1999-06-01 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第14号
四番目は、放射性廃棄物処分対策の一層の推進をお願いしたいと思います。 使用済み核燃料の中間貯蔵問題は、目先の発電所運転確保の側面からのみではなく、核燃料サイクル、再処理の観点、そして核燃料サイクル政策推進と不即不離の関係にある放射性廃棄物処理問題と一体として検討をしていただきたいと思います。 そこで、参考までに東海村の放射性廃棄物の現状について紹介しておきます。
四番目は、放射性廃棄物処分対策の一層の推進をお願いしたいと思います。 使用済み核燃料の中間貯蔵問題は、目先の発電所運転確保の側面からのみではなく、核燃料サイクル、再処理の観点、そして核燃料サイクル政策推進と不即不離の関係にある放射性廃棄物処理問題と一体として検討をしていただきたいと思います。 そこで、参考までに東海村の放射性廃棄物の現状について紹介しておきます。
今後とも国民の皆様方の幅広い理解、これが必要とされることであろうと思うわけでございますが、それを得ながら、高レベル放射性廃棄物の処分対策が円滑に進められるように関係機関一体となって取り組んでまいりたい、かように考えてございます。
バックエンド対策についてお尋ねですが、放射性廃棄物の処理処分対策は原子力の開発利用を進めていく上で重要な問題であると認識しており、今後とも廃棄物の性状に応じた適切な対策の実施等に精力的に取り組んでまいります。また、核種分離・消滅処理技術につきましては、いまだ基礎的な段階にあるものの、研究開発を着実に進めてまいります。
一、高レベル放射性廃棄物処分対策を含め、核燃料サイクル政策の一層の明確化を図ること。 一、使用済燃料の中間貯蔵施設に関し、十分な安全の確保が図られるよう万全を期すこと。 一、使用済燃料の貯蔵状況にかんがみ、中間貯蔵施設の円滑な立地に向け、地元住民や自治体の意向を踏まえつつ、適切な措置を講ずること。
その処分対策につきましては、原子力委員会で示されました方針に基づいて、現在処分の具体化に向けた取り組みが進められているところでございます。 具体的には、二〇〇〇年目途の実施主体の設立等処分事業の具体化に関しては総合エネルギー調査会原子力部会において、また安全規制につきましては原子力安全委員会において、それぞれ調査審議が進められております。
なお、放射性廃棄物の処分対策についても、着実にこれを推進してまいります。 中間貯蔵施設の具体的な立地と合意形成のお尋ねであります。 現時点におきましては、具体的な立地地点につきまして定まっておりませんが、早急に実現すべく最大限の努力を払うべきであると認識をいたしております。
だが、このたび中央環境審議会が環境庁長官に出した答申の基本方針の中では反対意見を考慮したのか、「原子力基本法等に基づき、放射性廃棄物の処理処分対策等を充実させつつ、」、まだあるんですけれども、「安全性の確保を前提として、」、まだあるんですね、「国民的議論を行い、」、終わったかと思ったら、さらに「国民の理解を得つつ」、これだけうんと回りくどく言って、最後は「進める」と、こうあるわけですね。
その処分対策につきましては、昨年五月に取りまとめられました原子力委員会の高レベル放射性廃棄物処分懇談会報告書及び昨年六月の高レベル放射性廃棄物処分の推進に関する原子力委員会決定を受けまして、現在、処分の具体化に向けた取り組みが進められているところでございます。
○青江政府委員 高レベル放射性廃棄物の処分対策ということにつきましては、先生今御指摘のとおり、本年五月のいわゆる処分懇の取りまとめ、それから六月のそれを受けての原子力委員会の決定というものを受けて、その具体的な各般におきましての取り組みが進められつつあるという状況にございます。
○加藤(康)政府委員 国が責任を持って行うというのは、多分高レベルの廃棄物の処分対策であろうかと考えております。使用済み燃料の再処理につきましては、当然電気事業者が自分たちの責任で再処理したり処分をするわけでございますが、国民に対して最終的に高レベルの問題をどうするか、これはやはり国が責任を持っていかなければいけないと思います。
例えば、近々まとまります高レベルの処分対策の報告書につきましても、昨年の七月に報告書をまとめまして以来、国民の方々の意見の募集を始めまして、全国の五カ所で意見を聞く会も開いた。そういうことでこれは特に長いわけでございますが、半年以上にわたりましてそういうような意見募集を行ってきたところでございます。
あるいは深地層の研究施設を活用していろいろの研究開発を進めていくわけでございますが、また同時に、放射性廃棄物処分懇談会という社会的制度面の検討をしている原子力委員会の会合がございますが、そこにおきましても、処分対策を進めるために深地層の試験、これはもう早急に始めないといけない、そういうようなことが検討されているわけでございまして、そういうことを反映いたしまして、状況が変わっているということを申し上げている
したがいまして、高レベル廃棄物の処分対策が立てられましたらば、TRU廃棄物はその一部のやり方で可能なはずでございますので、そういう意味で我々は高レベル廃棄物対策を最重視して進めているわけでございます。いずれにせよ、そういう半減期の長いものは共通の課題でございますから、それぞれに対応した処分の仕方を考えていきたいと考えているところでございます。
これにつきましては、貯蔵工学センター計画は取りやめたわけでございますが、やはり先ほど申しました処分対策を進める上でも深地層試験を早急に開始したいということでございまして、深地層試験を初めとします。そういう研究施設の重要性につきまして広報させていただく、そういうために使わせていただきたいと思っております。
核軍縮との関係で核物質の貯蔵とか安全管理あるいは処理、処分対策は高度な技術と資金を要するものでありますので、このロシアとの関係でどういう認識をされているのかお伺いいたします。 ちなみに、九六年にモスクワで原子力安全サミットが行われてプルトニウムの処分に関する協力が合意された、しかし実態的には余り進展していないと理解しております。
それと同時に、昨年の二月、核燃料サイクルの進め方につきましては閣議了解をしているわけで りますけれども、その閣議了解に沿いまして、まず当面の重要課題である青森県の六ケ所村における再処理事業、それから使用済み燃料の貯蔵管理、それからいわゆるプルサーマル計画を進めていく、それから高レベル放射性廃棄物の処分対策を進めていく。
○小渕国務大臣 高レベルの放射性廃棄物の処分対策は、原子力の開発利用を進めていく上で早急に対応すべき重大な課題であることは、私も承知をいたしております。 今後、政府と一体となりまして、研究開発を加速するとともに、二〇〇〇年を目途に処分事業の実施主体を設立する等、処分事業の具体化に向けて強力に取り組んでまいりたいと思っております。
それから、環境基本法の制定を受けまして、平成六年十二月に閣議決定をいたしました環境基本計画におきましても、原子力基本法などに基づき、放射性廃棄物の処理処分対策などを充実させつつ、安全性の確保を前提として原子力の開発利用を進める、こういうふうに定められているところでございます。
プルトニウムの軽水炉利用、高レベル放射性廃棄物処分対策を初めとするバックエンド対策などの核燃料サイクルについては、先般の原子力委員会決定を踏まえ、政府としても閣議了解により、当面の具体的な施策を展開していくための基本的考え方を取りまとめたところであります。
プルトニウムの軽水炉利用、高レベル放射性廃棄物処分対策を初めとするバックエンド対策などの核燃料サイクルについては、先般の原子力委員会決定を踏まえ、政府としても閣議了解により、当面の具体的な施策を展開していくための基本的考え方を取りまとめたところであります。
また、原子力による便益を享受していくに当たり、避けて通ることのできない高レベル放射性廃棄物処分対策を初めとするバックエンド対策等に積極的に取り組んでまいります。 さらに、原子力の開発利用を進めるに当たっては、安全の確保が大前提であり、厳格な安全規制を実施するとともに、安全性向上のための努力を払ってまいります。
また、核燃料リサイクルの着実な展開とバックエンド対策の充実強化を図るため、高レベル放射性廃棄物等の処理処分対策、使用済み燃料の再処理等についての研究開発等を行うとともに、民間における核燃料サイクル施設建設計画の円滑な事業化等を促進するため、千三百九十億七千七百万円を計上いたしました。
「また、原子力による便益を享受していくに当たり、避けて通ることのできない高レベル放射性廃棄物処分対策を初めとするバックエンド対策等に積極的に取り組んでまいります。」こういうふうに所信を述べられております。 この原子力が社会で受け入れられるためには、このバックエンド対策をきちんとしなきゃいけない、これはもう言い古されたことでございます。