1974-03-29 第72回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号
従来、学校法人の認可申請にあたりましては、医学部、医科大学につきましても一年間の審査ということでやっておったわけでございますが、過去、たとえば浪速医科大学の問題等、その申請をめぐりまして刑事事件等が発生したこともございまして、私立大学審議会から建議をいただいて、従来の一年で審査するというのを二カ年の審査という方法に、四十八年度の申請から切りかえたわけでございます。
従来、学校法人の認可申請にあたりましては、医学部、医科大学につきましても一年間の審査ということでやっておったわけでございますが、過去、たとえば浪速医科大学の問題等、その申請をめぐりまして刑事事件等が発生したこともございまして、私立大学審議会から建議をいただいて、従来の一年で審査するというのを二カ年の審査という方法に、四十八年度の申請から切りかえたわけでございます。
そういう意味で今度も新しく無医大県に医学部、医科大学が新設をされるわけでございますが、この医療短期大学も併設をしながら今後も進められなければならぬと思うのでありますが、これで終わるわけではなかろうと思うのでありますけれども、今後この医療技術短期大学、看護婦養成の学校というものについての構想をお聞かせをいただきたいと思います。
そのために、昭和五十年度には新たに開設を予定された医学部、医科大学の新設さえ流されてしまうのであります。
反対の第二の理由は、本法案が筑波大学とはおよそ関係のない、しかも、国民がひとしくそのすみやかな実施を待ち望んでいる医学部、医科大学、養護学校、大学院、研究所などの設置を定める第一条部分を抱き合わせにして、その成立をはかろうとしていることであります。
ことに、衆議院において行なわれました、国立大学医学部、医科大学等を残し、筑波新大学を取り去るという野党の分離要求に対して、政府・自民党はこれを拒否し、いま国民が最も強く要求している生命と健康を守る完全な医療体制の充実を妨げる行動をあえて行ない、しかも、これを体制技術上、あるいは国会対策上の要請で踏みにじるという、議会制民主主義をはき違えた暴挙を行なったのであります。
さらにつけ加えますならば、この法案に不当にも故意に抱き合わせた医学部、医科大学、養護学校などの設置については、筑波大学法案から分離し、すみやかに成立をさせようではないかとの国民の願いに立ったわれわれの道理ある提案を、にべもなく拒否し続けて、今日もなお地元関係者や万をこす受験生、父母に物心両面にわたる苦痛を与えている事実こそは、のがれることのできない奧野君の文部大臣としての責任であることを、私は糾弾するものであります
切り離していただけば、もう私即刻筑波の問題はやめまして、皆さんにお願いをして、この医学部、医科大学の問題にしぼって質問をしていただいて、さっそくこの場で私は上げていただきたい、このように思うわけでございます。それがほんとうにいまからお医者さんになりたい、東京の彼が旭川に住みついて、一生旭川でお医者をやりますという彼に対するこたえる道ではないか、私は、そのように考えるわけなのでございます。
他方、医学部、医科大学、養護学校等の設置を定める第一条部分は、国民の要求を反映したものであり、すでに基本的に国民の合意ができているばかりか、本年四月に実施さるべき緊急な課題であります。 この性質を全く異にする二つの問題を、一つの法案に抱き合わせにしたのは、はなはだ不当だと言わなければなりません。
○木田政府委員 学校教育法上の医学部、医科大学による計算で先ほどの数字になっておる次第でございます。自治医科大学は、学校教育法上の私立の医科大学でございますから、入ってございますが、防衛医科大学校は別でございます。
ですから、その医師の養成の公共性ということに着目して、そして現在まである私立の医学部、医科大学については、それに対する国家的な助成の措置をとっていって、そしてその卒業生、医者や医療従事者が背負っておる社会的な任務にふさわしいような政策をやらなければならない。
本法案は、若干の医学部、医科大学等の新設とあわせて、筑波大学の設置及び組織、運営の問題を故意に混在させております。医学部等の新設は国民の切実な要求であります。しかも、緊急な実施が求められているものであります。これに対し筑波大学は、政府みずからが大学改革に資するための新しい構想に基づく大学と称するもので、全く異質のものであります。
いま日本で医師の養成という、つまり大学の医学部、医科大学設立について一つ私は疑義がある。いいかげんな基準で医科大学を設置するという傾向がある。それは浪速医科大学にしても松本歯科大学にしても同様の問題が起こっている。もっと年数をかけてじっくり財政的な基礎その他の準備をして後にやるべきで、一年か二年かで医科大学をつくるということは私は適当でないと思う。この二、三カ年間に十数校の医科大学ができておる。
公立あるいは国立の医学部、医科大学等に入ります場合にはさほどではございませんけれども、しかし、私立の医科大学、医学部等に入りますためには、かなりの納付金の要求をされる。
私立大学が医学部、医科大学をつくるようにたくさんなってきた。しかし、それは大かた入学生からたくさん金を取るという形になっている。まずそこに、してはいけない負担というものを父兄にさせて、教育が行なわれているわけですね。それがひいては医療費に響くんじゃないか。
前田さんがおっしゃるように、でき得るならば、それは医学部、医科大学に僻地科をつくるのみならず、国立あたりで一つくらい僻地向け医学校というものをつくって、これは今日私ども入学を頼まれることがしばしばあるのでありますが、大体志望者は二十倍くらいあります。平均してそのくらいであろうと思いますので、本人に誓約書を書かせて学校に入れてやる。そのかわり卒業後何年かは僻地で研修するというようなことを条件にして。
その他地域からの要望ということになりますと、かなりの県から医学部を、これは必ず国立という意味合いだけでもございませんけれども、医学部、医科大学がほしいという御要望の県はかなりございます。
こういうような医学部、医科大学の設置されてきたあれにも問題があるのじゃないか。そうなりますと、それだけが医師の偏在の要因にはならぬと思うけれども、その辺に何か医師養成という、医学部教育という面から考えても見ていかなければならぬ問題が、考えなければならぬ問題があるのじゃないか。これにはいろいろ要因がありましょう。