1966-06-24 第51回国会 衆議院 農林水産委員会 第53号
用途別の取引ということに相なりますれば、加工乳については、政府が有権的に資料に基づいて算定した基準取引価格というものが出るわけでありますから明確になるわけでありますが、飲用乳につきましては、その点について一定の方式で画一的にきめるというわけにはまいらないのでございますけれども、それぞれの地域に市乳の卸売り建て値というものがあるわけでありますから、したがって卸売り建て値から処理販売経費並びに平均的な利潤
用途別の取引ということに相なりますれば、加工乳については、政府が有権的に資料に基づいて算定した基準取引価格というものが出るわけでありますから明確になるわけでありますが、飲用乳につきましては、その点について一定の方式で画一的にきめるというわけにはまいらないのでございますけれども、それぞれの地域に市乳の卸売り建て値というものがあるわけでありますから、したがって卸売り建て値から処理販売経費並びに平均的な利潤
現在、私どもが現実の飲用乳向けの原料乳の価格の決定をするにあたりましては、当該地域におけるメーカーの卸売り価格の建て値があるわけでございますから、これから所要の処理販売経費並びに平均的な利潤を留保した残りは、支払い乳価として残っておるはずであるという考え方で指導をしてまいっておるのでございまして、そういう観点からは、私は、現在のメーカーの提示価格には満足いたしかねておるのでございます。
しかしながら飲用乳を処理販売をいたします標準的な経費というものは、われわれも事例的な調査をしてまいっておりますので、それを自主的な交渉の段階における交渉のめどとして提供する必要があるという点は私どもも認めておりますということで、そういう資料提供をいたしたいということを申し上げてまいったのでございます。
その他の乳製品につきましては、メーカーの販売価格というものからスタートをするということで、それらの価格を実現するための加工、処理、販売の経費を差し引いたものを基準取引価格にするというふうに考えておるのでございます。
「食肉処理販売会社の増設」ということが出ておる。私はこの問題一つとっても、食肉処理販売会社の増設などという従来のケースじゃなくて、これはあくまでも生産者の共同体によってこれらの施設を十分やらせるために、政府がそのささえをするという姿勢が必要だと思うのであります。
その他に、本年度の予算によりまして、魚につきましては消費地に大きな冷蔵庫を設けまするとか、あるいは食肉につきましては食肉の共同処理販売施設を設けますとか、あるいは牛乳につきましては小売業者の共同販売施設を設けるとか、多方面の施策を講じておる次第でございます。
まず、畜産物については、畜産振興事業団の業務に必要な資金を充実するとともに、その需給の調整をはかり、産地における処理販売の合理化施設を拡充し、また、小売段階における流通経費の節減をはかるため、牛乳及び食肉につき共同保管ないし共同処理保管の施設の設置に対し、新たに助成する考えであります。
まず、畜産物につきましては、畜産振興事業団の業務に必要な資金を充実するとともに、その需給の調整をはかり、産地における処理販売の合理化施設を拡充し、また小売段階における流通経費の節減をはかるため、牛乳及び食肉につき共同保管ないし共同処理保管の施設の設置に対し、新たに助成する考えであります。
ことに、農産物の処理、販売というようなことになりますと、ある程度の市場形成をやらなければならない。
また、果樹の栽培に必要な有機質肥料の自給確保を目的として乳牛を導入し、その牛乳の処理、販売が直営で行なわれておりまして、牛乳の集荷量は日に三十ないし三十五石であります。その他製材業、トラック運送業等、多方面にわたる施設運営を行ない、組合員の福利増進に努力が払われております。 続いて、双海町上灘漁業協同組合を訪れ、沿岸漁業の実情を聴取いたしました。
それから、市乳という言葉は、この法文には出て参りませんが、原料の生乳が処理されまして、殺菌をして、食品衛生法の適用を受けて、農家をすでに一応原則として離れまして、共同施設として処理場を持っておれば別ですが、処理販売業の手に渡ってから生産されて売られるものを一応市乳といっておる。
それを考えますと、合理的な飲用牛乳の処理販売、乳製品の製造販売、それから、消費者の値段と生産者が取得する所得とを考えまして、適当な場合はどっちかを、その地域指定のために消費者の値段が上りまして牛乳生産者の手取りが減るということがないように、自然経済条件の範囲を指定したらいいのじゃないかと考えておりますが、現在は、集約酪農地域で、集荷場までは生産者から一時間と私は記憶しておりますが、そこへ集めまして、
鈴木善幸君紹介)(第六二五 号) 二五五 漁業信用基金協会の運営改善に関する 請願(鈴木善幸君紹介)(第六二三号) 二五六 漁具保険における分損の取扱に関する 請願(鈴木善幸君紹介)(第六二九号) 二五七 漁船損害補償法の一部改正に関する請 願(鈴木善幸君紹介)(第六三〇号) 二五八 魚価安定のための基本対策確立に関す る請願(鈴木善幸君紹介)(第六二四号) 二五九 夏まぐろの処理販売改善
わく拡大に関する請願(鈴木善幸君紹介)(第 六二二号) 漁業信用基金協会の運営改善に関する請願(鈴 木善幸君紹介)(第六二三号) 魚価安定のための基本対策確立に関する請願( 鈴木善幸君紹介)(第六二四号) 暴風浪による水産関係被害救済措置に関する請 願(鈴木善幸君紹介)(第六二五号) 北洋さけ、ます流網漁業への転換促進に関する 請願(鈴木善幸君紹介)(第六二六号) 夏まぐろの処理販売改善
また、強固なる酪農協同組合を作り、生乳を一切処理販売いたしまするとともに、高温殺菌を許し、学校給食に牛乳を使用せしむる等のことが必要であります。しかすれば、現在の三倍の乳牛を飼養いたしましても、なお不足するくらいであります。農相は畜産の専門家でありますかるら、酪農振興に関する明快な御意見を承わりたいのであります。
御承知の通り、既存の業者のかたが生産、処理、販売という機構から行きますというと、もとの原乳の価格の三倍にならなければ、消費者の口に入らない。これを如何にして安くしようかということにあるのであります。
○参考人(水登外喜男君) 先ほど小林部長さんがおつしやつたように、東京の全牧場が銘々高温をやつたらこれは衛生上取締りができぬとおつしやつていますから、私たちこの酪農団体として申上げておる高温ということは、農業協同組合又はこれに準ずる牛乳生産者団体として自己の組合員の生産する牛乳を共同処理販売する場合ということにおいてのみ高温を許可して頂きたいということを申上げておるのでございます。
牛乳の生産から処理、販売、消費に至るまでの経済面の手続問題を、一応農林省の所管と心得ております。従いましてそのうちの農業協同組合によります共同処理施設としての市乳処理施設に対して、農林漁業資金から融資を現にやつているわけであります。
徒らに営利資本本位のことばかり考えて、そうしてそういうようなものに対して折角でき上つて来て、而も雪印といい、クロバーといい、実は販売、宣伝その他の面について、もう農民として随分高い程度の乳製品の処理、販売までやつておるのでありますが、そういうものに対してどういうような育成をされるつもりかという点をお伺いしてみたいと思います。
その意味で、先ず価格合理化の主眼は、何と申しましても、処理、販売過程の中間過程の合理化に置かなくちやいかんと同時に、又増産することによつて、又集約的酪農地域というような中間過程の合理化の可能になるような措置を、今まで私どもが十分いたしておらなかつたところにも原因があると思います。