1959-10-15 第32回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第4号
それをたとえばボン協定並みにして日本人の立場を守る、独立国日本の面子を保つていくとなれば、一体業務量はどうなるかというようなことを、調達庁長官とか、あるいは次長ともあろう人が把握していないということはあり得ないと思う。なぜ率直に言わないのですか。実際答弁ができないとなれば、私はその怠慢を責めます。たとえば今問題になっている労務調達にしても、直接調達を間接調達にするだけでずいぶん変ってくるでしょう。
それをたとえばボン協定並みにして日本人の立場を守る、独立国日本の面子を保つていくとなれば、一体業務量はどうなるかというようなことを、調達庁長官とか、あるいは次長ともあろう人が把握していないということはあり得ないと思う。なぜ率直に言わないのですか。実際答弁ができないとなれば、私はその怠慢を責めます。たとえば今問題になっている労務調達にしても、直接調達を間接調達にするだけでずいぶん変ってくるでしょう。
岸さん並びに藤山さんの基本方針というものが伝わっていますが、まあ具体的に言うならばNATO並みとか、あるいはボン協定並みにするというような事柄で表現されていますが、そういうふうに改定されるとすると、調達庁の業務というものは、今の業務量よりふえますか、減りますか。専門家としてどういうような見通しを持っておられるか。
○日比野説明員 余剰農産物の問題については、御承知のように余剰農産物として受け入れる数量のほかに、通常輸入という問題がすぐ問題になりますので、余剰農産物とそれに伴うアメリカからの通常輸入量の総体の数字が、第二次協定並みあるいはそれより十万トンくらい少くなるという程度では、豪州からソフトを入れる余地は全然ないのであります。
と申しますのは、これは御承知でいらつしやいましようと思いますが、アメリカがまあ輸出する方法に、通常の輸出業者が輸出するやり方と、それからあちらの商品金融会社が輸出するやり方と二つございまして、只今価格の面から申しますと、商品金融会社が輸出向け価格として発表している価格が国際小麦協定並みの価格でございますので、一般にどこの国でも国際小麦協定以外の小麦を買いますときには、この商品金融会社から買つております