1969-04-02 第61回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
○兒玉委員 少なくとも農用地のこれからの策定というものは、国内のいわゆる国民食糧の基本的な供給地帯となるわけでございますが、そのいわゆる振興地域についてどういうふうな色合いによって、たとえばオレンジベルトとか、あるいは米作地帯とか、または畜産地帯とか、そういうふうな長期の具体的計というものは、どういうふうな作業で達成しようとするのか、明らかにしていただきたい。
○兒玉委員 少なくとも農用地のこれからの策定というものは、国内のいわゆる国民食糧の基本的な供給地帯となるわけでございますが、そのいわゆる振興地域についてどういうふうな色合いによって、たとえばオレンジベルトとか、あるいは米作地帯とか、または畜産地帯とか、そういうふうな長期の具体的計というものは、どういうふうな作業で達成しようとするのか、明らかにしていただきたい。
したがって、農政の主要な対象は今後振興地域に置かれるわけで、この地域が将来の国民食糧の基幹的な供給地帯としての期待をになうことになるのです。
○兒玉分科員 もう一つ国鉄に関する問題として、これは多少地域的な問題によりますけれども、昨年国会におきまして、南九州地域の畑作を中心とする改善の法案が出されまして、特に南九州に対しては、今後北九州なり京阪神等に対する生鮮食料品の供給地帯として国が積極的な投資をすることになりましたが、加えまして今回また南九州地域における総合的な、特にこの生鮮食料品の供給地としての開発計画調査要求というものがなされております
これは私が申し上げても、農林省の全体の考え方でも何でもないのですから、それはちょっとお聞き流し願いたいと思いますけれども、たとえば、米作地帯なら米作地帯というものも、主産地主義で指定地区にしなければならぬだろうし、ミカンならミカンをやる場合には、これも指定地区というものをつくらなければならぬだろうし、いま御指摘の酪農なら酪農という点についても、この地区をこういうふうな指定をする、都市近郊の野菜供給地帯
特に農業開発ということになると、東北地帯は将来農産物の供給地帯——ゾーンになるようですが、やはり東北地帯でもこういうものを同じような方式でやるべきだと思うのですね。ぼくはしろうとでよくわからぬけれども、ちょっと説明を聞くと、非常に何といいますか、差別があると思うのですね。
特にひとり東京のみならず中小都市周辺の農村というものは、御指摘ございますように青果供給地帯として、農地としても相当高度に利用されるというような、いわゆる何といいますか、特別な角度から見たその振興策をはかって、農業経営上におきましても、都市周辺の今後の農業というものの運び方というものは、農林省でも非常に苦労しておると思うんですけれども、とにかく今日物価問題等がやかましく言われる中で、やっぱり一番物価の
こういうところを開発して新しい市街地を造成する、そうして最も優良な、最も生産性の高い、最も専業農家が多い、もっと言うならば、都市の生活に欠くことのできない近郊蔬菜、果樹、こういう供給地帯というものをそこに残しておくという考え方に立たなければ、これはできないのではないか。都市サイドからということは、私はそう思っているのです。
そこで、今日の農政のあるべき姿として、北海道の農業が、東北の農業とともに将来のわが国の主要な農業地帯として、また国民食糧の供給地帯として確固たる位置づけを行ない、これが育成強化をはかる必要を痛感するとともに、国の農業政策をこれらの地域に対し積極果敢に断行し、思い切った社会資本の投下を行なうべきであると思うのであります。
○政府委員(有馬元治君) 建設労働の特色といたしましては、御承知のように、就労の経路が普通の産業の場合と違いまして、供給地帯から相当大量に手配師その他のあっぜん者を通じて就労している。ここにひとつ大きな問題があるわけでございますが、私どもは、就労の経路を明朗化し、正常化していこうという努力を昨年から一段と積極的にやっているわけでございます。
したがって、原料乳地域においても、金額は市乳供給地帯から見ると低いが、一升について二円とか三円のその分の配分があったわけですからして、これはあくまでも別個のものなんですよ。
しかし、実情は、市乳が値上がりしたのだから、それを配分する場合の方法としては、やはり市乳供給地帯のなま乳に対してウエートを持たして、しかし混合乳価方式だから、原料乳地帯についてもできるだけ配分額を確保するように考慮したということを言われておるわけです。それに変わりないのでしょう。
世界の大都市を見れば明らかなとおりに、一面、副都市を建設して都市の過大化を防ぐと同時に、他面においては、都市をめぐって生鮮食料品の供給地帯を設定し、計画栽培と価格安定を都市と農村相互で契約し、必要なる運搬、冷蔵、加工の施設を設けて、合理的な市場組織を持っているのが世界の常識であります。ひとり東京のみにこうした機構、組織ができないのは、自民党政策の怠慢であると私は指摘せざるを得ない。
○説明員(八塚陽介君) 先ほどは、実は北陸地方を、東京あるいは大阪方面の米の供給地帯としての問題を若干御説明申し上げたわけでございます。今御指摘になりました食糧管理制度で扱っております米が、現地の北陸地方においてどういう状況になっておるかということにつきまして、先ほど実は申し上げなかった次第でございます。
○説明員(昌谷孝君) 酪農振興法によります生乳の取引関係の条項は、集約酪長地域として指定される場所だけでなく、それ以外の飲用牛乳の供給地帯或いは小さな乳製品供給地帯にも全国的に即時適用いたすわけでございます。
指定解除でございますが、一旦指定いたしました地域は、それを大体五年くらいの間に一つの第一次目標を達成するようなことを私どもは考えているわけでございますが、つまり市乳供給地帯としての集約酪農地域では五カ年後ぐらいの間に六十石分ぐらいの牛乳が生産される。それが最も近代的な集乳送乳施設によりまして大都市に送り込まれる。そういつた状態を一応の第一次目標といたしております。
集約酪農地域は市乳供給地帯として指定されるかどうか。指定されるとすれば、消費地との牛乳輸送距離はトラツクで何時間ぐらいまでが認められる予定であるか、まずその点からお伺いいたします。
○吉川(久)委員 集約酪農地帯にジヤージー種をもつて当てておられますが、ジヤージー種は市乳供給地帯に適するかどうか。また八ケ岳山麓の地帯では、多くの生産者は京浜方面への市乳供給地となることを熱望いたしております。このような場合には、今後どのような措置をおとりになりますか。
この有畜農家基準と、その次の十二頁にございまする家畜の導入標準というのを考えているのでありまするが、これは乳牛、役肉用牛、馬等に関しまして、それぞれ、例えば乳牛について申上げますると、乳製品原料乳供給地帯、或いは市乳用原料乳供給地帯というふうに分けまして、それぞれ主として飼料の自給度、或いは製品の販売度というようなものを勘案して一つの基準を考えておるのであります。