1992-05-14 第123回国会 参議院 労働委員会 第7号
私が素人なりにそのときにも疑問も呈し、質問もしたんですが、例えばサイレンを鳴らすとか、それから強烈なライトでフラッシュをたいて、音は聞こえなくても切り羽というんですか、最先端で仕事をしている方たちがとにかく外の状況がわからないわけだから、だからこういう危険な状況にあるんだからすぐに避難してくれということを知らせることがサイレンを一つ鳴らすことでできたんじゃないんですかということを仏そのときにも現地でお
私が素人なりにそのときにも疑問も呈し、質問もしたんですが、例えばサイレンを鳴らすとか、それから強烈なライトでフラッシュをたいて、音は聞こえなくても切り羽というんですか、最先端で仕事をしている方たちがとにかく外の状況がわからないわけだから、だからこういう危険な状況にあるんだからすぐに避難してくれということを知らせることがサイレンを一つ鳴らすことでできたんじゃないんですかということを仏そのときにも現地でお
私は炭鉱のエンジニアでありますから、私の現場には六十名の朝鮮人がおり、日本人は十一名でありまして、私は七十一名の切り羽の担当係員をしたのが社会に出た始まりなのであります。そして昭和十九年、北海道の炭鉱の一部、石炭はもう輸送がきかない、したがって全員転換をせよという徴用指令を受けて、私は朝鮮人六十五名の引率小隊長として九州の大牟田の三池炭鉱に実は転換をしました。
ここで、真間川改修事務所が切り羽の吹きつけをして固めてから避難するように指示したということは、これは「労働災害発生の急迫した危険があるときは、直ちに作業を中止しこということになりませんね。どうですか。
これは作業ですよ、切り羽の吹きつけをしてこいということは。新たな作業を命じたということ、これは二十五条に照らして、どうですか。
○大関説明員 労働安全衛生規則におきましては、落盤、出水、ガス爆発、火災、その他非常の場合に関係労働者にこれを速やかに知らせるため、隧道の出入り口から切り羽までの距離が百メーターに達したときにサイレン等の警報設備を、また、切り羽までの距離が五百メーターに達したときに警報設備及び通話装置を設置することを義務づけております。
それは、非常に避難も手間取った原因の一つとして、電話が切り羽から三百メートルも離れたところにあって連絡がつかなかったと言われておりますが、労働安全衛生規則三百八十九条の九、ここでは、警報設備等は、隆道建設工事では、出水その他の非常の際の連絡用に通話装置を設けるというふうにありますが、三百メートルも離れているのでは、あってなきがごときじゃないかというふうに思います。
○大関説明員 労働安全衛生規則においては、落盤、出水、ガス爆発、火災、その他非常の場合に関係労働者にこれを速やかに知らせるため、隧道の出入口から切り羽までの距離が百メーターに達したときにサイレン等の警報設備を、また、切り羽までの距離が五百メーターに達したときに警報設備及び通話装置を設置することを義務づけております。
私が心配しているのは、当時の跡山処理が完全であったかどうかということは、一応初圧の段階では切り羽が百十メーターで、これに対して大体百四十本の鉄柱カッペで対応しておる、立柱しておった、これを三サイクルでやっておったということも私聞きました。
監督局の調査の結果、跡山のばれ状況は、当時の切り羽の進行に対して通常生ずる程度の規模でございまして、積極的に天盤せん孔発破を施すような状況ではなかったというふうに見ておるところでございます。
○岡田(利)委員 本炭鉱はこの災害によって三卸九片部内の採掘放棄を既に決定をした、したがって、この部内からの撤収作業をしておる、そして浅部、浅い部分、上部本層の一片四号七段あるいはまた五号、それぞれに切り羽を設定をして浅部に転換をするという方針を決められておる、こう承知をいたしておるわけです。
同鉱業所の三池炭鉱は生産体制を縮小する一方、採炭切り羽の集約や大型機器の導入を初めとする種々の合理化対策を実施し、コストの低減を図るなど最大限の努力を傾注しているが、累積赤字は現在の二百十五億円からさらに増加することは必至であり、貯炭も現在二百七十二万トンに達しているとのことでありました。 次に、九州アジアランド構想についての説明を熊本県から聴取いたしました。
とにかく試験現場、試験切り羽という関係で、ぜひひとつ重大災害の研究の強化策を進めてもらいたい、このことを申し上げておきます。 次の問題でお伺いをいたしますが、売上税問題について、ひとつこれは石炭がどうなるのかということをここでぜひ聞いてもらいたいという意見が私の手元に来ておりますので。この売上税問題は、石炭関係で言いますと、二つの性格があると言いますね。
それで、谷山ごとに、私は試験切り羽、試験現場を位置づけることが必要ではないか、また重大災害の研究を強化した方がいいんではないかというのが私の考え方なんです。そうしないと、これが保安体制の強化策に、それですべてではないけれども、当面そのことを非常に重大視しなければならないんではないか、こう思いますので、この点についての考え方をお聞かせ願いたいと思います。
まず、石炭鉱業の安定対策についてでございますが、炭鉱は、切り羽の準備、坑道の維持等の面から、需要の変動に即応し生産を調整することが困難なものと承知しておりまして、今後、国内炭需要が減少する中で、貯炭が急増することは明らかとなっております。このため、貯炭の一時買い取りなどを行う石炭需給調整機構の設置を図っていただきますようお願いをするところでございます。
それから、お尋ねの審議会の現地視察でございますが、先週十二月の六日に、三井三池鉱業所の方に参りまして、また翌十二月七日に松島石炭の池島鉱業所の方に伺いまして、池島におきましては、切り羽の現地まで実際に委員の先生方にも潜ってもらいまして見てきたわけでございます。
それがいわゆる切り羽元からの退避距離を決定する一つの基準になります。 こういった科学的な方法によって退避距離その他を決定し、ガス突出が仮に起こっても人災がないようにということが、現状の一つの最もよいやり方であると考えております。 ガス突出のメカニズムをもし岡田先生がおっしゃるように詳しく皆さんにお話しせよと言われれば、ここで二十時間ぐらいの時間が必要ですから、今はやめておきます。
第二は、やっぱり各現場に、各山ごとの試験切り羽、試験現場というものを位置づけて、それに保安補助金なり坑内骨格構造補助金というものを裏づけて、そして保安上の防備をしてやる。今ちょうど上砂川の水力採炭をやっているでしょう。それからやっぱり問題はホーベル採炭でしょう、今の南大夕張では。あとは日本は大体自走枠になっているんですよね、これ御存じのとおり。
したがってこの三日抜きと四日抜きのちょうど出戸、出戸って炭鉱言葉で、出戸というのは入口なんでありますが、ちょうどこの三日抜き、四日抜きのこのここらあたりに実は十二座、十三座というガスボーリング座がございまして、ここが実はなぜ考えられるかといいますと、ちょうど切り羽の、目抜きの出口ですから、ガスボーリング座の位置としては、何らかの現象でガスが出たと、あるいは爆発をしたと。
当面大事なことは何かと言いますと、こういう災害の教訓を得て中長期を展望した場合に、当面、対策としてぜひ考えてもらいたいのは、試験現場、試験切り羽というものを谷山ごとに位置づけるべきである、私の考えは。
と申しますことは、あそこの場合は、切り羽なんかでも大体上段払い、下段払いございますね。坑道の風量と切り羽の風量とそれぞれ違いましょうけれども、大体普通夕張方面の風景としては、ロング面で大体千二百から千三百、上段払いの場合が。下段の場合は大体五百から七百ぐらい。
ただ、後で私が個人で現地調査へ行って切り羽まで行きましたとき、向こうで労組の人が実はというんで話してくれたのは、兄貴がこの事故で死んだ、そしたらその弟が大阪から帰ってきて、すぐ会社へ願書を出して、兄貴のかわりに採用してくれということを言ってきたというんです。結果的には、それで何かおじさんもその炭鉱で死んでいるらしいんです、昭和三十八年ですか。
このうち、一卸八片の二つの採炭切り羽に就業していた方々等を中心として、六十二名が死亡し、重傷八名、軽傷十六名を出す事態に至ったものであります。 事故発生の発見の端緒は、同時刻ごろ坑内において圧風が生じるとともに、集中監視センターにおいても異常を検出したことであります。その後直ちに、すなわち三時四十分から四十三分ごろにかけて全坑退避命令が発令されています。
しかしながら、日本の炭鉱は切り羽の平均深度と申しますか、深度も以前に比べて非常に、マイナス六百四十メートルくらいですか、というふうに深部化、それから奥部化してきた状況において、同時に一方では、科学技術の偉大な進歩もあるわけでございまして、日本は科学技術立国として、今後ほかの分野でも非常に伸びていかざるを得ないというふうな状況でもございます。
第一点は、いわゆる切り羽内における鉄柱の当たりつけが若干悪いということで改善を指示しております。それから、一部坑道の通気量の改善を示達しておりまして、これはいわゆるガス抜き坑道の通気量の改善を指示いたしております。それから、当該坑道周辺の落炭の清掃等、これらを指示しておるような次第でございます。
○平河政府委員 南大夕張炭鉱におきましては、一作業時間内に六回、発破の前後二回、切り羽の点検時に二回、その他適宜二回のガス測定を行っていたと会社から聞いております。 災害前のガス測定状況につきましては、現在慎重に調査を行っているところでございます。
そして一卸八片三号上段払いの切り羽で保安発破係員一人と採炭夫四人の方が死亡されている、こういう事実の報告を受けておりますが、間違いございませんか。
○市川正一君 私は次の機会にさらに事実に基づき、また論理に基づいてお聞きしたいんでありますが、今そういうふうに最後の確認事項をお認めになったということは、ガス爆発の位置が今指摘いたしました切り羽であるということをほぼ私は推定できると思うんです。なぜならば、ガスにかかわる爆発箇所は、一つは沿層坑道の掘進現場か、もう一つはそれとも今申した切り羽しかないわけであります。
それから、この密閉箇所の件でございますけれども、当該箇所につきましては若干、私どもといたしましては切り羽とかあるいはそういう重大災害の発生するおそれのある場所に傾斜的な巡回を行ってきたことは事実でございます。
今度の事故もこの指摘の一卸八片下層の切り羽周辺というふうに言われておりますよね。特に切り羽の場合は、天盤、上の方にガスがたまりやすい、そして崩落の危険性もあるということで非常に重要だ。同時に通気が無風となっている、これも重大な問題と言わざるを得ない。
それで、第一点の先生御指摘の切り羽の周辺の当たりつけの改善でございますが、これはどちらかといいますと落盤防止を目的としたものでございまして、そういう落盤等防止の意味で切り羽の当たりつけの改善を命令いたしております。
このうち、一卸八片の二つの採炭切り羽に就業していた方々等を中心として六十二名が死亡し、十名が入院する事態に至ったものであります。 事故発見の端緒は、同時刻ころ、坑内において圧風が生じるとともに、集中監視センターにおいても異常を検出したことであります。その後直ちに、すなわち三時四十分から四十三分ごろにかけて、全坑退避命令が発せられています。
このうち、一卸八片の二つの採炭切り羽に就業していた方々等を中心として六十二名が死亡し、十名が入院する事態に至ったものであります。 事故発見の端緒は、同時刻ごろ、坑内において圧風が生じるとともに集中監視センターにおいても異常を検出したことであります。その後直ちに、すなわち三時四十分から四十三分ごろにかけて、全坑退避命令が発せられました。
○滝沢委員 次に、切り羽の自動化ということもございます。山はね対策、そして今ほどもいろいろと議論があったところでありますけれども、個人の携帯用酸素マスクの開発のこと、これは大変重要な課題でございますけれども、この開発の現状と見通しといいますか、これをもう一度私からもお尋ねさせていただきたいと思います。