原料塩
この反面一般用塩、ことに家庭の必需品であるみそ、しようゆの原料塩の価格につきましては、相当程度の価格引下げを行つて、一般消費者大衆の負担の軽減をはかるべきであるとの考えであります。すなわち塩専売の会計内容を検討して、新年度よりその価格引下げを実施できるよう善処せられたいと考えるのであります。
○井上委員 ただいま大平さんから非常に重要な御発言がございましたが、塩専売の内容を検討してみますと、例のソーダ用塩というものが、ほとんど輸入価格に引取り運賃を加えたもので業者に販売をされており、一般の国民生活に密接なつながりを持つておるみそ、しようゆの原料塩はものすごく高い価格で、国内塩の生産価格を償う価格ということから割出されて売られております。
それから工業塩につきましては、一般の工業原料と同じように、いわゆるランニング・ストックとしまして、三カ月くらいのものは必要であるということになります、その算定からいたしますれば、若干この百万トンという数字は多いというように考えられますが、この数字になりました沿革をお話いたしますと、御承知のように朝鮮事変の勃発後、国際情勢に鑑みまして、特に工業塩関係で原料塩の払底が予想されますので、当時化繊業者或いは
、一万八千トンの塩といたしまして、三千六百万円、これは仮の計算でありまするけれども、この三千六百万円という財源を仮に一般用塩百万トンで割つたら幾らになるかというと、トン当り三十六円ということになりますので、或いは御意見の立てかた如何によつては、トン当り三十六円という財源を塩歳用塩のほうへ廻しているというふうな御意見もあろうかと思いますけれども、現在のソーダ工業塩、つまりソーダ灰苛性ソーダ灰に対する原料塩
そういう用途に供せられまする塩が一万数千円であるという高価を保つておりますることは、これ又国民生活の現況から考えまして考慮を要するところであろうと思いますので、今回の措置と同様の観念におきまして、漬物用、味噌、醤油等の原料塩につきましても近い機会に適当な措置の講ぜられますることを希望を申上げたいと思います。 以上を申上げまして原案に賛成いたします。
当初想定のもとで納付割合を決定した本件のごときは、再製費において業者の収入が償えば、交付する原料塩の品位によつて納付割合を上下すべきで、品質を度外視し、一律の納付割合としたところに大きな手落ちがあつたのではないか。
まず第一に、本件のごときは、再製費において業者の収支が償えば、交付する原料塩の品位によつて納付割合を上下すべきで、品質を度外視し、一律の納付割合としたところに大きな手落ちがあつたのではないかの点であります。この点は再製費につきましては、一律に当時は千八百円という再製費であつたわけでありますが、この再製費につきましては、ぎりぎり一ぱいの線でコストそのものによつておつたわけであります。
わが国は中国から製鉄用の石炭、鉄鉱石、油肥原料、塩等の輸入をはかり、日本からは綿製品、機械器具、化学製品あるいは雑貨等を輸出いたしまして、日本の経済発展に資するところ大なるものがありました。この中国との通商杜絶によつて、一部の原料及び製品をアメリカ及び東南アジアから仰いでおるのであります。
一例をソーダ工業にとるならば、アメリカにおいては原料塩はトン当り約〇・五ドルでありますが、日本では二十三ドルないし二十五ドルであります。かくも大なる差があるにかかわらず彼と太刀打ちができるというのは、実に業界の努力と電力と、しかして低廉なる労賃のたまものにほかならないのであります。
請願(小金義照君外一名紹介)(第一八八 二号) 二四三 たばこ小売人の利益率引上げに関する請 願(森山欽司君紹介)(第一七二二号) 二四四 佐世保市萬津町外三箇町の強制買収土地 建物拂下げに関する請願(北村徳太郎君紹 介)(第三五〇号) 二四五 財団法人日本製鉄八幡共済組合年金受給 者の年金増額に関する請願(小山長規君外 二名紹介)(第三七二号) 二四六 ソーダ用原料塩輸入確保
なおかつ近所にございまする延岡の旭化成の工場等におきまする原料塩とか、あるいはその製品などが、将来は関門を経由しないで、直接に細島から出入りするというような見通しがついておりまして、相当今後貿易の振興が期待されておるわけでございます。
する免税等の請願(委員長報告) 第一〇六 冷凍業固定資産耐用年数改訂の請願(委員長報告) 第一〇七 納税準備預金利子引上げ等に関する請願(委員長報告) 第一〇八 財団法人日本製鉄八幡共済組合年金受給者の年金増額に関する請願(委員長報告) 第一〇九 閉鎖機関整理委員会等の職員退職手当制度確立に関する請願(委員長報告) 第一一〇 国内塩業対策確立に関する請願(委員長報告) 第一一一 ソーダ用原料塩輸入確保
財団法人日本製鉄八幡共済組合年金受給者中、第九国会の立法にかかる年金受給者のための特別措置法の適用から漏れた者に対する年金を増額方措置せられたいとの趣旨であり、請願第六百十三号は、閉鎖機関整理委員会等の職員に対しても恒久的な退職給與制度を確立せられたいとの趣旨であり、請願第六百十二号は、塩田の災害復旧、設備改善を促進するため、塩業者に対する融資及び減税の措置を講ぜられたいとの趣旨であり、請願第六百六十五号は、ソーダ用原料塩
する免税等の請願(委員長報告) 第一二一 冷凍業固定資産耐用年数改訂の請願(委員長報告) 第一二二 納税準備預金利子引上げ等に関する請願(委員長報告) 第一二三 財団法人日本製鉄八幡共済組合年金受給者の年金増額に関する請願(委員長報告) 第一二四 閉鎖機関整理委員会等の職員退職手当制度確立に関する請願(委員長報告) 第一二五 国内塩業対策確立に関する請願(委員長報告) 第一二六 ソーダ用原料塩輸入確保
財団法人日本製鉄八幡共済組合年金受給者中第九国会の立法にかかる年金受給者のための特別措置法の適用から洩れた者に対する年金を増額がた措置せられたいとの趣旨であり、請願第六百十三号は閉鎖機関整理委員会等の職員に対しても、恒久的な退職給與制度を確立せられたいとの趣旨であり、請願第六百十二号は塩田の災害復旧、設備改善を促進するため、塩業者に対する融資及び減税の措置を講ぜられたいとの趣旨であり、請願第六六五号はソーダ用原料塩
関 する陳情(第一四〇号) ○古書籍業者に対する課税適正化の陳 情(第一六七号) ○公務員の退職給與金免税に関する陳 情(第一八五号) ○納税準備預金利子引上げ等に関する 請願(第三五一号) ○信用保証協会の保証額の再保証に関 する陳情(第四八号) ○閉鎖機関整理委員会等の職員退職手 当制度確立に関する請願(第六一三 号) ○国内塩業対策確立に関する請願(第 六一二号) ○ソーダ用原料塩輸入確保
又原料塩に対しましても、これに代るのにアメリカ塩を以て大体見通しはついておる。ただそれには船舶の不足があるので、適当な時期に、適当な量が内地に入つて来るかどうかということに対しては、少なからざる不安を持つのでありますけれども、幸いに買用船等の進捗によつて或る程度これを確保し得るという見込がつきつつあるのです。さように御了承願います。
○井出委員 中共貿易という場合に、日本側からいつて、輸入の品目としてただちに粘結炭や鉄鉱石あるいは大豆、原料塩、こんなようなものが考えられるのでありますが、こういうものは今おつしやる綿糸布なんかとの見合で購入し得る分糧が相当予定をさせるのか。
塩の輸入促進等に関する件 我国の曹達工業は、豊富低廉な地下の岩塩暦に立脚する欧米諸国のそれと異り、原料塩の全部を挙げて海外遠隔の地に依存しなければならないと云う宿命的制約の下に置かれて居る。 従つて原料塩の輸入確保は曹達工業自立のための根本條件であり、若も此点に於て欠くる所あらんか、斯業自体はもとより、広汎多岐に亘る開通産業も亦此一角より終には全面的崩壊を余儀なくせられることとなる。
○玉置(實)委員 中村小委員長のただいまの御朗読によりまして、塩の現在の需給状況から判断をいたしまして、政府におかれましても、また業界におきましても、早急に手を打つべき諸般の事項があろうと思うのでありますが、私は角度をかえまして、原料塩の立場以外の点、つまり食料塩の立場におきまして、数点にわたりまして御当局の御所見を伺いたいと思います。
友明君 宮腰 喜助君 竹村奈良一君 出席政府委員 大蔵事務官 (主税局長) 平田敬一郎君 委員外の出席者 專 門 員 椎木 文也君 專 門 員 黒田 久太君 ————————————— 二月十三日 公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律 の一部を改正する法律案(内閣提出第三六号) ソーダ用原料塩輸入確保
特に最近のソーダ事情から申しますと、申上げるまでもなくソーダの需要面、これが産業各方面に亘りまして而も経済再建のため、或いは民生確保のために最も必要な各方面の欠くべからざる需要がございます関係上、需要量のソーダの生産を確保するということにつきましては、格別の努力をしているわけでございますが、問題は結局今日のととろでは、原料塩を如何にして十分に獲得するかということに相成るわけでございます。
当初になければ工場経営その他は困難になつて、一年間の総体の計算が、数字は合いましても、工場自体としては非常に危險を感ずるような状態であるし、又ここにも「ソーダ原料塩に危機」という本も出ておる状態でありまして、そういうような関連から言いましても、今後現地で買付けて置いて、現地備蓄をするというようなことをやるようなお考えはありますか、ありませんか。
○小野義夫君 このソーダ灰の原料塩は、船腹、この運賃関係と共にますます高騰の一途を迫るのですが、これと製品価格、苛性ソーダ若しくはその他塩素中心の製品との価格政策、並びに今後それに関する統制方針について一つ承りたいのでありますが。