1976-10-27 第78回国会 衆議院 建設委員会 第4号
しかるに、このたびの台風十七号に伴う前線による記録的な連続降雨によりまして、吉野川下流のデルタ地帯におきましては、吉野川本川水位の長時間にわたる上昇により、これに流入する左右の支川群は、その流出機能が極度に低下し、そのため内水が広域かつ長期にわたって湛水する等の被害が続出したのでありますが、一方、上流山間部につきましては、徳島県の西南部に位置する剣山とその周辺の山地部を初めとして、至るところで数え切
しかるに、このたびの台風十七号に伴う前線による記録的な連続降雨によりまして、吉野川下流のデルタ地帯におきましては、吉野川本川水位の長時間にわたる上昇により、これに流入する左右の支川群は、その流出機能が極度に低下し、そのため内水が広域かつ長期にわたって湛水する等の被害が続出したのでありますが、一方、上流山間部につきましては、徳島県の西南部に位置する剣山とその周辺の山地部を初めとして、至るところで数え切
そういう地域に参って、冗談も出ましたが、ちょうどあの地区は全国的に有名になりました剣山のオロチの出たところでございます。オロチ退治隊を編成してどうこうという話が新聞紙上をにぎわしましたけれども、とにかく本当の山間僻地でございます。特に今回の災害で山が動き出した。家はりっぱに建っておりますけれども、大きなクレバスができまして、いつ山そのものが崩壊するかもわからない。
したがって、まあここだけではございませんけれども、特にこれも問題になっておりましてそのままになってきたわけでありますが、今度の六号台風、そしていままでにない剣山一帯を中心とする集中豪雨がありまして、そこでここにも大きく一つ危険が増大してきているわけであります。すでに上部においては亀裂が大きく入って、農道の擁壁にも亀裂が入っている。
もともと徳島県における災害のパターンは、四国最大の河川である吉野川の本流のはんらんによる被害でありましたが、今回は特に剣山一帯に想像を絶する集中豪雨が降り、吉野川の支川である貞光川、穴吹川流域の一宇村、穴吹町、木屋平村を中心に局地的に悲惨な大災害が発生したのであります。
それも許しがたい人種的な偏見に基づいていると考えられますから、私は深く憂慮をするのですが、四月十日に、町屋駅で朝鮮高校生三名が、十名ずつ二手に分かれて待ち構えていた国士館高校生に木刀、ナイフ、生け花用の剣山などの武器で襲われています。三名とも全治二週間以上のけがを負っている。
○高野政府委員 気象庁には、御承知のように、山岳その他僻地等がいろいろございますけれども、私ども、現在、山としてはたとえば富士山、剣山その他の山で十二カ所ほど測候所あるいはレーダー基地等がございます。その日額旅費の決め方につきましては、それぞれの事情、山の状況、困難度、そういったものによりまして三段階ほどに分けて、五等級以上と五等級以下の二種類についてそれぞれ額を決めてございます。
最初は世界銀行の融資を受けて、熊野あるいは剣山の林道開発を行なって、これを有料道路として経営を行なうというところから出発をいたしまして、たまたま昭和三十六年に、長年の歴史と実績を持った公有林等の官行造林法というものを政府提案によって、多数をもってこれは廃止したわけですね。そのときから、森林開発公団が、公有林を中心とする水源林に対する分収造林事業というものを行なってきておるわけであります。
最初は、熊野・剣山の大型の優良林道の開設事業というものを、世界銀行の融資を得て、そうして実施機関として公団が発足したという経過、あるいはまた、官行造林制度を廃止することによって、公有林の水源造林等については公団の分収造林を行なう、あるいはまた、そのあとでスーパー林道の開設事業、あるいは、今度は、大規模林業県の事業等に取り組むというように、一貫性がないわけです。
富士山につきましては、六等級以下でいいますと千二百九十円、それから四国の剣山あるいは伊吹山では八百四十円、弥彦山等では五百六十五円というものが現在定められておるわけでございまして、そのそれぞれの種類につきまして五等級以上と六等級以下の二段階に分けて指定しております。
――――――――――――― 四月一九日 瀬戸内海の環境保全に関する陳情書(第二一〇号) 琵琶湖の水質保全に関する陳情書(第二一一号) 剣山国定公園内三嶺付近を国民休暇村に指定に関する陳情書(第二二四号) 公害行政に対する国庫補助金引上げ等に関する陳情書(第二三三号) は本委員会に参考送付された。
そこでこの機会にお尋ねしておきたいのですが、国有林の開発を目的としてかなり計画されて、実施面にも移されていると思うのですが、四国の山中に剣山と石鎚と、国定公園が二つあります。この剣山並びに石鎚の国定公園を含めまして国有林が相当ありますが、これに対してスカイラインの建設というのが、かなり計画は進んでいるように聞いております。
また一方剣山のほうも、これも国有林がございますので、国有林の関係しますところは国有林野事業の調整をはかりつつ、あわせて地域開発にも御協力を申し上げるということで、両部分それぞれ四十五年以前にもやりましたが、四十六年からは剣山のほうにも手をつけてまいりたい、このような計画になっております。
特に全国総合開発計画の四国の地図を見ましても、剣山を中心としての総合的な植林を行なうということを政府はきめておるのです。ところが、実際にはあの美林である那賀川地帯あるいは奈良県の吉野地帯、あそこでも木を切ろうとしないのです。全国総合開発計画にも、「剣山周辺および四国西南部における森林を総合的に開発するため、林道網を整備し、大規模な造林を行なう。
この台風第四号によるおもな各地の総雨量は、二十六日九時から三十日九時までの期間でございますが、奈良県日出岳一、五六四ミリ、徳島県剣山六七五ミリ、静岡県天城山六五四ミリなどでございます。 一般被害は、死者・行方不明三人、家屋の全壊・流失四棟、半壊三棟、罹災世帯数二百二十六世帯等と相なっております。
この台風第四号によりますおもな各地の総雨量は、二十六日九時から三十日九時の間でございますが、奈良県の日出岳におきましては千五百六十四ミリ、徳島県剣山が六百七十五ミリ、静岡県の天城山が六百五十四ミリなどでございます。 一般被害は、死者、行くえ不明三人、家屋の全壊、流失四棟、半壊三棟、罹災世帯数が二百二十六世帯等と相なっております。
そのほか、公団林道といたしまして、前に熊野・剣山地域の三十路線を実施したわけでございますが、それの維持管理の事業、これを本年度の事業として予定をいたしておる次第でございます。
公団が昭和三十一年に設立されたときの事業目的、すなわち、和歌山、奈良、三重三県の奥地に広がる熊野川流域と徳島県の剣山地区の森林源開発のための林道建設をりっぱになし遂げ、その使命を全うしたのであります。 しかるに、現今の公団においては、その仕事のすべてを林野庁の委託に待ち、事業費全額が国有林野事業特別会計から出されている状態であります。
ただいま議題となっております国有林野事業特別会計法の一部改正案は、国有林野事業特別会計に属する特別積立金引当資金は従来一般会計に繰り入れていたが、当分の間、森林開発公団に対する出資に優先的に使用することができるものとしたのでありますが、森林開発公団は二十五年に熊野並びに剣山の開発のためにつくられたものでありまして、その使命はおおむね終了しておると思うのであります。
むしろそのことよりも、ここにはっきり書いてありますように、森林開発公団の熊野、剣山の林道問題は、大体三十五年で終わる。そこでたまたま森林開発公団の手がすいておるから、こういうややこしい仕事は公団にやってもらったらどうだろうか、こういうところに官行造林から公団造林に切りかえられた基本的なねらいがあったのではないですか、いま一度長官から御答弁願いたい。
○片山(正)政府委員 確かに御指摘のように熊野、剣山の事業が、この段階においておおむね終了するということはあったわけでございます。
○阿部(助)委員 この公団が初めできるときは、熊野川の開発あるいは四国の剣山の林道をつけるというような目的でつくったのだが、どこの公団でも一ぺんつくるとなかなかそれをつぶすわけにいかなくなってしまう。それで次から次へといろいろな理屈をつけて存続をはかってきておるのは、もうどこの公団を見ても同じであります。今度の場合も、その仕事よりほかに水源林の造成であるとかいうことをつけ加えてくる。
○片山(正)政府委員 なるほど、御指摘のように、最初公団が発足いたしましたのは、熊野、剣山、それを対象にした林道ということで、あれは見返り資金をたしか十億だと思いましたが、一応それを前提として発足したことは、先生の御指摘のとおりではございます。
林道網の不備は林業生産の隘路の一つにあげられているのでありますが、政府は森林開発公団による熊野川、剣山、両公団林道の開設はじめ、スーパー林道、農免峰越え林道、林業構造改善事業林道、国有林における関連林道その他の林道開設、主として自動車道の開設に力を入れてきたのであります。
ただし、一つ遺憾でございましたのは、剣山及び和歌山地方気象台の通信施設がいずれも落雷のため全面的に破壊し、関係方面の予報がおくれ、特に白浜地区においては、二時間おくれたという点でございまして、かような非常の際の準備があらかじめ完全でなかったという点は認めざるを得ないと存じます。こうした点は、全国的にあろうと存じますので、この際すみやかに改善をはかる所存でございます。