2003-02-21 第156回国会 衆議院 予算委員会 第16号
ですから、この趣旨は、要するに、監獄の現場において、先ほど問題になっている刑務官たちが、要するに、処遇に過ちあるものを防ごうとするために、上告といいますか、直訴させるための規定でございます。ですから、そのために、行政庁の長である大臣にという規定にはなっておりますが、じゃ、実際に、どの者が扱うかというのは、これは各省庁の規程、管理規程によって決まっているわけでございます。
ですから、この趣旨は、要するに、監獄の現場において、先ほど問題になっている刑務官たちが、要するに、処遇に過ちあるものを防ごうとするために、上告といいますか、直訴させるための規定でございます。ですから、そのために、行政庁の長である大臣にという規定にはなっておりますが、じゃ、実際に、どの者が扱うかというのは、これは各省庁の規程、管理規程によって決まっているわけでございます。
○樋渡政府参考人 冒頭に大臣から報告がありましたように、被害者が相変わらず自己の非を認めようとせず、反抗的態度をとったことに立腹して、被害者の座ったいすの足をけるなどした、このため、被害者が立ち上がろうとしたところ、それを聞きつけて駆けつけてきた他の刑務官たちが、これは前田副看守長に暴行を加えようとしているんだというふうに即断したというふうに報告を受けております。
○植田委員 私がここで聞きたかったのは、この事件自体がけしからぬことですけれども、今、恐らく答弁のしようがないところが多いからそういうことは直接聞かないで、からめ手のところだけ聞いているわけですが、実際、刑務官たちにやっていると言われているこうした人権教育というものがどれだけ徹底されているのかという話を私はしたかったわけですが、徹底されていないというのが実際のところ明らかになってきたわけでございますね
例えば、明治四十一年に小山温という当時の監獄局長は、非常にアメリカ的な処遇をした刑務官たちの面前で、少しく申してみたいのは、我々は同情は必要だけれども、犬や猫のように子供をかわいがっちゃいけない、心ある人間としてかわいがれ、愚母がその寵児に対するものであってはいかぬ、厳父がその子に対するものであれと。つまり、彼の頭の中には厳父慈母というキーワードがあるわけですね。