2011-04-14 第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
避難のときに、北上川の橋のたもとまで、少し高くなっていたようで、そこに向かって歩いていたときに前から津波が北上川をあふれてやってきた。 登校日のときに、その生き残った子供たちは、友達同士、本当によかったよかった、また会えたねといったふうに、泣きながら抱き合っていた。
避難のときに、北上川の橋のたもとまで、少し高くなっていたようで、そこに向かって歩いていたときに前から津波が北上川をあふれてやってきた。 登校日のときに、その生き残った子供たちは、友達同士、本当によかったよかった、また会えたねといったふうに、泣きながら抱き合っていた。
これは一昨日の写真でございますが、石巻市の北上町、北上川の河口付近の写真でございます。決して、これは湖でも沼でも川でもございません。水田です。震災後、この時点でも、十五日がたっているにもかかわらず水が引かないといったような状況で、またさらには、水田におきましてはこのように家屋等の残骸が散らばっているといった状況。
北上川というのは、北上川放水路というのを掘って、仙台平野を守るということができます。放水路が決め手になる。信濃川は、大河津分水というのを掘って、これは信濃平野、新潟平野を守ると言うことができます。木曽川については、木曽三川。
北上川を汚染するということで、非常にでっかい排水処理設備が造られています。これ半永久的に稼働しています。それを国とか岩手県は税金でやっているわけです。そういうコストは莫大なコストになります。そういう意味で、青森・岩手県境の不法投棄のときに、当時の増田知事が、やはり長期的に見ると全量撤去した方が安上がりであると、この松尾鉱山の例を考慮して岩手県はそういう判断を取ったと聞いております。
○市川一朗君 あの地域は北上川の支流地域なんですが、すべて県管理河川でございまして、災害が起きたときに知事ともいろいろ相談しましたが、ちょっと大変だなと大変心配しましたところ、国自体が早速、緊急事業ということで入っていただきまして、知事自身も強く望んだところでございますが、おかげさまで今順調に事業が進んでいると。
そこでお伺いいたしますが、農村地域における遊水対策としては、北上川の一関地域で水田を遊水地として事業が実施されていると伺っておりますけれども、この住居地域の被害は大きく減少しているというふうに話では聞いているんですけれども、この一関の遊水事業の進捗状況あるいはその効果について教えていただきたいと思います。
○政府参考人(門松武君) 北上川の一関遊水地事業でございますが、現時点で事業の進捗率は五〇%となっているところでございます。計画の基本となります高水の量が毎秒一万三千トンでございますが、そのうち一割の千九百トン、毎秒千九百トンを遊水地で調節するというような計画でございまして、その効果は上下流に及ぶものと評価してございまして、有効な洪水対策手段であると考えております。
大阪においては大和川の改修があり、伊達政宗は北上川を物流という観点から大きく変えていくというような工事が行われて、日本の江戸時代は人口がふえていないというふうに言われていますが、実は、一六〇〇年から一七二〇年ぐらいまでの百二十年間に約二倍の人口を誇るということになったのは、まさにそうしたことがあったからでございます。
(拍手) 先生は、昭和九年二月、北上川の流れる自然豊かな宮城県桃生郡河北町において、衆議院議員を九期務められました父日野吉夫氏、母さい様の長男としてお生まれになりました。 父君は、農民と労働者のために半世紀もの間政治活動に身を投じられ、日本社会党副委員長を務められた、人格識見のすぐれた方でありました。
北上川は一関近辺で、カザリンあるいはアイオン台風に次ぎ戦後三番目の出水量になったところであります。 河川の改修が進んでいる現在においても、台風の来襲のたびに市街地の水没あるいはまたがけ崩れ等の大規模災害が繰り返されるのはなぜか、この点をちょっと考えながら、その根本原因と対応等についてお聞きしていきたいと思います。
今回の台風六号による集中豪雨では、私の地元の北上川本流に関しては、一関遊水地全域一千四百五十ヘクタールが水没しまして、市街地への流入を食いとめ、宮城県の被害も食いとめたと思っておりますし、本来の調整機能を果たしたとも思っております。 しかしながら、その支流の砂鉄川であるとか、そのまた支流の二級河川の猿沢川等の影響で、東山町を主体に大規模な浸水被害が発生いたしました。
私、実は子供のころ、余りだれも信用しないのですけれども、漁師の仕事、私の出身地は北上川の河口に近いところでございまして、漁師の仕事もやりました。朝早く起きて、子供ですが、そのころ櫓をこがされまして、櫓をこいで沖に出て、定置網を揚げるとか、そんなこともいろいろやってきた経験を踏まえて、海のありがたさ、海の豊かさ、海における心の安らぎというようなものをよく私も経験をしているのであります。
○竹村政府参考人 北上川の洪水対策について御質問がございました。 今委員御指摘のように、二十二年、二十三年の大水害で壊滅的な被害を受けまして、上流ダム群と遊水地で水害を防御しようということでございまして、四十七年よりこの遊水地事業が始まっております。
これは地域課題になりますけれども、私の地元の北上川流域の一関市は、昭和二十二年のカザリン台風、同二十三年のアイオン台風で壊滅的被害を受けました。死者・行方不明者五百七十三人、罹災者約四万人、流失家屋約六百戸にも及びました。そのため、一関遊水地は、このような水害を契機に計画された北上川の治水の根幹をなす一大プロジェクトであります。
○説明員(白石博之君) 今御質問のございました河川改修事業の実施状況についての検査報告の概要でございますが、水害の発生を防止いたしまして国民の生命、財産を守るために行われております河川改修事業の実施状況につきまして検査をさせていただいたわけでございますが、その結果、東北、関東両地方建設局及び秋田県ほか四府県の七工事事務所等が管理をいたします旧北上川ほか六河川におきまして、市街地等で人口が集中して資産価値
まず、宮城県の旧北上川の河口にございます石巻市の改修の件でございますが、ここは古来より港町として栄えてございまして、海と町、そして川と町との一体感が大変大事な町でございます。そして一方、高潮の被害を防止しなければいけないという二つの町づくりの中における河川改修事業のあり方ということがテーマになって時間がかかっているところでございます。
次に、河川改修事業について七河川の事業の進捗状況が掲載されておりますが、このうち、町づくり計画との調整を必要としている直轄事業の宮城県旧北上川と、都市化の進展により整備が困難となっている補助事業の秋田県旭川について建設省の対応はどうなっておりますか、お尋ねいたします。
内容としては、キーになるものは、仮称でございますが、北上川学習交流館という建物を中心として現在は整備をしておりまして、平成十四年度の完成を目途に事業を進めております。 これができた暁には、北上川がより国民に開かれた、そして楽しめる空間になるようなものとなるべく、建設省も努力してまいりたいと考えております。
○井上(義)委員 最後に、私の地元の北上川下流の改修工事に関連して何点かお聞きしたいのです。北上川の下流につきましては、旧北上川の下流に石巻という市街地があることもあって、明治四十四年から新北上川の開削が始まり、分流施設が設置をされたわけです。
○竹村政府参考人 北上川は、明治四十四年から平成九年にかけましてできた新しい川でございます。従来は旧北上川に流れておりまして、迫川、江合川等が合流しまして大変洪水が激しかったところを、新北上川で洪水を安全に流そうという内容でございます。 そういう意味で、新北上川流域の方々は、委員御指摘のことを大変心配されております。
私ども、何十年もたったダムの本体に穴をあけて放流設備を改造するというふうな工事は北上川流域でもやっておりますし、全国各地でやっておりますが、コンクリートそのものは、水に接している部分は黒ずんだりしておりますが、中は穴をあけますと非常にきれいな新鮮なコンクリートが何十年たっても出てきているという状況でございます。
○達増委員 災害復旧に限らず、治水全般の話なのでありますが、長い河川の場合、例えば北上川なんか典型なのですけれども、上流と下流の治水のバランスをうまくとっていかないと、例えば堤防ですとか、上流の方ばかりきちんと手当てがなされますと、いざ大雨になった場合に、上流の方がきちっと手当てされていると、弱い部分に被害が多く出るので、下流の被害がかえってひどくなってしまう。
特に、北上川のような長い川におきましては、原則的には下流から治水対策を進めるというのが大原則でございますが、そうしておりますと、宮城県側は一生懸命やりましても、岩手県側の方になかなか手が回らない、また上流にあります盛岡のようなところにはなかなか手が回らないというふうな問題もございまして、逆に、降った水を途中でためるというふうなやり方も非常に重要かと思っております。
実際、八月末の豪雨におきましても、北上川では、湯田ダムほか五ダムに流入しました最大流入量が毎秒約千八百立方メートルだったわけでございますが、そのうち約六割を貯水池内に貯留することによりまして下流の洪水被害を軽減したわけでございます。
○青山政府委員 今先生御指摘のように、北上川、内水で非常にたくさんの家屋が浸水に遭ったわけでございますが、特に一関市、川崎村等で被害が生じたわけでございます。
特に、北上川の流域、その辺が大きな被害を受けたわけです。 北上川は、御案内のとおり、今堤防等、防災工事といいますか、そういうものが大変進んでおりまして、整備されつつあるという状況でございま すが、それによって、逆に今度は内水対策がなかなか不十分だと思います。
これは関東の方の地図なんですが、もっとわかりやすく言えば、東北などは一番私はわかりやすいというふうに思いますけれども、すべてが結局のところ、非常に鮮明な地図なんですが、なかなか河川だ何だというのが、最近は珍説なんかが出ていて、上流と下流を分けるとか、いろいろな話が出たりするわけなんですが、河川というものがある、阿武隈川なら阿武隈川がある、北上川がある、そこのところに道路が走って町ができるということは
それを、先日資料をいただいた、川の長い順に上位十の川だけとって、それぞれ幾つあるかというのを出してもらったのですが、これを見ますと、例えば信濃川は七十六、木曽川七十七、石狩川六十七、北上川や最上川が三十八、阿賀野川が四十三、こういうような状態です。 一つの川の流域に七十六もダムがある。よくっくりもつくったものだと思うのですが、しかもこれは建設省がつくったものが全部ではないわけであります。
○説明員(渡部義信君) 蕪栗沼の遊水池事業につきましては、北上川水系旧迫川の治水対策といたしまして宮城県において昭和四十五年度より事業に着手し、現在までに遊水池の周囲堤や囲繞堤、関連する河川の改修などを進めており、早期に事業を完成させるべく鋭意進捗を図っているところでございます。