2017-04-07 第193回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
私はきょうは触れるつもりはないですけれども、AVの中には暴力が娯楽になっているようなものもあるし、出演強要による実際のレイプ動画、これは犯罪ですよね、そうした動画さえも今氾濫をしている。どれほど善意の個人であっても、こうした情報にさらされ続ければ、男性が女性を支配するものだ、女性は、女はレイプをされても喜ぶものだというこの誤った認識を受け取りかねないし、内面化しかねない危険があります。
私はきょうは触れるつもりはないですけれども、AVの中には暴力が娯楽になっているようなものもあるし、出演強要による実際のレイプ動画、これは犯罪ですよね、そうした動画さえも今氾濫をしている。どれほど善意の個人であっても、こうした情報にさらされ続ければ、男性が女性を支配するものだ、女性は、女はレイプをされても喜ぶものだというこの誤った認識を受け取りかねないし、内面化しかねない危険があります。
JKビジネス、またAV出演強要問題にも焦点が当たり、現状把握と対応の方向性が示されたということも初めてのことだと思います。そして、三月二十一日に関係府省対策会議というのが設置をされました。 まず、加藤大臣にお伺いいたしますが、この会議で、どのような問題意識からこの対策会議が組織をされ、どのようなことが協議されているのか、お伺いいたします。
JKビジネス、AV出演強要、こういう個別の問題は、深刻な男女差別社会が持つゆがみの現象形態でしかないと私は思うんです。もともと差別的な社会があって、ここに取り組まなければ、新たな形態での暴力というのは、幾らでもこれから先も生み出されていくだろう。本丸は、やはり、日本社会に根強い女性差別、これをなくしていくことだ、あらゆる性的指向、性自認による差別をなくすことだというふうに思うんです。
この委員会で、先日、私はブラックバイトの問題を取り上げましたけれども、今日は、近年、十八歳や二十歳になったばかりといった若年女性を中心に被害が報告されているアダルトビデオの出演強要問題について取り上げたいと思います。
特にアダルトビデオ出演強要問題については、佐々木議員が中心となって取りまとめられた御党の提案も受けまして、早速、加藤大臣を中心に政府一体となって取り組む体制を立ち上げたところであります。その下で、実態の解明、取締りの強化、予防のための教育、啓発の強化、そして被害者が相談できる体制の充実などの取組を加速していきます。
こうしたAV出演強要問題というのは女性に対する重大な人権侵害でありますし、性暴力であります。このような被害に若年者が巻き込まれることのないようにしっかり対策を行うように総理に最後にお願いをしたいと思います。この問題についての認識をお聞かせください。
○政府参考人(武川恵子君) 委員が御指摘になりました、男女共同参画会議の下に置かれております女性に対する暴力に関する専門調査会における検討でございますけれども、女性活躍加速のための重点方針二〇一六などに基づきまして、昨年六月以降、いわゆるJKビジネス、またアダルトビデオへの出演強要に関する事例を中心に、若年層の女性を対象とした性的な暴力の問題につきまして民間団体や研究者などからヒアリングを行いましたり