2002-06-07 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
○澤田政府参考人 この点については実情をまずしっかり把握しなければならないので、先日の委員会でお約束したとおり、統一見解を出す前提として把握しておりますが、現在まだ十分できておりませんので中間的なお答えになろうかと思いますが、医局からのいわゆる医師の派遣、具体的には、いろいろケースはあると思いますけれども、無給の医局員、あるいは大学院生、それから卒業予定の学部学生、こうした無給の医師等を他の病院に紹介
○澤田政府参考人 この点については実情をまずしっかり把握しなければならないので、先日の委員会でお約束したとおり、統一見解を出す前提として把握しておりますが、現在まだ十分できておりませんので中間的なお答えになろうかと思いますが、医局からのいわゆる医師の派遣、具体的には、いろいろケースはあると思いますけれども、無給の医局員、あるいは大学院生、それから卒業予定の学部学生、こうした無給の医師等を他の病院に紹介
ましてや、ほかの病院へ行っている人もその医局員の一人だというようなことになってまいりますと、どこまでが医局の人でどこからが医局の人でないのかというのも非常にわかりにくい。
その人だけではなくて、関連の病院へ行っている人も含めてそれは、一族一党といいますか、医局員ということに通称なっているんですね。
そして、もう一つなんですが、ちょっと細かい話ですけれども、医局員制度、よくいろいろ話を聞きますと、各地方の、全国そうだと思いますが、民間病院が国立大学の医局に寄附をして、そして病院に先生を呼んでもらう、何かこんなことをよく聞くんですけれども、これは果たしてちゃんとした医療制度のあり方なんですかというふうに思っております。寄附をされて、それによって医者をもらう、こういうやり方。
エニウエー、紛争の際、医局員が出した声明には、異常社会集団と表現された医局が医局員を無気力な従属状態に置き、医学部教授会を封建的、独裁的なものとしてきたと述べております。 医学部の講座制を舞台として書かれた有名な小説に山崎豊子の「白い巨塔」があります。そこでは講座制の持ついろいろな弊害が生の姿で書かれております。
私たちの立場からは財源がどこの財源を使おうがそれは関係ございませんが、研修するために指定病院等々で行う場合には、その費用の保障、それから研修医に対しても身分の保障、これは給与だけじゃなくて、私も卒業してしばらくの間は無給医局員みたいなことでやってまいりましたけれども、実際は保険とかいろんなそういう社会保障ですか、全くないんですね。そういう中でやってきました。
これは、厳しい定員事情などもございますが、他方で調査統計上の問題も一つございまして、我が国の場合に、統計上の研究者の数に大学院の博士課程の学生でございますとか医局員の方々も入っているのでございます。
実際には、多忙でくたびれてしまっている、疲れた医局員が夜遅く資料をとる、これが現場の現状なんですよ。局長、少し夜でも行って、ちゃんと見ていらっしゃいよ。 私は、実際にやって関心を持って見ているからそういうことを言えるのです。
○鴨下委員 その松本先生はUCLAに八〇年以前に留学なさっているというようなことが経歴の中でありますけれども、そのUCLAに先生の方の教室から医局員を留学させるというようなことは慣例的に割合多かったのですか。
○塩川証人 これは、私は昭和五十九年に定年退職で順天堂大学を退職いたしましたけれども、それまでは私の医局員でおりました。
現在も独立大学院あるいは独立専攻という形で試みは始まっておるわけでございますけれども、結局、今、学部の教授と大学院の教授は兼任、施設も兼任、したがって大学院の学生さんと普通の研究生と、いわゆるそこの医局員といいますか、助手の――まあ助手以下ですね、昔は副手というのがありましたけれども、今はありませんが、大体一緒くたで仕事をやり、勉強しておるというのが現状でございます。
こるということで、私は、現地の情勢等も調べまして、これはこれ以上継続することは無意味な結果に終わって結局税金がむだに使われるということで決断をして、この派遣を中止をさせて、各医療機関団体の責任者に二回にわたってお集まりをいただきまして、一体どのようにしたら日本がこの中東で医療の貢献、協力ができるかといういろいろな御意見を聞きましたら、結論として、戦争のあるようなところに自分たちのいわゆる弟子あるいは医局員
そして、四月号によりますと、一昨年と昨年二人の医局員を自殺に追いやったと書いてあります。事務局によれば失恋だと言っていますよ。ここですね。同じ大学の同じ教室の医者が失恋で自殺をするのが連続続くというのは、高桑確率論でお話をしたとおり、あり得ないと思う。そういうことをしているX教授というのはどういう人だろうかという問題、その人のことが——四月号というのは三月に書いているんですよ。
○宮地政府委員 先ほど大臣がお答えしたとおりでございまして、非常勤の医局員がもちろんいるわけでございまして、それは非常勤の手当は国から支給をされております。そういう意味では非常勤の国家公務員ではございますけれども、いわゆる教授、助教授、講師あるいは助手というような形で、一般職の常勤の国家公務員ではないということで大臣はお答えを申し上げたわけでございます。
○宮地政府委員 それぞれ医局で医局員をどう派遣するかということについては、先ほど来お答えしておりますように医局の会議にかけて決めるわけでございますが、具体的にだれをどうするかということについて言えば、やはりそのことについては教授が関与していくというぐあいに考えております。
○宮地政府委員 一般論としては大体そういうことで、医局員のローテーションを考慮しながら派遣を決めるというのが一般的な状況でございます。
それから、同じ問題で第二外科医局員の皆さんがこの怪文書の問題についてはけしからぬということをプリントをして教授の皆さんに全部渡したと、これは五十七年。こういう事実関係もあるわけですね。金で買う、怪文書を書く、そしてその子分たちがその怪文書を全部印刷をして教授の皆さんに渡して歩くと、これだけ公然と行われておる教授のポストが、池園個人だというのは余り酷じゃないですか。
したがって、これでいままでの無給医局員制度であるとか、あるいはまた徒弟制度それ自体が見直されるようになった。 しかし、それは一つの進歩でございましょう。進歩ではあるけれども、一方において徒弟制度のもとに持っておったいいところ、すなわち、あの医局の中で医の倫理というものを先輩あるいは教授からたたき込まれていくその姿が乏しくなってきている。
無給医局員であるとか、あるいは医局であるとか、そういうことで私どもは教わってまいりました。しかし、それがいま崩れてしまっているのです。でありますから、それにかわるべき何らかのチャンスをつくらなければいかぬのではないかというのが私の考え方なんです。あなたも法曹界に長いことおられた方で、生命の尊厳さというものを常に考えながらやられる職業でもあろうと私は思います。
ところが、その前後から申請者の教授就任反対運動が起こりまして、学内では、耳鼻科の医局員らがその先頭に立って、申請者に履歴詐称の疑いがあるなどと主張して、学内掲示あるいはビラ等を通じて学生にこれを強く訴えるなどいたしました。
その間、耳鼻咽喉科の医局員等によって、同教授の任命取り消し請求訴訟が文部大臣を被告として五十二年の二月に提起されたというような事態もございましたけれども、五十三年九月に至って原告側が訴えを取り下げました。文部省としても、当事者間の自主的な解決がより望ましいし、その促進に資するであろうということでこれに同意をして、教授会の一層の努力を促した経緯がございます。
ところが、その前後から、申請者の教授就任をめぐって反対運動が起こりまして、学内におきましては、耳鼻科の医局員らがその先頭に立って、申請者に履歴詐称の疑いがあると主張しまして、これを学内掲示だとか、ビラ等を通じて学生に強く訴えたという動きがございました。
何人医局員がいるかわかりませんが、あれだけの病人、しかもひとりで歩行困難な病人というようなものを実際に安全な場所に避難をさせるという実際的な訓練が行われていますか。
そうしましたら、あなたはいまやっている人たちも医局員とか研修医とかなんとかということで引き続きやってもらうということも考えたい、これはとんでもないことだと思うのですよ。腰を据えてしっかり答弁してくださいよ。どうなんですか。
○久保亘君 大学にはそのほかいろいろ問題がありまして、特にいま医科大学については総定員法の枠を動かすことによって医科大学の整備を図っていくという方針を出されているわけでありますけれども、実際に国立の医大の中に足を踏み入れてみますと、ここには給料をもらっていない職員、医局員などがいっぱいおりまして、それでこういう人たちは、九千人やそこらの数ではありませんで、全国的に見ますとかなりの数の人たちがほとんど
さらに、医療そのもの、あるいは医療のサービスそのものにつきましても、従来無給医局員と呼ばれる者は、研究生、専攻生などとして授業料を徴収した上研究、診療に従事をさせているもののほか、学内における身分が不明確な状態のままに診療にも従事させていたわけでございますが、こうしたことが診療上の責任の所在や処遇が非常に問題になってくる例が多いものでございますから、昭和四十二年度に臨床研究医の制度を設けまして、教官以外