1979-12-10 第90回国会 参議院 内閣委員会 第2号
また、なぜそれではこのリムパックに行くのか、アメリカとだけやっておればいいではないかという御質問かと存じますけれども、これも申し上げておりますように、従来は五十一年以来護衛艦二隻の航空機八機をハワイに派遣をいたしまして毎年訓練をやっておるわけでございますけれども、どうしても個艦レベルの基礎訓練、応用訓練にとまってしまうわけでございます。
また、なぜそれではこのリムパックに行くのか、アメリカとだけやっておればいいではないかという御質問かと存じますけれども、これも申し上げておりますように、従来は五十一年以来護衛艦二隻の航空機八機をハワイに派遣をいたしまして毎年訓練をやっておるわけでございますけれども、どうしても個艦レベルの基礎訓練、応用訓練にとまってしまうわけでございます。
○政府委員(原徹君) やはりそういう趣旨で、第三艦隊が、任務部隊、第一線部隊に行きます艦艇について、いわゆる個艦訓練、それから応用訓練、それから最終的に総合訓練をやって、そしてそれで評価がいいということになって初めていわゆる第一線部隊に行く、そういう訓練に参加するわけでございます。
すなわちアメリカの海軍の訓練には三段階ございまして、個艦訓練、応用訓練、総合訓練とあるようでございますが、応用訓練まで終えた艦艇を第一線に配備する前にこの総合訓練でその能力評定を行い、戦術技量の向上を行う訓練である。それは二年に一度程度行われておる訓練であって、外国艦艇の参加を認めておる、機会を与えておる訓練である、こういう説明がございました。
総合訓練とは、従来二隻の護衛艦が参りましても、個艦訓練、せいぜいアメリカ側からは、たとえばターゲットとして航空機が一機出てくるとか、あるいは潜水艦が一隻出てくるというようなことで、同時に対空、対水上、対潜という立体的な総合訓練を、艦隊エクササイズ、フリートエクササイズという形でやるのは今回が初めてでございまして、これから得られる戦術技量の向上が今回のメリットでございます。
リムパックというのは、昭和四十六年以来アメリカ海軍が行っております総合演習でございまして、過去六回実施されておりまして、おおむね二年に一度の頻度で行っておるところでございますが、その性格はアメリカ海軍における教育訓練のやり方といたしまして、個艦訓練、応用訓練、総合訓練の三種類がございます。この総合訓練に当たるものでございます。
特に、ハワイ派遣訓練につきましては、昭和五十一年から今日まで予算をお認めいただきまして、毎年護衛艦二隻と対潜哨戒機八機のハワイ派遣を行って訓練を行ってまいりましたが、従来の訓練では個艦の訓練に終わり、総合的な訓練が実施できないところから、わが方といたしましてはもう少し程度の高い訓練をやらしていただけないだろうかという希望を抱いておりました。
自衛艦隊司令部は司令部でございますが、護衛艦隊の編成は、先ほど申し上げました三つの隊群のほかに、個艦として「てるづき」を編成に加えます。それから航空集団と申しますのは、現在鹿屋、八戸、館山等にございます航空機の部隊を再編成いたしまして、航空集団の司令部としましては、鹿屋に航空集団司令部を置きます。